株式会社地球の歩き方プロデューサーの由良暁世さんと日隈理絵さんが、東京で楽しむ海外旅行を紹介した。
ふたりが登場したのは『STEP ONE』のワンコーナー「SAISON CARD ON THE EDGE」(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)。ここでは8月31日(火)のオンエア内容をテキストで紹介する。
『aruco』シリーズは『地球の歩き方』の女子旅版で、昨年創刊10周年を迎えた。そのシリーズから初の国内版を作ることになり、東京再発見がテーマの『aruco 東京』に加えて、東京で楽しむ『aruco 東京で楽しむフランス』、『aruco 東京で楽しむ韓国』、『aruco 東京で楽しむ台湾』が発売された。コロナ禍で海外旅行に行けないなか、東京でも人気の国や地域を味わえる提案ができるのでは、との思いから企画されたものだ。
サッシャ:よく思いつきましたね!
由良:もしかしたら今年の今頃にはコロナも収束に向かって、オリンピックで国内外から東京にたくさんの人が訪れるんじゃないかな、という期待もあったのですが、ただ旅が恋しくて仕方ない編集部の熱意で生まれたガイドブックでもあります。コロナ禍でなければ生まれなかった『地球の歩き方』らしい企画かなと思います。
ノイハウス:東京で楽しむシリーズをフランス、韓国、台湾にしたのはどんな理由があるんですか?
日隈:海外版の『aruco』シリーズ創刊時のタイトルにもパリ、ソウル、台北がありました。それくらい海外旅行の人気の旅先で、女子旅の鉄板の地域です。また、リピーターがすごく多くて、現地に行きたくてウズウズしている方々に東京や自宅でもその国らしさを感じてもらえるコンテンツが十分にあるなと思ったので選びました。
日隈:リピーターの多いエリアなので、フランスでは本場発の名店のスイーツやパンを食べ比べたり、東京の「リトルフランス」と呼ばれている神楽坂を掘り下げて紹介したりしています。
サッシャ:韓国はどうでしょう?
日隈:韓国もリピーターがすごく多い旅先です。みなさんご存じの新大久保についても、お泊まりの提案をしたり。
サッシャ:ええ! そんな発想はしたことなかったな。
日隈:K-POPのダンスレッスンをしてダイエットしてみようとか、プチ冒険があるコンセプトで、ちょっとディープな体験や提案を盛り込んでいます。
台湾については、まだ現地に行ったことがない人でも楽しめる内容になっているという。
日隈:廟(びょう)などの参拝方法を丁寧に順を追って紹介したり、電鍋とか台湾シャンプーとか絶対に知っておきたいトピックスを詳しく説明しています。
サッシャ:台湾シャンプーなんてあるんですね。
日隈:シャンプーのときに髪を立ち上げるんです。
サッシャ:いま誌面を見ていますが、すごいですね。ビジュアル系のバンドみたいな状態ですね(笑)。
日隈:すごく髪がサラサラになるので、ぜひトライしてほしいです。
サッシャ:そういうことをやっている東京のサロンを紹介しているわけですね。
日隈:そうです。登場でも現地と同じようなことが体験できる場所を紹介しています。
東京で楽しむシリーズはこんなときだからこそ、オンラインで楽しむ内容も収録している。
日隈:いまはなかなか東京を訪れられない人も多いと思うので、自宅でお取り寄せをしたり、オンラインレッスンを楽しめる要素も入れ込みました。
由良:取材したいお店が休業していたり、営業時間の短縮でアポイントを取るのが難しかったり、取材後に閉店してしまったりなど、記事の内容の変更事項が多くてなかなか大変でした。
サッシャ:これだけの取材数があると、最初の頃に取材していたものが本を出版する頃には変わっているという可能性が十分にあるわけですね。
由良:「商品の取り扱いがなくなったので変更してほしい」というような声をいただいたりもしました。
あらためて東京でいろいろな地域が楽しめる本を制作すると、さまざまな発見があり、驚きの連続だったという。
日隈:たとえば台湾のパイナップルケーキひとつとっても、東京でこんなにたくさんの種類が手に入るんだとか、フランスだと奇跡の聖地と呼ばれる「ルルドの泉」の東京版があったりとか。
サッシャ:えっ! 東京にあるんですか?
日隈:目白にある東京カテドラル聖マリア大聖堂の裏手に「ルルドの泉」を再現した場所があります。
ノイハウス:みなさん、よく発見しますね。
日隈:私たちもこの本を作り出していろいろと発見したことがたくさんありました。
サッシャ:奇岩って変わった石ってことですか?
ノイハウス:かなりニッチな内容ですね。
由良:そうですね(笑)。そういった本で、お家で旅気分を楽しんでいただいたり、旅前の知識を深めていただこうと思い作りました。
最後に、なかなか海外の旅に出られない状況でストレスがたまる旅好きのリスナーに向けて由良さんがメッセージを送った。
由良:私たちも同じ気持ちでずっと旅ロスが続いています。今は感染対策をしっかりしつつ身近な街で可能な範囲で気分転換をしたり、自宅で取り入れられる旅気分を味わって一緒にこの状況を乗り切りましょう。来たるときが来たら、私たちは全力でみなさんの旅を応援します。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「SAISON CARD ON THE EDGE」では、毎回ニューノーマル時代のさまざまなエッジにフォーカスする。放送は月曜~木曜の10時10分ごろから。
ふたりが登場したのは『STEP ONE』のワンコーナー「SAISON CARD ON THE EDGE」(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)。ここでは8月31日(火)のオンエア内容をテキストで紹介する。
コロナ禍の『地球の歩き方』
この夏はコロナ禍の外出制限もあり、海外旅行に憧れる人も多かったのではないだろうか。そんななか、老舗ガイドブック『地球の歩き方』(学研プラス)が、国内でも海外旅行を楽しめるようにはじめた新たな試みが話題になっている。『aruco』シリーズは『地球の歩き方』の女子旅版で、昨年創刊10周年を迎えた。そのシリーズから初の国内版を作ることになり、東京再発見がテーマの『aruco 東京』に加えて、東京で楽しむ『aruco 東京で楽しむフランス』、『aruco 東京で楽しむ韓国』、『aruco 東京で楽しむ台湾』が発売された。コロナ禍で海外旅行に行けないなか、東京でも人気の国や地域を味わえる提案ができるのでは、との思いから企画されたものだ。
サッシャ:よく思いつきましたね!
由良:もしかしたら今年の今頃にはコロナも収束に向かって、オリンピックで国内外から東京にたくさんの人が訪れるんじゃないかな、という期待もあったのですが、ただ旅が恋しくて仕方ない編集部の熱意で生まれたガイドブックでもあります。コロナ禍でなければ生まれなかった『地球の歩き方』らしい企画かなと思います。
ノイハウス:東京で楽しむシリーズをフランス、韓国、台湾にしたのはどんな理由があるんですか?
日隈:海外版の『aruco』シリーズ創刊時のタイトルにもパリ、ソウル、台北がありました。それくらい海外旅行の人気の旅先で、女子旅の鉄板の地域です。また、リピーターがすごく多くて、現地に行きたくてウズウズしている方々に東京や自宅でもその国らしさを感じてもらえるコンテンツが十分にあるなと思ったので選びました。
東京で楽しめる海外体験
東京で楽しむシリーズの3冊は、いずれも海外取材を続けてきた本場を知るスタッフがセレクトしている。日隈:リピーターの多いエリアなので、フランスでは本場発の名店のスイーツやパンを食べ比べたり、東京の「リトルフランス」と呼ばれている神楽坂を掘り下げて紹介したりしています。
サッシャ:韓国はどうでしょう?
日隈:韓国もリピーターがすごく多い旅先です。みなさんご存じの新大久保についても、お泊まりの提案をしたり。
サッシャ:ええ! そんな発想はしたことなかったな。
日隈:K-POPのダンスレッスンをしてダイエットしてみようとか、プチ冒険があるコンセプトで、ちょっとディープな体験や提案を盛り込んでいます。
台湾については、まだ現地に行ったことがない人でも楽しめる内容になっているという。
日隈:廟(びょう)などの参拝方法を丁寧に順を追って紹介したり、電鍋とか台湾シャンプーとか絶対に知っておきたいトピックスを詳しく説明しています。
サッシャ:台湾シャンプーなんてあるんですね。
日隈:シャンプーのときに髪を立ち上げるんです。
サッシャ:いま誌面を見ていますが、すごいですね。ビジュアル系のバンドみたいな状態ですね(笑)。
日隈:すごく髪がサラサラになるので、ぜひトライしてほしいです。
サッシャ:そういうことをやっている東京のサロンを紹介しているわけですね。
日隈:そうです。登場でも現地と同じようなことが体験できる場所を紹介しています。
東京で楽しむシリーズはこんなときだからこそ、オンラインで楽しむ内容も収録している。
日隈:いまはなかなか東京を訪れられない人も多いと思うので、自宅でお取り寄せをしたり、オンラインレッスンを楽しめる要素も入れ込みました。
営業時間の変更、取材後の閉店…
コロナ禍において、東京で楽しむシリーズの制作にはさまざまな困難があったそうだ。由良:取材したいお店が休業していたり、営業時間の短縮でアポイントを取るのが難しかったり、取材後に閉店してしまったりなど、記事の内容の変更事項が多くてなかなか大変でした。
サッシャ:これだけの取材数があると、最初の頃に取材していたものが本を出版する頃には変わっているという可能性が十分にあるわけですね。
由良:「商品の取り扱いがなくなったので変更してほしい」というような声をいただいたりもしました。
あらためて東京でいろいろな地域が楽しめる本を制作すると、さまざまな発見があり、驚きの連続だったという。
日隈:たとえば台湾のパイナップルケーキひとつとっても、東京でこんなにたくさんの種類が手に入るんだとか、フランスだと奇跡の聖地と呼ばれる「ルルドの泉」の東京版があったりとか。
サッシャ:えっ! 東京にあるんですか?
日隈:目白にある東京カテドラル聖マリア大聖堂の裏手に「ルルドの泉」を再現した場所があります。
ノイハウス:みなさん、よく発見しますね。
日隈:私たちもこの本を作り出していろいろと発見したことがたくさんありました。
図鑑シリーズも出版中
『地球の歩き方』シリーズでは、『世界のグルメ図鑑』や『地球の歩き方的! 世界なんでもランキング』、『世界の魅力的な奇岩と巨石139選』など世界を横串にした図鑑シリーズも出版している。サッシャ:奇岩って変わった石ってことですか?
ノイハウス:かなりニッチな内容ですね。
由良:そうですね(笑)。そういった本で、お家で旅気分を楽しんでいただいたり、旅前の知識を深めていただこうと思い作りました。
最後に、なかなか海外の旅に出られない状況でストレスがたまる旅好きのリスナーに向けて由良さんがメッセージを送った。
由良:私たちも同じ気持ちでずっと旅ロスが続いています。今は感染対策をしっかりしつつ身近な街で可能な範囲で気分転換をしたり、自宅で取り入れられる旅気分を味わって一緒にこの状況を乗り切りましょう。来たるときが来たら、私たちは全力でみなさんの旅を応援します。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「SAISON CARD ON THE EDGE」では、毎回ニューノーマル時代のさまざまなエッジにフォーカスする。放送は月曜~木曜の10時10分ごろから。
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2021年9月6日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00
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サッシャ、ノイハウス萌菜