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長濱ねるが「1時間26分23秒あたりの音楽のリズムと銃声のテンポ」が好きな作品は?

長濱ねるが「1時間26分23秒あたりの音楽のリズムと銃声のテンポ」が好きな作品は?

ハリー杉山と長濱ねるが、気になる映画ニュースや映画『ベイビー・ドライバー』の魅力について語り合った。

トークが繰り広げられたのは、ふたりがナビゲーターを務める、J-WAVEで放送中の番組『POP OF THE WORLD』のワンコーナー「DOGA FOR YA!」。ここでは12月11日(土)のオンエアをテキストで紹介する。

ネタバレ王子、姫の手により救われる

マーベルシネマティックユニバース(MCU)の未来を担う存在であるとともに、マーベルの“ネタバレ王子”として要注意人物、スパイダーマン/ピーター・パーカーを演じるトム・ホランド。

2022年1月7日に日本公開となるシリーズ3作目『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のプロモーション中のトムと、映画でもプライベートでもトムのパートナーであるゼンデイヤ、そしてスパイダーマンの親友・ネッド役を務めるジェイコブ・バタロンが一緒にインタビューを受けた。そのなかで「誰が(かつてアベンジャーズが本拠地としたニューヨークの)アベンジャーズ・タワーの買収をしたのか」と訊かれ、ネタバレ王子のトムが「誰か知ってるよ」と得意げに話しだした。誰もがヒヤヒヤしたその瞬間、ネタバレ王子のその口を両手でふさいだのはゼンデイヤ姫。姫のファインプレーでトムはネタバレすることなく、インタビューを終えた。

長濱:これまでもトム・ホランドは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公開前に、さらにその先に公開を控えていた『アベンジャーズ/エンドゲーム』でのトニー・スタークの結末を言ってしまうという、絶対にやってはいけないネタバレをしてしまいました。
ハリー:これ、けっこう言っちゃったんだよね? でも今回はゼンデイヤが止めてくれたんだね。
長濱:ちなみに、最近のトム・ホランドのInstagramにはゼンデイヤの公式写真がしょっちゅう上がってくるので、スパイダーマンファンから「This is Zendaya fan page」とからかわれているそうです。

今年の映画トップ10が発表に

アメリカ映画協会(AFI)が、その年に公開された映像芸術作品のなかで「文化的、芸術的にもっとも重要な業績を成し遂げた」作品を表彰するAFI賞を発表。映画・テレビドラマともに10作品ずつ選出する。

2021年は、ハリーや長濱も劇場でチェック済みの『DUNE/デューン 砂の惑星』、現在公開中でNetflixでも配信されている『tick, tick... BOOM!:チック、チック…ブーン!』、間もなく公開となるスティーブン・スピルバーグ監督映画『ウエスト・サイド・ストーリー』などが選ばれている。

『tick, tick... BOOM! : チック、チック…ブーン!』予告編 – Netflix

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』スピルバーグ監督コメント映像 2022年2月11日(祝・金)公開

長濱:私、このあいだ『tick, tick... BOOM!:チック、チック…ブーン!』を観ましたよ。よかったです。ミュージカルというか歌もあって、最初はリアルな映像も混ざっていて、すごく入り込みやすくて素敵でしたね。ちなみに『ウエスト・サイド・ストーリー』は2月に公開するみたいですね。
ハリー:もうちょっと先なんだね。Netflix作品もけっこう入ってるし、最高だな。あ~、もっと映画観たい!
長濱:年末もたっぷり観ましょうね。

キャラクターも音楽もかっこよく、元気がもらえる映画

2017年公開の映画『ベイビー・ドライバー』を紹介。監督であるエドガー・ライトは、12月10日に公開されたタイムリープサイコホラー『ラストナイト・イン・ソーホー』でも監督を務めている。『ラストナイト・イン・ソーホー』の公開直前イベントに登壇した長濱は「エドガー・ライト監督とお話させていただく機会があり、すごくフランクで日本が大好きな方でした」と振り返った。

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映画『ラストナイト・イン・ソーホー』本予告

長濱:『ベイビー・ドライバー』は、強盗集団にいる「逃がし屋」と呼ばれる若きドライバーの「ベイビー」(アンセル・エルゴート)が主人公です。ベイビーはずっとiPodで音楽を聴いていて、その理由は、子どもの頃の事故の後遺症でずっと耳鳴りがしているからで、音楽を聴いて外の音を遮断することで耳鳴りが消えて、すさまじい運転能力を発揮することができます。この映画は、なんといっても音楽が最高。ちょっと昔の音楽をこの映画から仕入れることもあって。音楽、アクション、リズム、どれをとっても最高です。

リスナーからは「この映画を見たとき、ちょうど落ち込んでいたので、私も明日から楽しく生きようと思いました」「運転はクールにこなすベイビーだけど、好きな女の子の前では感情を隠し切れない若さがかわいいと思いました」などのメッセージが寄せられた。

ハリーも「スカっとするし、めちゃくちゃおしゃれ。1カットごとの撮り方もそうだし、キャラクターひとりひとりがかっこよく見える」と映画の魅力を語る。また、ベイビーの恋も映画のポイントとなっている。

ハリー:おすすめはファミレスのシーン。デボラ(リリー・ジェームズ)とベイビーが出会うシーンは、観ていてニヤニヤしちゃう。
長濱:あんな出会いあるのかな。一生で1回はしてみたいんです。
ハリー:ファミレスで働きますか(笑)? ベイビーの口説き方もなかなかじゃん。

長濱も好きなシーンをあげた。

長濱:1時間26分23秒あたりの音楽のリズムと銃声のテンポ。この映画は“音はめ”がすごくて、映画のなかの音と音楽のリズムが当たってすごく気持ちいいシーンがたくさんあるので、そこもぜひ注目してみてください。クリスマスとかにおうちで観るのも楽しいのではないでしょうか。
ハリー:ピザを食べながらビールを飲みながら観るのもいいですよね。
長濱:まだ観ていない方はぜひチェックしてみてください。

『POP OF THE WORLD』の「DOGA FOR YA!」では、話題の洋画や海外ドラマから毎週1作品をピックアップして紹介。その作品の魅力や、文化的背景について語る。放送は毎週土曜日7時5分頃から。

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2021年12月18日28時59分まで

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