シンガーシングライター・折坂悠太が、最新アルバムの制作エピソードを語った。
折坂登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。9月21日(火)のオンエア内容をテキストで紹介する。
サッシャ:『心理』というタイトルは、今回のアルバムをイメージしたものがあったのですか?
折坂:元々、タイトルがあって曲を作り始めた訳ではなくて。曲を作る期間が前作から3年と長かったので、曲を総括する言葉がなかなか見つからなかったんですね。誰かに問いかけているような言葉や、心の底にあるものについて歌っているものが多い気がしたので『心理』というタイトルにしました。
サッシャ:アルバムには映画になりそうな風景が浮かんでくるような曲もあればインストゥルメンタルもあるし、韓国語の語りが入っていたりもするんですよね。面白い試みだなと思いました。
韓国語の語りは、折坂と親交の深い韓国人シンガーソングライターのイ・ランが担当している。
折坂:二人で手紙のやりとりをしているような感覚で楽曲を制作しました。
ノイハウス:素敵。
サッシャ:そうなんですか。楽曲は『윤슬(ユンスル)』というタイトルなのですが、「水面に輝く光」を意味する韓国語だそうですね。
折坂:「水面に輝く光」そのものを示すものって、日本語にはないんですよね。彼女はすごく日本語が上手なんですけど、ネイティブではないので。言葉の意味そのものをお互いに解説し合っていくなかで、「윤슬」という言葉を教えてもらいました。
ノイハウス:楽曲に込めた思いを教えていただけますか。
折坂:アルバムそのものの見方を提示している曲かなとは思っていて。日々暮らしていると、広告やSNSといった、「クイックに感情にアクセスできるもの」が多いじゃないですか。そういったイメージを取っ払った楽曲です。「私を見つめて」っていう歌詞が出てくるんですけど、一度爆発を起こしてまっさらにするみたいな思いがあります。
サッシャ:そういう経験がご自身にもあったということですか? SNSとかで。
折坂:そうですね。日々あります(笑)。SNS、テレビ、広告などを見て、怒ったり悲しくなったり、安易に物事を決めつけそうになったりします。今回のアルバムは、そういうものに対して少し抗いたい気持ちがあるというか。人とか事象とか、一つひとつにちゃんと目を向けていきたいなという気持ちが表れている曲だと思います。
ノイハウス:日本が舞台のシーズンもあるんですよね。
折坂:そちらはまだ観ていないんですよ。
サッシャ:日本版では水原希子ちゃんが登場しますよ。
『クィア・アイ』では、人や社会のために頑張っているが“自分を省みない”さまざまな相談者が登場。相談者の抱えた問題に対して、クィア(番組内では性的少数者としての意味合いで使用)の5人組が救いの手を差し伸べるリアルティ番組だ。
サッシャ:番組に登場する5人のゲイの人たちにはそれぞれ役割があって、相談者をブラッシュアップしていくんですよね。髪型、服装、料理、インテリア、そして心。
ノイハウス:5人がライフスタイル全般のアドバイスをするんですよね。
サッシャ:これがね、毎回泣くんだわ。
ノイハウス:折坂さんも泣きますか?
折坂:泣いてはいないですね(笑)。ただただ感心しています。
サッシャ:あの5人組のことが好きになりません?
折坂:なりますね。
折坂は『クィア・アイ』の魅力について「最初に相談者の現状を肯定するところ」だと語った。
折坂:根本的な問題を手助けするという姿勢を見ていると、「自分に対しても人に対してもこういう風に生きていきたいな」って感じがしてきます。観ると元気になる番組ですね。
サッシャ:彼らの寄り添い方がとてもいいんだよね。おっしゃる通り、自分の生き方を考えさせられます。
折坂:5人がアドバイスするものって、生活していく上で必要不可欠なものなんですよね。それに、依頼者も素敵な人たちばかりだし、ポジティブの嵐って感じの番組です。今って気が滅入ることがいっぱいあって、一日の終わりについつい自分のことを責めがちで。だけど、番組を観ていたら「これでいいんだ」って気持ちになります。
サッシャ:わかるわあ。
折坂は10月29日(金)から「心理ツアー」を実施予定。開催場所、チケットの購入方法は公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
折坂登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。9月21日(火)のオンエア内容をテキストで紹介する。
3年ぶりにニューアルバムをリリース!
10月6日(水)、折坂は3年ぶりとなるニューアルバム『心理』をリリース。折坂はアルバムタイトルの由来を語った。サッシャ:『心理』というタイトルは、今回のアルバムをイメージしたものがあったのですか?
折坂:元々、タイトルがあって曲を作り始めた訳ではなくて。曲を作る期間が前作から3年と長かったので、曲を総括する言葉がなかなか見つからなかったんですね。誰かに問いかけているような言葉や、心の底にあるものについて歌っているものが多い気がしたので『心理』というタイトルにしました。
サッシャ:アルバムには映画になりそうな風景が浮かんでくるような曲もあればインストゥルメンタルもあるし、韓国語の語りが入っていたりもするんですよね。面白い試みだなと思いました。
韓国語の語りは、折坂と親交の深い韓国人シンガーソングライターのイ・ランが担当している。
折坂:二人で手紙のやりとりをしているような感覚で楽曲を制作しました。
ノイハウス:素敵。
サッシャ:そうなんですか。楽曲は『윤슬(ユンスル)』というタイトルなのですが、「水面に輝く光」を意味する韓国語だそうですね。
折坂:「水面に輝く光」そのものを示すものって、日本語にはないんですよね。彼女はすごく日本語が上手なんですけど、ネイティブではないので。言葉の意味そのものをお互いに解説し合っていくなかで、「윤슬」という言葉を教えてもらいました。
アルバム収録曲『爆発』に込めたメッセージ
番組では、『心理』の1曲目に収録されている『爆発』をオンエアした。ノイハウス:楽曲に込めた思いを教えていただけますか。
折坂:アルバムそのものの見方を提示している曲かなとは思っていて。日々暮らしていると、広告やSNSといった、「クイックに感情にアクセスできるもの」が多いじゃないですか。そういったイメージを取っ払った楽曲です。「私を見つめて」っていう歌詞が出てくるんですけど、一度爆発を起こしてまっさらにするみたいな思いがあります。
サッシャ:そういう経験がご自身にもあったということですか? SNSとかで。
折坂:そうですね。日々あります(笑)。SNS、テレビ、広告などを見て、怒ったり悲しくなったり、安易に物事を決めつけそうになったりします。今回のアルバムは、そういうものに対して少し抗いたい気持ちがあるというか。人とか事象とか、一つひとつにちゃんと目を向けていきたいなという気持ちが表れている曲だと思います。
心が疲れているときにおすすめのNetflix番組を紹介
「MUSIC+1」では、折坂がNetflixで配信中のリアリティ番組『クィア・アイ』にハマっていることを明かした。ノイハウス:日本が舞台のシーズンもあるんですよね。
折坂:そちらはまだ観ていないんですよ。
サッシャ:日本版では水原希子ちゃんが登場しますよ。
『クィア・アイ』では、人や社会のために頑張っているが“自分を省みない”さまざまな相談者が登場。相談者の抱えた問題に対して、クィア(番組内では性的少数者としての意味合いで使用)の5人組が救いの手を差し伸べるリアルティ番組だ。
サッシャ:番組に登場する5人のゲイの人たちにはそれぞれ役割があって、相談者をブラッシュアップしていくんですよね。髪型、服装、料理、インテリア、そして心。
ノイハウス:5人がライフスタイル全般のアドバイスをするんですよね。
サッシャ:これがね、毎回泣くんだわ。
ノイハウス:折坂さんも泣きますか?
折坂:泣いてはいないですね(笑)。ただただ感心しています。
サッシャ:あの5人組のことが好きになりません?
折坂:なりますね。
折坂は『クィア・アイ』の魅力について「最初に相談者の現状を肯定するところ」だと語った。
折坂:根本的な問題を手助けするという姿勢を見ていると、「自分に対しても人に対してもこういう風に生きていきたいな」って感じがしてきます。観ると元気になる番組ですね。
サッシャ:彼らの寄り添い方がとてもいいんだよね。おっしゃる通り、自分の生き方を考えさせられます。
折坂:5人がアドバイスするものって、生活していく上で必要不可欠なものなんですよね。それに、依頼者も素敵な人たちばかりだし、ポジティブの嵐って感じの番組です。今って気が滅入ることがいっぱいあって、一日の終わりについつい自分のことを責めがちで。だけど、番組を観ていたら「これでいいんだ」って気持ちになります。
サッシャ:わかるわあ。
折坂は10月29日(金)から「心理ツアー」を実施予定。開催場所、チケットの購入方法は公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
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