雨宮塔子、TBS入社時を思い出した「新たな趣味」とは…パリでの暮らしを明かす

フランス・パリで暮らして20年以上となるフリーアナウンサーでエッセイストの雨宮塔子が、現地での生活のエピソードを語った。

雨宮が登場したのは、ゲストに様々な国での旅の思い出を聞く、J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』（ナビゲーター：葉加瀬太郎）。オンエアは1月21日（土）。

アンティークの鏡を求めパリからロンドンへ

パリを拠点とする雨宮と、イギリス・ロンドンを拠点とする葉加瀬。放送ではロンドンに関する話題も。

葉加瀬：ロンドンにいらっしゃることもありますか？

雨宮：はい、あります。チケットが安いときを狙って行って、ロンドンは友人もいたりして。でも、ロンドンの魅力は一番葉加瀬さんがご存知だろうから。

葉加瀬：僕は好きですけどね。なんか地味な感じ、パリからいうとやっぱりちょっとうさん臭いというか（笑）。とにかく建物のブリック（レンガ）が好きです。あと、公園の緑とバスの赤とタクシーの黒。全部がハモってる気がして。落ち着いてるじゃないですか、しっとりと。パリの方がやっぱり華やかじゃない、石の壁とか。あの感じはやっぱりちょっと舞い上がっちゃうよね、僕なんかが行くと。

雨宮：でもパリからロンドンに行くと、やっぱりスケールの大きさとか歴史の古さがすごく新鮮ですね。

葉加瀬：（パリとロンドン）どっちもいいよね。ロンドンに来られるときはお友達に会うのもあるけど、お買い物とかもあるんですか？

雨宮：つい最近行ったのはネットショッピング（で買った商品のため）。お風呂場を改装したので、アンティークのとある鏡を探してたんですね。それがパリではどんなサイトを見ても全部売り切れなんです。それがなぜかイギリスに多くて行っちゃいました。個人売買ですから、「送ってほしい」って初めは言ったんですけど、「フランスに送るのはやってないから取りに来て」って言われて。

葉加瀬：きっと関税とかがかかっちゃうんだよね。で来いと？いいね、鏡買って、鏡取りに行く！

雨宮：厚いダンボールに梱包してくれていたんですけれども、それでユーロスター（※編注：イギリスと他国の各都市を結ぶ高速鉄道）でヒィヒィ言いながら持って帰って。楽しかったですよ。

新たに見つけた趣味は「カクテル」

葉加瀬：世界中がこのコロナ禍においていろんな変化があったと思いますが、パリはどんな雰囲気でしたか？そして変わったことはありますか。

雨宮：パリって世田谷区ぐらいの大きさなんですね。なのでお友達と会うとか食事に行くのが本当にフットワーク軽くできて、終電を逃しても歩いて帰れる距離だったりするので。そうやって会っていた人たちが、歩いて行ける距離なのに会えないというこの辛さがすごい染みちゃったんですよね。

そんな中新たに見つけた趣味・カクテルについても語った。

雨宮：きっかけは、友人の旦那さんがフランス人なんですけれども、おいしいカクテルを作るんですよ。それでカクテルに目覚めてしまって。それでおいしいカクテルを求めていくうちに、「でもこのホテルで（このカクテルで）20ユーロを取るなら、その友人のカクテルの方がおいしい」とか、そういうのが楽しくて。カクテルのレシピの本とかあるので自分でもやろうかなと。TBSに入ったときの初めの取材がホテルオークラのバーだったんです。それを思い出しちゃって、新しい趣味にしようかなと。

葉加瀬：何を飲まれるのが一番好きですか？

雨宮：名前が何と言うかわからないんですけれど、パイナップルって書いてあるシロップと、cane sugarってきび砂糖なのかな？と、ライムをキュッと絞った（カクテル）、本当絶賛です。卵の白身を綺麗に泡立てて。あれがもう今まで飲んだこともない（位で）毎日飲めます。

葉加瀬太郎がお届けする『ANA WORLD AIR CURRENT』は、J-WAVEで毎週土曜の19:00-19:54オンエア。