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夏休みの子どもに「絶対に言うべきではない」言葉は? ビリギャル著者が語る教育法

夏休みの子どもに「絶対に言うべきではない」言葉は? ビリギャル著者が語る教育法

子どもの個性と才能を伸ばす夏休みの教育法について、「ビリギャル」著者で坪田塾塾長の坪田信貴さんが語った。

坪田さんが登場したのは『STEP ONE』のワンコーナー「SAISON CARD ON THE EDGE」(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)。ここでは7月26日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。

夏休みは成長のチャンス!

多くの学校が夏休みに突入しているが、子どもにとって夏休みはダラダラしたいもの。しかし、保護者としては「ちゃんと宿題をするだろうか」など、心配なことも多い時期。

学年ビリのギャルの偏差値を1年で40もアップさせ慶応義塾大学に合格させた、『ビリギャル』の先生としてお馴染みの坪田信貴さんによると、「夏を制する者は受験を制す」のだそう。一見、根性論のように思えるが、実は論理的に説明ができるのだという。

坪田:(学校がある時期は)毎日のように朝8時、9時から夕方まで勉強をして、そのあと部活もあって宿題もあると考えたら、自分が本来やるべき勉強以外のことを1日のなかでたくさんやらなきゃいけなくて、(自分のやるべき勉強をする時間は)時間を取れても1時間とかなんですよね。ところが夏休みって、24時間自分の時間として使えるじゃないですか。極端な話、自分の勉強を毎日12時間やろうと思えばできるわけです。だから平日だったら1時間しかできないのが、自分の勉強を12時間できると12倍の効率が生まれて、しかもそれが40日あるわけですから……。
サッシャ:12倍×40と(笑)。
坪田:そういうことなんですよ。なので、今まで自分ができなかったことや苦手にして放置していたもの、あるいは得意なものっていうのを一気に伸ばすことができるのが夏休みってことなんですね。

「宿題“くらい”やりなさい」はNG

坪田さんによると、夏休み期間に子どもに言いがちな「NGワード」があるのだそう。

坪田:「宿題くらいやりなさい」「漢字くらいやりなさい」っていう表現を絶対にやめてほしいですね。
ノイハウス:なんか今いわれて、昔の夏休みのことを思い出しちゃいました(笑)。
サッシャ:ギクッ! 言ってるかも……。なぜだめなんですか?
坪田:「宿題をやりなさい」はいいんですけど「宿題ぐらいやりなさい」はだめなんですね。「宿題ぐらい」って「宿題自体価値がない」って言ってることと同じなんですよね。
サッシャ:あ~。最低限みたいなニュアンスですもんね。
坪田:そう。だから「漢字ぐらいやりなさい」も、結局それはやったとしても価値ってそんなにないよ、評価されないよって言ってるのと同じなんですよ。価値がないものをやれって言われてやって、評価もされないわけじゃないですか。そうすると、それを「よし、今から評価されないことをやるぞ」ってなかなかならないですよね。
サッシャ:モチベーションが上がらないですよね。

坪田さんは「宿題くらいやりなさい」の代わりに、「宿題をやるなんてすごいね。こんな大変なことをやっているんだ?」など、ポジティブな言葉がけに変えるようにしたほうがいいとアドバイス。ちなみにサッシャは「宿題が終わったらポケモンカードを買ってあげる」と、子どもと約束をしているそうだが……。

サッシャ:うちは宿題をある程度やったら「ポケモンカードを買ってあげる」って言っているんですけど、ダメですか?
坪田:別にそれが悪いわけじゃないですよ。ただ、言葉がけって相手の認知を変えることになって、目的が「ポケモンカードをやるためにこれをやる」になると、ポケモンカードがもらえなくなる、あるいはポケモンカードに興味がなくなったらやらなくなるっていうだけの話(笑)。
サッシャ:しまったー! もう取り返しがつかない、どうしよう。
坪田:全然、ここからいくらでも変えられます。

コーチングで「自分の存在に価値がある」と思わせる

夏休みといっても、大人は何かと忙しい時期でもあるが、子どもと一緒に勉強をするというのも大切だと、坪田さんは語る。

坪田:本当は1分でも一緒にやるっていう時間があるのが大事です。そのときには今の時代の流れに乗って、ティーチングからコーチングに変えた方がいいです。寄り添うような感じで、一緒に学ぼうとしていくというか。ティーチングは「わかっている人がその知識を教える」ってことですが、でも今の時代ってプログラミング1つとっても言語が250とかあるんですよ。それを教えるのはかなり厳しいじゃないですか。なので「一緒に学ぶ」っていうことをするのがすごく大事で、そのときになんだったら「自分よりすごいね」」「なんでそんなことができるの?」といって、子どもに「自分の存在に価値がある」と思わせるのがコーチングです。
サッシャ:今ずっとお話を聞いていて、ビジネスの世界でも応用できるというか、まったく同じ気がしてきました。
坪田:本当にまったく同じで、結局大人になったからといって、誰もがビジネスをバンバンできる訳ではないじゃないですか。誰もが社会人1年生だったりして成長していくので、そのときの上司の言葉がけが、その人のビジネスにおける認知とか考え方とか行動を変えていくよなって思いますね。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「SAISON CARD ON THE EDGE」では、毎回ニューノーマル時代のさまざまなエッジにフォーカスする。放送は月曜~木曜の10時10分ごろから。

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