音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
「音楽好きの人って、カレーとサウナ好きが多くない?」 理由を探ってみた

「音楽好きの人って、カレーとサウナ好きが多くない?」 理由を探ってみた

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「音楽を愛する全ての人と作り上げる「(超)進化型音楽番組」だ。毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。

2020年11月16日(月)のオンエアは、「カレー! サウナ! 音楽!」をテーマにお届けした。ゲストは、DISH//の橘柊生とフィロソフィーのダンスの奥津マリリ。

DISH//はメンバーでサウナに行くことも

「カレー! サウナ! 音楽!」というテーマは、「音楽好きの人って、なぜか『カレー好き』『サウナ好き』が多くね!?」という素朴な疑問から生まれたもの。因果関係はあるのかを紐解いていく。

ゲストに登場した橘柊生が所属するDISH//は、『SAUNA SONG』を発表している。



あっこゴリラ:今日のテーマにぴったりの曲だよね。これって、どんな流れでできた曲なの?
:Lucky Kilimanjaroの熊木(幸丸)さんとうちのボーカルが「なんか最近言いたいことない?」みたいな話をしたときに、最近SNSとかで辛辣なコメントとか多くて「もう、そんなやつはみんなサウナ行ってととのっちゃえばいいんだよ! 」ってところからこの曲ができました。
奥津:すごーい! 曲中で「今すぐサウナ行こう」って言ってましたね。
あっこゴリラ:最後のオチがそれだったもんね。
:メンバーで打ち上げ行ったあとにサウナに行ったりするんで、いい感じにこの曲が僕らのタイミングに合ったんですよね。
あっこゴリラ:なるほどね~。普通にCMソングかなって思っちゃうね(笑)。

「サウナ好き」「音楽好き」因果関係はある?

ここからは「サウナ」と「音楽」の因果関係について脳科学的観点から紐解くべく、日本サウナ学会代表理事であり、医師でもある加藤容崇さんに話を伺った。

あっこゴリラ:加藤先生は今、どういう活動をされているんですか?
加藤:僕は癌の専門家なんですが、やっぱり予防がみんなにとって一番良いですよね。そこで、病気の予防としてサウナの研究を始めたんです。伝統的な健康習慣にヒントがあるんじゃないかと考え、その一つであるサウナを予防医療に使えるんじゃないかと思い研究しています。
あっこゴリラ:えっ! サウナって予防医療なんですか?
加藤:はい。予防に繋がるんじゃないかと思っていろいろ研究しています。
あっこゴリラ:“サウナで健康に”などよく聞きますが、脳科学的にはどんな効果があるんですか?
加藤:「ととのう」という言葉の解説と共通するのですが、僕は30人のサウナーに協力をしてもらって、サウナ前と後の脳をスキャンするという脳科学的な研究を行いました。そこで、脳科学的にどんな効果があったかというと、まずはリラックスするときに出る脳波が活性化していて、深くリラックスしている状態でした。同時に、感覚と認識が冴えている頭がすっきりした状態だったんです。
奥津:最強過ぎる!
加藤:結果「マジでととのってた」ってことです。実際にデータを見ると、「ととのうってこういうことなんだな」と納得できる結果でした。
あっこゴリラ:なるほど~。じゃあ、これから友達にサウナを勧めるときにこうやって言えばいいですね。なぜ音楽好きには、サウナ好きが多いんだと思いますか?
加藤:頭の右脳って普段あまり使わないんですが、サウナのときは右しか使わないんです。どういうことかと言うと、普段の論理的思考から少し離れた発想が出てくるんですよね。なので、普段の認識から外れた認識が降ってくるというのが、発想的アイディアとかそういったものが降ってきやすいからなんじゃないかなって思います。

音楽、サウナ、カレーの共通点は「快楽」

愛知県の野外イベント「森、道、市場」では、サカナクションが主宰するプロジェクト「NF」とコラボしたサウナエリアが出現して話題になった。ブースを出展した「Sauna camp」代表、大西洋さんに、「音楽」「カレー」「サウナ」の関係について、考えを訊いてみた。

あっこゴリラ:大西さんが代表を務める「Sauna Camp」は、どういう活動をされているんですか?
大西:僕らは、テントサウナっていうアウトドアで楽しめるサウナ機能を使って活動している団体です。ものすごくシンプルに、僕らはサウナから川や湖に飛び込みたかったっていう、それがやりたくてこの活動を始めました。
あっこゴリラ:あはははは! 最高ですね。そのテントサウナを昨年「森、道、市場」で出したんですか?
大西:会場だったラグナシアのプールサイドに10台のテントサウナを並べて、3日間で大体700~800人くらいのお客さんに入っていただきました。
あっこゴリラ:フェスにサウナは絶対合うでしょ!
大西:ない方がおかしいでしょ!
スタジオ一同:あはははは!
あっこゴリラ:さらに、「Sauna Camp Festival」という主催イベントでは、スパイスカレー屋さんも出店したんですか?
大西:「Sauna Camp」で活動していると、勝手にカレー人脈が増えていくという不思議な現象が起きて。
あっこゴリラ:これってなんでだと思いますか?
大西:なんででしょうね(笑)。僕らもはっきりとはわからないですけど、きっと快楽主義者が多いのかな。
あっこゴリラ:聞くところによると、高円寺のスパイス料理屋「ネグラ」とコラボして、テントサウナの中でカレーに使われるスパイスで「ロウリュ」を提供したとか。
大西:はい。普通はアロマを使うところ、カルダモンやグローブなどを煮出して、水に香りを移してロウリュで使いました。
あっこゴリラ:おもしろ~い! では、最後に大西さんが思う「サウナ」「カレー」の魅力とは何ですか?
大西:カレーを一番うまく食べるんだったら、やっぱりサウナは欠かせないのかなって、僕は思っています。

「カレーには、低音域、中音域、高音域がある」説

ここからは、HIP HOP界屈指のカレー好き、Dos MonosのTaitanが登場。電話を繋いで話を伺った。

あっこゴリラ:Taitan、カレー好きだったんだね。
Taitan:僕、めちゃめちゃカレー作るし、食いにも行くし、好きですね。
あっこゴリラ:ハマるきっかけは何だったの?
Taitan:2、3年前に僕のカレーのマスターに出会って、その人に京橋にある「ダバ インディア」っていうけっこうヤバいカレー屋に連れて行ってもらって、それがきっかけで世界が変わってしまったんです。
あっこゴリラ:開発されちゃったんだね(笑)。では、Taitanが思うカレーの魅力って何ですか?
Taitan:難し過ぎます(笑)。カレーは概念というか、単純に普通に旨過ぎるし、自分が作るようになってから思うのは、カレーってどう作っても不味くなりようがないっていうのがいいんですよね。作った人それぞれの味が完成するので、そういうところが僕の音楽ジャーナルで言ったらHIP HOP的なのかなと。
あっこゴリラ:うんうん。自分でいろんな素材を入れて足していくっていうのもなんかHIP HOP的なのかもね。
Taitan:不正解がないっていう意味ではそういうことだと思います。
あっこゴリラ:音楽家ってカレー好きが多いと思うんですけど、どのへんに親和性があると思いますか?
Taitan:僕の大大大先輩の、カレー好きの宇多丸さんが「カレーには、低音域、中音域、高音域がある」っていう説を唱えてるんですよ。本当にその通りだなって思っていて。
あっこゴリラ:あはははは!
Taitan:そういうちょっとの違いで自分の好みにカスタマイズ出来るってところに、音楽家とカレーの親和性があるのかなって思います。
あっこゴリラ:その概念、初めて聞いたけど、すごく納得した。今日のテーマの答え出ちゃったな。

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