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長濱ねる、「性別や年齢で区別されたくない」とモヤモヤしながら…印象的だった映画を語る

長濱ねる、「性別や年齢で区別されたくない」とモヤモヤしながら…印象的だった映画を語る

長濱ねるが、ソフィア・コッポラ監督の映画『オン・ザ・ロック』について、ハリー杉山と語り合った。

トークが繰り広げられたのは、ふたりがナビゲーターを務める、J-WAVEで放送中の番組『POP OF THE WORLD』のワンコーナー「DOGA FOR YA!」。ここでは8月7日(土)のオンエアをテキストで紹介する。

人を疑う/信じることについて考えた映画

ソフィア・コッポラ監督作品『オン・ザ・ロック』は、Apple Original Filmsと、以前に紹介した『mid90s ミッドナインティーズ』と同じ制作会社「A24」が手がけるコメディ映画。

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映画『オン・ザ・ロック』予告

<あらすじ>
ローラ(ラシダ・ジョーンズ)は順風満帆な人生を送っていると思っていた。しかし、夫のディーン(マーロン・ウェイアンズ)が新しく来た同僚と残業を繰り返すようになり、良からぬことが起こっているのでと疑いを抱く。
そこで、ローラはそういう男女の問題に精通しているプレイボーイの男性に相談を持ち掛ける。それは、自分の父親のフェリックス(ビル・マーレイ)だった。フェリックスはローラにこの事態を調査すべきだとアドバイスし、父娘2人で夜のニューヨークへと繰り出す。
アップタウンのパーティーやダウンタウンのホットスポットを駆け巡る内に、フェリックスとローラは自分たち父娘の関係についてある発見をすることになる――。
映画『オン・ザ・ロック』公式サイトより)

長濱:このなかでとても印象に残る言葉がたくさんありました。プレイボーイのパパであるフェリックスが、男性がそういうことをすると不倫になって、女性になると順番が違っただけの運命の出会いになるのはおかしい、みたいな話をしていました。私もその通りだと思って。男の人は若い女性が好きだとか、性別や年齢で区別されたくないってモヤモヤやきもきしながら途中まで観ていたんですけど、映画はどんどんとすごく面白くなっていきました。

長濱は「悪い人が出てこない。結局、全員すごくステキな人だった」と続ける。

長濱:いい終わり方だったので、私はとても好きな映画でした。人を疑うってどんどんと沼に落ちていくし難しいなと思ったり、でも人を信じるってステキなことだから諦めたくないよなと思ったりしましたね。
ハリー:人を信じるってとてもステキなことだと思う。でも僕は36歳で、人を完全に信じるのもそれはそれで違うんじゃないかなと思っている自分もいて。恋愛に限らず人間関係において、全身全霊で信じたいんだけれど、「そんなステキな人ってこの世にいないよね」って悲観的に見ちゃうところがあるんです。『オン・ザ・ロック』は「もうちょっと自分の心を開けてもいいんじゃない」とか「相手の心に飛び込んでもいいんじゃないの」って言ってくれる名作だと思いました。
長濱:映画のなかで、フェリックスが孫に、女の子は髪が長いほうがかわいいから伸ばしなよと言って、孫たちも、じゃあ髪を伸ばすって言うんです。でも、そこでローラが、自分が好きなことをする自立した女性になりなさいと言っていたのがすごくステキだなと。
ハリー:すばらしい。
長濱:そういうことをお母さんが言ってくれると、すごくいいなと思いました。

リスナーからは「ソフィア・コッポラ監督に主演ビル・マーレイの布陣が、彼女の代表作『ロスト・イン・トランスレーション』を思い起こさせました。『ロスト・イン・トランスレーション』が“東京へのラブレター”と言われたように、この作品もソフィア・コッポラのニューヨークという街への想いが綴られたラブレターのようで、ステキでオシャレな映画だと思いました」という声が届いた。

『POP OF THE WORLD』の「DOGA FOR YA!」では、話題の洋画や海外ドラマから毎週1作品をピックアップして紹介。その作品の魅力や、文化的背景について語る。放送は毎週土曜日7時5分頃から。

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2021年8月14日28時59分まで

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