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長濱ねる、人類が“いろんなものに翻弄される滑稽さ”を感じた映画とは?

長濱ねる、人類が“いろんなものに翻弄される滑稽さ”を感じた映画とは?

ハリー杉山と長濱ねるが、気になる映画ニュースや映画『ドント・ルック・アップ』の魅力を語り合った。

トークが繰り広げられたのは、ふたりがナビゲーターを務める、J-WAVEで放送中の番組『POP OF THE WORLD』のワンコーナー「DOGA FOR YA!」。ここでは1月8日(土)のオンエアをテキストで紹介する。

トム・ホランド、ジェームズ・ボンドになりたい!

1月7日(金)より日本でも公開がスタートした映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。同映画で主演のスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じるトム・ホランドは、以前に自身がジェームズ・ボンド(『007』シリーズ主人公)を演じるオリジナルストーリーを作り、スタジオに売り込んでいたことを明かした。スタジオには却下されたものの、トムの『ジェームズ・ボンド』への執念は本物のよう。

『スパイダーマン』シリーズでピーターの親友・ネッド役を務めるジェイコブ・バタロンも、プライベートでのトムについて「彼はジェームズ・ボンドになることばかり話している。本当にそのことばかり」と明かしている。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』予告3 1月7日(金)全国の映画館で公開!

ハリー:ねるちゃん、トム・ホランドのジェームズ・ボンドどう?
長濱:いいですね。でも、もうちょっと渋さというか、“オジみ”が増してからでも……。
ハリー:ボンドなんてさ、30代後半でも早い、ただ立っているだけで色気が出る40代半ばでもいいくらい。(6代目ジェームズ・ボンドの)ダニエル・クレイグのうしろ姿とかエグいじゃん!
長濱:わかる~! でも引く手あまたのトム・ホランドが、こうやって売り込みに行くのも素敵だなと思いました。

キアヌ・リーヴス、ギャラの70パーセントを寄付

現在、映画『マトリックス レザレクションズ』が絶賛公開中のキアヌ・リーヴスが、映画で得た報酬の70パーセントを、がんの研究に寄付したことがわかった。その額およそ36億6023万円。今回の寄付の理由には、キアヌの妹の存在が大きく影響している。キアヌの妹は1991年に白血病と診断され、2001年に病状がよくなるまでのおよそ10年間、治療を繰り返したそうだ。

映画『マトリックス レザレクションズ』本予告 2021年12月17日(金)公開

ハリー:さすがキアヌ・リーヴスですよね。
長濱:このほかにも、がん闘病中の子どもたちのサマーキャンプに寄付をしたり、小児がん患者を支援するチャリティ団体に寄付したり、Zoomで1対1のオンラインデート権を出品したり。
ハリー:ヤバいね。ねるちゃん、キアヌと1対1のオンラインデートに当たったら、どうする?
長濱:何しようかな~。
ハリー:1問だけ訊いてOKなら、キアヌに何を訊く?
長濱:え! 難しいなあ。好きな食べ物かな(笑)。
ハリー:それはラーメンですよ。
長濱:そっか。でもいいな、キアヌとデートしたらめちゃくちゃ楽しそうですね。
ハリー:僕だったら「どこで服を買っていますか?」って訊きたいな(笑)。
長濱:プライベートな話、いいですね。

豪華出演者がブラックコメディを熱演

Netflixオリジナル映画『ドント・ルック・アップ』を紹介。監督はアダム・マッケイ。レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ジョナ・ヒル、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデ、さらにカメオ出演のクリス・エヴァンスと、豪華出演者がそろっている。

『ドント・ルック・アップ』予告編 – Netflix

長濱:ストーリーはざっくり言うと、地球に隕石が飛んできて人類が滅びてしまうと、レオさま演じる天文学者が見つけて、「みんなにお知らせしなきゃ」となるんですけど、なかなかみんなが信じてくれなかったり、いろんな策略に巻き込まれたりして空回りしていくという。
ハリー:カテゴリーはなんなんですか?
長濱:コメディなのかな。恐れずに言うなら、豪華キャスト全員でコントをしているみたいな。すごく楽しかったです。

映画を視聴したリスナーからは「『タイタニック』や『ロミオとジュリエット』のレオさまが普通のおじさんになっていてびっくりしました。でも私にとってはこの姿で好感度アップでした。年を取るのも悪くないなと思いました」とメッセージが届いた。

長濱:この映画のレオさまは、ちょっとタプッとしたおじさん。その背中やお腹にすごく色気を感じましたね。
ハリー:そこに色気を感じたの(笑)?
長濱:はい、タプッと感がよかった。

このほか「コロナ時代にこそ観るべき作品だと感じました。めちゃくちゃなコメディで面白いのはもちろん、今の時代こんなことが起こりかねないと思わせてくれるところも面白かったです」などのメッセージも寄せられた。

長濱:こんなふうに私たちはいろんなものに翻弄されていて滑稽なのかなって思いました。同映画の1時間16分47秒、ロブ・モーガン演じるテディ・オグルソープ博士のセリフがすごく刺さりました。こういう面白いハチャメチャな映画のなかでも、ぐっとくる言葉があったのでぜひ観てほしいです。あと、ちゃんとエンドロールまで観てほしいです。いろいろあったので。

『POP OF THE WORLD』の「DOGA FOR YA!」では、話題の洋画や海外ドラマから毎週1作品をピックアップして紹介。その作品の魅力や、文化的背景について語る。放送は毎週土曜日7時5分頃から。

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2022年1月15日28時59分まで

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