DISH//の北村匠海、矢部昌暉、橘 柊生、泉 大智が、10月に富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催した「SUMMER AMUSEMENT '21 -森羅万象-」に来場したファンの感想にリアクションをした。
4人が登場したのは、J-WAVEで11月17日(水)に放送された『THE KINGS PLACE』のワンコーナー「KINGS MEETING~BACK TO LIVE HOUSE~」。注目のアーティストが曜日ごとにナビゲーターを務める番組で、11月の水曜ナビゲーターはDISH//が担当。放送日と同じ17日に、新曲『沈丁花』をリリースした。
北村:ファンの声を訊いてホクホクしたいと思います。まずはライブの印象的だったシーンを訊きました。
1人目のスラッシャーは「『宇宙船』『缶ビール』と『Shape of Love』の3曲が続けて演奏されたところがすごく好き」とコメント。
「『缶ビール』はずっと聴きたかった曲で、缶ビール開けて、匠海くんがまだ飲み終わってないときに演奏が始まって歌い始めて、ずっとこの音に浸っていました。本人たちを観たいのに、本当に音がよすぎて目をつぶりたくなるくらい声に浸ってました。ちょっと切なくなったなと思ったら、最後に『Shape of Love』が始まって、エモさが全開で(笑)。すごく聴こえてくる音がイヤホンで聴いている音とはやっぱり違って、立ち尽くして泣きました」
北村:僕も『宇宙船』『缶ビール』『Shape of Love』の流れメチャクチャ好きだったな。いろいろなアーティストさんのライブを観に行くときに俺もついやっちゃうのが、その人がどんなに観たかった人でも目をつぶって聴いちゃうんだよ。映像があるんだったら後日映像でなにがあったか観られるわけだから。「その場で感じられるあの大音量はやっぱりこの場でしか感じられねえな、この気持ちよさ」と思って。スピーカーの前とかにいる人は、特に目をつぶって全身でビートを浴びるという感覚は、今度ぜひやってみてほしいよね。
「もともと『Newフェイス』がすごく好きで、ライブで聴いたらすごく楽しいだろうなと思っている曲だったんです。それが聴けたのもすごくうれしかったんですけど、『rock'n'roller』から始まって、いつの間にか『Newフェイス』になっていて、いつの間にか『rock'n'roller』になっていて……と、交互にくる感じがワープ感みたいで。並行世界を同時に走っているみたいな、瞬間的に自分が移動しているみたいな感じがあったし、ライブでしか聴けない演出だったというのがすごく大きいなと思って印象に残ってます」
マッシュアップについて、北村はスタッフから「わけのわからないハードコアを観ているみたいだった」と言われたことを明かし、メンバーも「自分が楽しめ! みたいな感じムチャクチャにやっていた」と演奏を振り返りながらも「意外とちゃんと伝わっていたんだな」と、ファンに想いが届いたことを喜んだ。
北村:俺は目の前真っ白だった。あと2、3歩いったら糸切れる、ギリギリの世界で歌っていたね。
「大勢の人と同じ空間で直接音楽が届いてくるというのがすごく特別。ほかの人の感情とかも連鎖してくる感じがあるし、たとえば自分が泣いていて隣の人を見たら隣の人も同じ曲で泣いていたりとかして、改めて『この曲本当にいい曲だな』とか。特にコニファーだと『モノクロ』と『僕らが強く。』のときにそういう風に思ったんですけど、“ライブ”という思い出がその楽曲に紐づくので、そのあとずっと普通に音源で同じ楽曲を聴いていても、そのライブの空間の楽しさを思い出したりとか、そのときの感情を思い出したりとか。1回ライブに行くだけでその楽曲についての魅力や思い出が何倍にも膨らむので、ライブに行けば行くほど1人で曲を聴いていても楽しい、幸せな気持ちになるなと思います」
「すごくいろいろな想いが詰まった2時間半だったと思うんです。DISH//はDISH//、スラッシャーはスラッシャーじゃなくて、本当に会場がみんなひとつになって2時間半という時間を一緒にすごせたというのが、コロナでずっと暗いなかにあったと思うんですけど明るい兆しが見えるような2時間半だったな、と思うような1日でした。この会場に着く前もあとも、ずっと同じ時間を共有しているんだなとすごく感じられるようなコニファーだったんです。すごく楽しかったし、その思い出を糧に頑張ろうと思えるようなライブでした、ありがとうございました」
スラッシャーのライブの感想を聞き終わると、スタジオは「この2人に正式なライブレポを書いてもらいたい!」「ステキな感想!」「トークがうまいね」と大盛り上がり。
北村:最初の視聴者の方の「感情が連鎖していく感じ」とかさ、それって歌っているこっちも連鎖していくものはわかりました。こういう風に感じてくれる人もいれば「メチャクチャ楽しかった!」の一言で終わる人がいてもいい思う。いろいろな人がいるからこそ、ライブという感じがあっていいなと。そんななかでもこの2人だけでも言っていることが全然違ったりして面白かったなと思います。ありがとうございます。
DISH//の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
新時代音楽王たちの集い『THE KINGS PLACE』の放送は、毎週月曜から木曜の25時から。
4人が登場したのは、J-WAVEで11月17日(水)に放送された『THE KINGS PLACE』のワンコーナー「KINGS MEETING~BACK TO LIVE HOUSE~」。注目のアーティストが曜日ごとにナビゲーターを務める番組で、11月の水曜ナビゲーターはDISH//が担当。放送日と同じ17日に、新曲『沈丁花』をリリースした。
思わず目をつぶって音に浸る
今週のテーマは「スラッシャー(DISH//ファンの呼称)の声を聞いてみよう」。10月に富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催した「SUMMER AMUSEMENT '21 -森羅万象-」に参加したスラッシャーに電話インタビューを行い、その音声を4人が聞いた。北村:ファンの声を訊いてホクホクしたいと思います。まずはライブの印象的だったシーンを訊きました。
1人目のスラッシャーは「『宇宙船』『缶ビール』と『Shape of Love』の3曲が続けて演奏されたところがすごく好き」とコメント。
「『缶ビール』はずっと聴きたかった曲で、缶ビール開けて、匠海くんがまだ飲み終わってないときに演奏が始まって歌い始めて、ずっとこの音に浸っていました。本人たちを観たいのに、本当に音がよすぎて目をつぶりたくなるくらい声に浸ってました。ちょっと切なくなったなと思ったら、最後に『Shape of Love』が始まって、エモさが全開で(笑)。すごく聴こえてくる音がイヤホンで聴いている音とはやっぱり違って、立ち尽くして泣きました」
北村:僕も『宇宙船』『缶ビール』『Shape of Love』の流れメチャクチャ好きだったな。いろいろなアーティストさんのライブを観に行くときに俺もついやっちゃうのが、その人がどんなに観たかった人でも目をつぶって聴いちゃうんだよ。映像があるんだったら後日映像でなにがあったか観られるわけだから。「その場で感じられるあの大音量はやっぱりこの場でしか感じられねえな、この気持ちよさ」と思って。スピーカーの前とかにいる人は、特に目をつぶって全身でビートを浴びるという感覚は、今度ぜひやってみてほしいよね。
ライブでしか聴けない演出
2人目のスラッシャーは「今回のライブで一番印象に残っているのが、センターステージでやっていた『rock'n'roller』と『Newフェイス』のマッシュアップだったんです」と振り返る。「もともと『Newフェイス』がすごく好きで、ライブで聴いたらすごく楽しいだろうなと思っている曲だったんです。それが聴けたのもすごくうれしかったんですけど、『rock'n'roller』から始まって、いつの間にか『Newフェイス』になっていて、いつの間にか『rock'n'roller』になっていて……と、交互にくる感じがワープ感みたいで。並行世界を同時に走っているみたいな、瞬間的に自分が移動しているみたいな感じがあったし、ライブでしか聴けない演出だったというのがすごく大きいなと思って印象に残ってます」
マッシュアップについて、北村はスタッフから「わけのわからないハードコアを観ているみたいだった」と言われたことを明かし、メンバーも「自分が楽しめ! みたいな感じムチャクチャにやっていた」と演奏を振り返りながらも「意外とちゃんと伝わっていたんだな」と、ファンに想いが届いたことを喜んだ。
北村:俺は目の前真っ白だった。あと2、3歩いったら糸切れる、ギリギリの世界で歌っていたね。
感情が連鎖する、ひとつになれたライブ
続いては「DISH//のライブはどういうものなのか?」という質問をスラッシャー2人に投げかけた。「大勢の人と同じ空間で直接音楽が届いてくるというのがすごく特別。ほかの人の感情とかも連鎖してくる感じがあるし、たとえば自分が泣いていて隣の人を見たら隣の人も同じ曲で泣いていたりとかして、改めて『この曲本当にいい曲だな』とか。特にコニファーだと『モノクロ』と『僕らが強く。』のときにそういう風に思ったんですけど、“ライブ”という思い出がその楽曲に紐づくので、そのあとずっと普通に音源で同じ楽曲を聴いていても、そのライブの空間の楽しさを思い出したりとか、そのときの感情を思い出したりとか。1回ライブに行くだけでその楽曲についての魅力や思い出が何倍にも膨らむので、ライブに行けば行くほど1人で曲を聴いていても楽しい、幸せな気持ちになるなと思います」
「すごくいろいろな想いが詰まった2時間半だったと思うんです。DISH//はDISH//、スラッシャーはスラッシャーじゃなくて、本当に会場がみんなひとつになって2時間半という時間を一緒にすごせたというのが、コロナでずっと暗いなかにあったと思うんですけど明るい兆しが見えるような2時間半だったな、と思うような1日でした。この会場に着く前もあとも、ずっと同じ時間を共有しているんだなとすごく感じられるようなコニファーだったんです。すごく楽しかったし、その思い出を糧に頑張ろうと思えるようなライブでした、ありがとうございました」
スラッシャーのライブの感想を聞き終わると、スタジオは「この2人に正式なライブレポを書いてもらいたい!」「ステキな感想!」「トークがうまいね」と大盛り上がり。
北村:最初の視聴者の方の「感情が連鎖していく感じ」とかさ、それって歌っているこっちも連鎖していくものはわかりました。こういう風に感じてくれる人もいれば「メチャクチャ楽しかった!」の一言で終わる人がいてもいい思う。いろいろな人がいるからこそ、ライブという感じがあっていいなと。そんななかでもこの2人だけでも言っていることが全然違ったりして面白かったなと思います。ありがとうございます。
DISH//の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
新時代音楽王たちの集い『THE KINGS PLACE』の放送は、毎週月曜から木曜の25時から。
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2021年11月23日28時59分まで
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番組情報
- THE KINGS PLACE
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月・火・水・木曜25:00-26:00
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