芸人・漫画家として活躍する矢部太郎が、テレビ番組の企画で訪れたモンゴルで、現地の方と共に生活したときに見た印象的な景色・体験を振り返った。
矢部が登場したのは、ゲストに様々な国での旅の思い出を聞く、J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。オンエアは10月2日(土)。
放送でのトークは、矢部が4カ国語を学んだという点からスタート。
矢部:昔、『電波少年』で僕が出させてもらってたのが、外国語を覚えて、その国の人を笑わせるっていうコーナーだったんです。
葉加瀬: 11カ月で4カ国語マスターという話なんですけど、これが、スワヒリ語とモンゴル語と韓国語とコイサンマン語という。
矢部:難しい言葉、(特に)コイサンマン語なんかはすごく難しい言葉だということで選ばれたみたいです。
葉加瀬:今も日常会話程度は喋れるんですか?
矢部:どうですかね……でも旅行したりしたときに(その言語で)会話してみたりはします。
葉加瀬:元々、東京学芸大学教育学部(出身)でしょう。昔から語学とか、海外に興味があったんですか。
矢部:これがお恥ずかしいんですけども、本当にたまたまこの学部に受かりまして。文系で受験してたんですけど、私立全部落っこっちゃって、国立も前期落っこっちゃって、後期で受けられそうなところを受けてみたら、受かったんです。だから、興味はそれまではなかったんですけど、そこ(入学後)から興味が出たっていう。
葉加瀬:なるほど、それをきっかけに外国のこと知ってみよう、語学やってみようという脳みそになっていった?
矢部:そうです。
葉加瀬:いろんなところに行かれてると思うんですけど、印象的な旅先としてモンゴルを挙げていただきました。これはどんな旅だったんですか。
矢部:これは『電波少年』でモンゴル語を勉強して、モンゴルの方を笑わせる企画で行ったという仕事での旅なんですけど、(企画中は)モンゴルの家族の方と実際に一緒に住んでたんです。最初は東京で一緒に住んでたんですけど、その後モンゴルのその方の家に泊まらせてもらって。全然違う生活をされてるんだなとすごく印象的で。(モンゴルでは)ゲル(移動式住居)に住んでたんです。
葉加瀬:(現地には)何日間ぐらい?
矢部:2週間ぐらいです。
葉加瀬:すごい! 僕、今から20数年前(ゲルに)二泊だけしたんです。もう一度今まで行ったところで行きたいっていったら、あのゲルに行きたいです。おっしゃる通りで東京の生活と全く違うじゃないですか。もちろんウランバートルの市内に住んでるともうちょっと都会的な生活があるだろうけれど、いわゆる遊牧民として暮らしてらっしゃる。
矢部:ゲル自体が組み立て式というか、移動できるんですよね。だから本当に最小限の持ち物で暮らしてるというその身軽さに、すごく「ああ、こうやって生きてもいけるんだな」と感じました。
葉加瀬:僕が泊まったところは、隣は50km先だって言ってました。隣の家は東京でいうと横浜より遠いのか!っていう話じゃないですか。あの日見た夜の星はもう忘れられないんです。
矢部:本当に何もないから、星の明かりで……。
葉加瀬:もう明るいんだよね。
矢部:天の川も見えましたし。
葉加瀬:(星が多くて)流れ星で興奮しているのは初めの3、4回で、騒いでいるのはものの10分でしたよね。
矢部:とめどないですよね! こんなに流れ星あるんだっていう。人工衛星も見えますよね。「あー動いてる動いてる」っていう。
葉加瀬:全然飽きないです。僕もずっと草原に寝転がって空を見てました。
矢部:モンゴルの人たちがお手洗いでゲルから出るときに、「ちょっと星を見てくるね」って言っていて。最初は「そんなに星見るのが好きなんだ」と思ってたんですけど、どうやらそれはお手洗いに行ってるっていう(ことだと知った)。本当に星と、あとは食べ物もすごく印象的で、山羊を飼ってたのを僕が来たからって言って締めてくれて。
葉加瀬:(締めるのは)歓迎の気持ちですよね。
矢部:そうです。その締め方が、最初に革を綺麗に剥いて引いて、その上で(山羊を)剥いて。大地は神聖だから血でよごさないんだって言って、本当に一滴も血をこぼさずに綺麗に剥いでいて。その(ような)大地に対する気持ちを思ったことはなかったので、感謝の気持ちがあるんだなと思って、それもすごく印象的でした。
葉加瀬太郎がお届けする『ANA WORLD AIR CURRENT』は、J-WAVEで毎週土曜の19:00-20:00オンエア。
矢部が登場したのは、ゲストに様々な国での旅の思い出を聞く、J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。オンエアは10月2日(土)。
テレビ企画で「4カ語を学ぶ」その後は?
カラテカとしてキャリアをスタートした矢部。バラエティー番組『進ぬ!電波少年』に出演しブレイク。また、漫画家デビュー作『大家さんと僕』が大ヒットするなど多方面で活躍。新作漫画『ぼくのお父さん』も話題に。放送でのトークは、矢部が4カ国語を学んだという点からスタート。
矢部:昔、『電波少年』で僕が出させてもらってたのが、外国語を覚えて、その国の人を笑わせるっていうコーナーだったんです。
葉加瀬: 11カ月で4カ国語マスターという話なんですけど、これが、スワヒリ語とモンゴル語と韓国語とコイサンマン語という。
矢部:難しい言葉、(特に)コイサンマン語なんかはすごく難しい言葉だということで選ばれたみたいです。
葉加瀬:今も日常会話程度は喋れるんですか?
矢部:どうですかね……でも旅行したりしたときに(その言語で)会話してみたりはします。
葉加瀬:元々、東京学芸大学教育学部(出身)でしょう。昔から語学とか、海外に興味があったんですか。
矢部:これがお恥ずかしいんですけども、本当にたまたまこの学部に受かりまして。文系で受験してたんですけど、私立全部落っこっちゃって、国立も前期落っこっちゃって、後期で受けられそうなところを受けてみたら、受かったんです。だから、興味はそれまではなかったんですけど、そこ(入学後)から興味が出たっていう。
葉加瀬:なるほど、それをきっかけに外国のこと知ってみよう、語学やってみようという脳みそになっていった?
矢部:そうです。
モンゴルの夜空「こんなに流れ星あるんだ」
続いてトークは、矢部の印象的な旅先・モンゴルについて。葉加瀬も現地への旅行の経験があり大いに盛り上がることに。葉加瀬:いろんなところに行かれてると思うんですけど、印象的な旅先としてモンゴルを挙げていただきました。これはどんな旅だったんですか。
矢部:これは『電波少年』でモンゴル語を勉強して、モンゴルの方を笑わせる企画で行ったという仕事での旅なんですけど、(企画中は)モンゴルの家族の方と実際に一緒に住んでたんです。最初は東京で一緒に住んでたんですけど、その後モンゴルのその方の家に泊まらせてもらって。全然違う生活をされてるんだなとすごく印象的で。(モンゴルでは)ゲル(移動式住居)に住んでたんです。
葉加瀬:(現地には)何日間ぐらい?
矢部:2週間ぐらいです。
葉加瀬:すごい! 僕、今から20数年前(ゲルに)二泊だけしたんです。もう一度今まで行ったところで行きたいっていったら、あのゲルに行きたいです。おっしゃる通りで東京の生活と全く違うじゃないですか。もちろんウランバートルの市内に住んでるともうちょっと都会的な生活があるだろうけれど、いわゆる遊牧民として暮らしてらっしゃる。
矢部:ゲル自体が組み立て式というか、移動できるんですよね。だから本当に最小限の持ち物で暮らしてるというその身軽さに、すごく「ああ、こうやって生きてもいけるんだな」と感じました。
葉加瀬:僕が泊まったところは、隣は50km先だって言ってました。隣の家は東京でいうと横浜より遠いのか!っていう話じゃないですか。あの日見た夜の星はもう忘れられないんです。
矢部:本当に何もないから、星の明かりで……。
葉加瀬:もう明るいんだよね。
矢部:天の川も見えましたし。
葉加瀬:(星が多くて)流れ星で興奮しているのは初めの3、4回で、騒いでいるのはものの10分でしたよね。
矢部:とめどないですよね! こんなに流れ星あるんだっていう。人工衛星も見えますよね。「あー動いてる動いてる」っていう。
葉加瀬:全然飽きないです。僕もずっと草原に寝転がって空を見てました。
矢部:モンゴルの人たちがお手洗いでゲルから出るときに、「ちょっと星を見てくるね」って言っていて。最初は「そんなに星見るのが好きなんだ」と思ってたんですけど、どうやらそれはお手洗いに行ってるっていう(ことだと知った)。本当に星と、あとは食べ物もすごく印象的で、山羊を飼ってたのを僕が来たからって言って締めてくれて。
葉加瀬:(締めるのは)歓迎の気持ちですよね。
矢部:そうです。その締め方が、最初に革を綺麗に剥いて引いて、その上で(山羊を)剥いて。大地は神聖だから血でよごさないんだって言って、本当に一滴も血をこぼさずに綺麗に剥いでいて。その(ような)大地に対する気持ちを思ったことはなかったので、感謝の気持ちがあるんだなと思って、それもすごく印象的でした。
葉加瀬太郎がお届けする『ANA WORLD AIR CURRENT』は、J-WAVEで毎週土曜の19:00-20:00オンエア。
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2021年10月9日28時59分まで
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番組情報
- ANA WORLD AIR CURRENT
-
毎週土曜19:00-19:54
-
葉加瀬太郎