DISH//、自らの「成長」をかみしめる。野外ライブ開催で得たもの

DISH//の矢部昌暉（Cho/Gt.）、泉 大智（Dr.）が、10月に開催した野外ワンマンライブを振り返った。

ふたりがトークを展開したのは、J-WAVEで放送中の番組『THE KINGS PLACE』のワンコーナー「KINGS MEETING」。オンエアは11月10日（水）。11月の水曜ナビゲーターはDISH//が担当している。

DISH//はCDシングル『沈丁花』を11月17日（水）にリリースする。

目指してきたものをぶつけられた

DISH//は10月に山梨・富士急ハイランド・コニファーフォレストで野外ワンマンライブ「SUMMER AMUSEMENT '21 -森羅万象-」を開催した。

2019年に同会場でライブを行ったDISH//だったが、昨年の公演は新型コロナウイルスの影響で無観客の配信ライブに変更。今回のライブも当初8月の開催予定だったが一度延期、10月に実施した。

矢部：今年、2年ぶりにできました。
泉：コニファーのライブって年に1回の大きなライブだから準備期間がめちゃくちゃ長いんだけど、ライブは一瞬だった。今回は夏じゃなかったけど、夏の思い出みたいな印象が強くて、有観客で開催できたことが素晴らしいなって思う。
矢部：8月にやる予定だったセットリストのまま10月にやったよね。やっぱりそれを変える意味はないから。
泉：そうだよね。そのままのパッケージで。
矢部：ちょっと肌寒い時期だったけど僕たちの『イエ～ィ!!☆夏休み』とかやったりして、ちょっと夏を感じられる部分が（あってね）。今回は「森羅万象」っていうタイトルだったので、本当に森羅万象が感じられるような。
泉：セットもサイケな感じだったしね。
矢部：炎を出したりとか。コニファーフォレストはちょっと山あいのところで富士山も近くにあるからすごく自然も感じて、そういうのでも森羅万象を感じられたしね。

泉は今回のライブで「DISH//は一皮むけた」と表現する。

矢部：たしかに今までのライブの集大成ではないけど、ひとつ目指してきたものをコニファーでぶつけられて、そこから先は次のステージっていう感覚がメンバー4人ともあったしね。スタッフさんもそんな感じがして。終わったあとの反省会もそういう話になったし。
泉：着々とちゃんと俺らが成長をかみしめているのがいいよね。ライブやるごとに着々と、というか。

いつか声が出せるようになったらみんなでバカ騒ぎしたい

矢部は今回のライブが有観客でできて本当によかったと、喜びをかみしめる。

矢部：ライブって生でやりたいじゃん。お客さんに生で届けたいから。ライブって言ってるんだから生で届けないと絶対にいけないわけで。でもコロナ禍になって配信ライブとか何回かやったけど、お客さんがいるのといないとでは違うから。
泉：配信だと伝わっている感じがしないじゃん。（その場で）コメントが見れるわけでもないし。
矢部：リアル感がないからね。正直、みせる部分はちゃんと自分たちでしっかり100パーセントやりますけど、自分の心の中では8割くらいの感じがしてたから、本当に有観客ライブができて本当によかった。今はどんどん感染者数が減ってきているから、明るい未来がだんだん近づいてきているんじゃないかなって。
泉：早く声を出せるようになりたいよね。それでしかないというか。
矢部：声出したいよね。
泉：そういう曲も結構作ってきたじゃん。みんなで合唱できる曲みたいな。
矢部：特にコロナ禍になってからDISH//の楽曲ってそういうのが多いよね。今度リリースする『沈丁花』と、カップリングの曲にもあるよね。
泉：本当にみんなで合唱したいよね。

DISH//のライブでは北村匠海（Vo./Gt.）もお客さんから声を求めがちだから、とふたりは笑う。

矢部：今後もDISH//はどんどんライブをやっていきますから、ぜひたくさんの方に来ていただいて、声を出せないうちは心のなかで騒いで。でも気持ちはひとつに盛り上がって、いつか声が出せるようになったらみんなでバカ騒ぎしたいですね。
泉：したいね。そうなるように頑張りましょうよ。
矢部：みんなで一致団結して負けないように頑張っていきましょうか。

最後にみんなで合唱できる曲として、DISH//の『乾杯』をオンエアした。 DISH//はCDシングル『沈丁花』を11月17日（水）にリリースする。また、12月16日（木）～18日（土）には結成10周年記念ライブ「DISH// 10th Anniversary Live」をパシフィコ横浜・国立大ホールで開催。

DISH//の最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。

新時代音楽王たちの集い『THE KINGS PLACE』の放送は、毎週月曜から木曜の25時より。DISH//は水曜担当。