シンガーソングライターの藤原さくらと上白石萌歌が6月19日(土)、J-WAVEで「LOVEなもの」をテーマに対談した。
ふたりがトークしたのは、J-WAVEの放送中の番組『GYAO!#LOVEFAV』(ナビゲーター:上白石萌歌)。音楽やアート、読書が好きな女優・上白石萌歌が、リスナー、ゲスト、そして世の中の人がLOVEなものやFAVORITEなものをお届けしている。
今回は藤原が、プロ顔負けの漫画愛ついて熱く語った。
同番組は、『GYAO!』で映像も配信中だ。動画では、ラジオでは観ることのできないスタジオの様子や、ラジオでは放送されなかったオフエアトークも観ることができる。
・動画はこちらから(『GYAO!』)
https://yahoo.jp/fcf6x0
上白石:藤原さんのことは、勝手に姉的な存在だと思ってます! だから緊張していなくて(笑)。
藤原:あはは。私もさ、萌音ちゃんからすごく話を聞いているし、テレビでも観るし、何だろうね(笑)。
上白石:何なんでしょうね(笑)。緊張感もなく楽な空気が流れております!
藤原:楽しみましょう!
上白石:私も楽曲を聴いてますし、テレビでもいろいろ観てますよ!
藤原:ありがたい、ほんと。私も観てるし、聴いてるよ。でもびっくりしたよ、adieuとして活動されているけど、もともと聴いていたし、それが萌歌ちゃんなんだってびっくりしたんだよね。萌歌ちゃんは音楽もよく聴かれているイメージがあるから、自分の好きな音楽との親和性もあって、音楽の話もしたいなって思ってました。
仲の良さが垣間見られるトークの後、藤原の楽曲についての話へ。
上白石:藤原さんは、4月に『Kirakira』、5月には大瀧詠一さんのカバー曲『君は天然色』を配信リリースされましたが、私、めちゃくちゃ聴いてました。
藤原:嬉しい。
上白石:最初、CMで流れて来たのを聴いていて、このコラボレーションは最高だって思いました! 大瀧さんの元々の歌声も風の吹いたようなサウンドもあるんですが、藤原さんの歌声やアレンジによってまた新しい風が吹いたなって感じがしました。
藤原:嬉しい〜。もともとCMで歌わせて頂いたのがキッカケだったんですけど、歌詞とかも今の時勢にあってるような感じがして歌っていてすごく楽しかったですね。
上白石:レコーディングのエピソードを読んだんですけど、小さなお子さん?
藤原:そうそう。スタッフの方がお子さんを連れてきていて、曲が完成して聴き終わったあとにお子さんに「どうだった?」って聞いたら、「踊りたくなった」って言ってくれて、可愛いって(笑)。でもいちばんの褒め言葉だなって思って嬉しかったですね。
上白石:この曲がすごく私の日常を彩ってくれています。
藤原:ありがたいです〜。嬉しい。
大瀧詠一の名曲をカバーした藤原。今回のアートワークは大瀧と縁のあるイラストレーターである永井 博が務めている。
藤原:いままで自分が可愛いと思って見ていた、永井さんと自分の作品でご一緒できるということですごく嬉しかったですね。
上白石:私も大瀧さんの『ロングバケーション』のレコードを部屋の片隅に置いてるんですよ!
藤原:いいよね!
上白石:作品としてすごく素敵ですよね。
藤原:素敵! 元々、はっぴいえんども好きだし、大瀧さんのソロも大好きだから。でもなんか緊張しましたね、カバーするのって。
上白石:そうですよね! でもまた新しい景色が広がったなっていう感じがしました。
藤原:ありがとうございます。でも萌歌ちゃんもさ、カバーしたりしてるもんね。
上白石:やっぱりカバーって難しいですよね。
藤原:難しいよね。
上白石:その曲を大事にしながらも、自分の色みたいなものを意識するのが難しいなって思います。
藤原:ね、原曲は超えられないしさ(笑)。でも楽しんでやろうって思って歌いました。
上白石:令和という新しい時代に沿った音だなって思いました!
藤原:小さい頃から描いていたし、高校生のときとかも友だちには言ってなかったんですけど、ネットに漫画をあげたりもしてて。匿名で活動してましたね。授業中もずっとネームとかを描いて、紙に構想を描いてた。友だちとかにたまに見られていたけど、見ても意味がわからないから、「どういうこと?」って言われてたな(笑)。
上白石:内容的にはどういうジャンル?
藤原:少女漫画を描いてることもあったし、すごいお金持ちの女の子の漫画を描いたりしました。数十万円の食パンを毎朝食べるみたいな(笑)。
上白石:読みたい!
藤原:読ませたいな。今も描いてるんですよ。
上白石:それは藤原さんの活動の中で読めたりするものですか?
藤原:ファンクラブの会報誌に載っける用として、漫画家の先生にトーンの貼り方とかネームを描いて、何ページにしてとか、そういう構成のやり方やGペンの使い方とかを教えてもらって自分で描いてました。
漫画家として活動もできそうな藤原。上白石の手元には藤原が描いた漫画があり、世界観の強い彼女の漫画に上白石も興味津々だ。
上白石:実は今、手元にお借りしたんですけど。私が思っていた漫画ってもう少し手書き風というか、枠もゆるっとしたような感じなのかなと思ったら、ガチの漫画(笑)。
藤原:ガチ漫画。『101回目のエンカウント』ってタイトルだね。ジャンル的には少女漫画ホラーSF。
上白石:全部詰め込んでる(笑)。絵のタッチとかは目のキラキラした女の子と男の子ですごく少女漫画っぽいタッチですね。
藤原:そう! でもどんどんホラーになっていって。
上白石:パッと目に入ったト書きが「さよなら、地球」っていう。
藤原:最後は宇宙に行くの。リスナーの方は漫画が見れないと思うから簡単に説明すると、少女漫画って携帯とかがなくても好きな人とエンカウントするじゃん。例えば、お祭りに行ったらバッタリ会ったとか、襲われたりしたら助けに来たとか、なんで?というくらいエンカウントするじゃん。漫画内ではとんでもないくらいエンカウントするようになってきてきゅんきゅんして好きなっていくという話なんだけど、相手の男性に突然「君は、宇宙人なんだよ」って言われるんです。「僕も宇宙人で、君は僕のフィアンセだったんだけど逃げて地球にやってきたんだ、一緒に宇宙に帰ろう」と言われて一緒に宇宙に帰るんだけど、それは嘘で、その男はバイヤーでその女の子を宇宙に売り捌くという話。
上白石:こわ〜。ホラーっていうか本当の怖さですね。
藤原:救いのない漫画。
上白石:なんか壮大すぎて頭が追いつかない……。
藤原:萌歌ちゃんに実写化して欲しいなって思ってるよ(笑)。
上白石:漫画を読まれることも元々好きですか?
藤原:大好きで、少女漫画見て育ったから、チャオとか別冊マーガレットとか少しずつ年齢を重ねたら違う雑誌に変わっていましたけど、毎月買ってましたね。毎月13日になるのが何よりの楽しみ。あとはジャンプも買ってたから、月曜日になるのが楽しみだった。
上白石:少年漫画も?
藤原:読んでました。けっこういろいろ読みますね。少年漫画を好きなった原点は、単行本の表紙がすごく気になって、小学校低学年のときに『RAVE』という少年漫画を買ったの、ファンタジーや戦いの話なんですけど、少年漫画を好きになったのはそれがキッカケかな。最近は『進撃の巨人』とか『ファブル』とかさ、殺し屋の漫画とかをよく読んでるかな(笑)。
ここで上白石は、漫画を読むことで楽曲に投影されることはあるかと藤原に問う。
藤原:小説とかにも当てはまるかもしれないけど、全部が全部自分の体験談じゃなかったりするからさ。漫画を読むことで他の人の気持ちとかになれたりするしね。歌詞を書くときに物語風にしたいなって思ったら自分じゃない女の子と男の子を登場させて書いたりするのってそういう創作に近いのかなって思ったりするかもね。殺し屋の漫画からインスピレーションはないけど、今後書こうかな。
上白石:あはは。
藤原:また今日も1人撃ってしまったみたいな曲。
上白石:ちょっと興味あります。聴いてみたい。
藤原:書こう。
上白石:これは悩みなんですけど、私これまでの人生で漫画というものを通ってこなくって。読み方が分からないし、感覚的には字幕映画を観ているような感じで。絵を追いながら、字を追うってすごく難しいなって思っていて。どうやったら上手に読めるのかなというのと、私にオススメの漫画がもしあれば教えていただきたいです。
藤原:なんか思うのは、あんまり漫画を読まない人には、エッセイ漫画とかを最初に読んでみたらどうかなって思う。
上白石:エッセイ漫画って何ですか?
藤原:物語物語してなくて、最近あったこととかを漫画にしてる。だからコマ割りとかもそんなに難しくなかったりするんだよね。
悩む上白石へ藤原が提案したのは、エッセイ漫画。最近読んだオススメの漫画を紹介した。
藤原:私が最近面白かったのが、『ベルリンうわの空』っていう、ノンフィクションとフィクションが混ぜこぜになってるものなんだけど、作者の方が日本にずっと住んでいたんだけど、日本での暮らしが自分に合わないなってなってベルリンに住むようになるの。その作者の人の暮らし方がすごくて! 幸せでいることやまともに生きるって何だろうということをめっちゃ考えている人で、仕事をしてお金を稼ぐ=ハッピーではないよねという考え方なんだよ。だから大体の時間はお散歩したり生活をすることに時間を使っていて、漫画を描いて最小限暮らせるようにして生きている人の漫画なんだけど。
上白石:すごい!
藤原:日本には日本のいいところ、ベルリンにはベルリンのいいところがあって、いいところを吸収しようって書いてあって、めっちゃ勉強になるよ!
上白石:それが1つの本としてまとめられてる?
藤原:そうそう!
上白石:え、書います!
藤原:買ってみて。小説やエッセイとかでもさ、面白いと思って新しい世界に触れたりできるけど、漫画は絵に描いてあるからより分かりやすいというか。
上白石:エッセイ漫画というものを初めて知りました。
藤原:あるのよ、読んでみてね。
J-WAVEで放送中の『GYAO!#LOVEFAV』では、上白石萌歌やリスナー、ゲスト、そして世の中の人がLOVEなものやFAVORITEなものをお届け。放送は毎週土曜日22時から。公式サイトはこちら。
(構成:笹谷淳介)
ふたりがトークしたのは、J-WAVEの放送中の番組『GYAO!#LOVEFAV』(ナビゲーター:上白石萌歌)。音楽やアート、読書が好きな女優・上白石萌歌が、リスナー、ゲスト、そして世の中の人がLOVEなものやFAVORITEなものをお届けしている。
今回は藤原が、プロ顔負けの漫画愛ついて熱く語った。
同番組は、『GYAO!』で映像も配信中だ。動画では、ラジオでは観ることのできないスタジオの様子や、ラジオでは放送されなかったオフエアトークも観ることができる。
・動画はこちらから(『GYAO!』)
https://yahoo.jp/fcf6x0
藤原さくらは姉的存在!?
上白石と藤原は、上白石の姉である上白石萌音を通じて交流があるようで、今回は3度目の遭遇ではあるが、息はピッタリ。上白石は藤原のことを姉的存在だと話す。上白石:藤原さんのことは、勝手に姉的な存在だと思ってます! だから緊張していなくて(笑)。
藤原:あはは。私もさ、萌音ちゃんからすごく話を聞いているし、テレビでも観るし、何だろうね(笑)。
上白石:何なんでしょうね(笑)。緊張感もなく楽な空気が流れております!
藤原:楽しみましょう!
上白石:私も楽曲を聴いてますし、テレビでもいろいろ観てますよ!
藤原:ありがたい、ほんと。私も観てるし、聴いてるよ。でもびっくりしたよ、adieuとして活動されているけど、もともと聴いていたし、それが萌歌ちゃんなんだってびっくりしたんだよね。萌歌ちゃんは音楽もよく聴かれているイメージがあるから、自分の好きな音楽との親和性もあって、音楽の話もしたいなって思ってました。
仲の良さが垣間見られるトークの後、藤原の楽曲についての話へ。
上白石:藤原さんは、4月に『Kirakira』、5月には大瀧詠一さんのカバー曲『君は天然色』を配信リリースされましたが、私、めちゃくちゃ聴いてました。
藤原:嬉しい。
上白石:最初、CMで流れて来たのを聴いていて、このコラボレーションは最高だって思いました! 大瀧さんの元々の歌声も風の吹いたようなサウンドもあるんですが、藤原さんの歌声やアレンジによってまた新しい風が吹いたなって感じがしました。
藤原:嬉しい〜。もともとCMで歌わせて頂いたのがキッカケだったんですけど、歌詞とかも今の時勢にあってるような感じがして歌っていてすごく楽しかったですね。
上白石:レコーディングのエピソードを読んだんですけど、小さなお子さん?
藤原:そうそう。スタッフの方がお子さんを連れてきていて、曲が完成して聴き終わったあとにお子さんに「どうだった?」って聞いたら、「踊りたくなった」って言ってくれて、可愛いって(笑)。でもいちばんの褒め言葉だなって思って嬉しかったですね。
上白石:この曲がすごく私の日常を彩ってくれています。
藤原:ありがたいです〜。嬉しい。
大瀧詠一の名曲をカバーした藤原。今回のアートワークは大瀧と縁のあるイラストレーターである永井 博が務めている。
藤原:いままで自分が可愛いと思って見ていた、永井さんと自分の作品でご一緒できるということですごく嬉しかったですね。
上白石:私も大瀧さんの『ロングバケーション』のレコードを部屋の片隅に置いてるんですよ!
藤原:いいよね!
上白石:作品としてすごく素敵ですよね。
藤原:素敵! 元々、はっぴいえんども好きだし、大瀧さんのソロも大好きだから。でもなんか緊張しましたね、カバーするのって。
上白石:そうですよね! でもまた新しい景色が広がったなっていう感じがしました。
藤原:ありがとうございます。でも萌歌ちゃんもさ、カバーしたりしてるもんね。
上白石:やっぱりカバーって難しいですよね。
藤原:難しいよね。
上白石:その曲を大事にしながらも、自分の色みたいなものを意識するのが難しいなって思います。
藤原:ね、原曲は超えられないしさ(笑)。でも楽しんでやろうって思って歌いました。
上白石:令和という新しい時代に沿った音だなって思いました!
藤原が実際に描く漫画とは?
上白石から「今、何LOVEですか?」と質問された藤原は、「漫画」と回答。自身でも漫画を描いていたという、藤原。ここからはプロ顔負けのエピソードを語る。藤原:小さい頃から描いていたし、高校生のときとかも友だちには言ってなかったんですけど、ネットに漫画をあげたりもしてて。匿名で活動してましたね。授業中もずっとネームとかを描いて、紙に構想を描いてた。友だちとかにたまに見られていたけど、見ても意味がわからないから、「どういうこと?」って言われてたな(笑)。
上白石:内容的にはどういうジャンル?
藤原:少女漫画を描いてることもあったし、すごいお金持ちの女の子の漫画を描いたりしました。数十万円の食パンを毎朝食べるみたいな(笑)。
上白石:読みたい!
藤原:読ませたいな。今も描いてるんですよ。
上白石:それは藤原さんの活動の中で読めたりするものですか?
藤原:ファンクラブの会報誌に載っける用として、漫画家の先生にトーンの貼り方とかネームを描いて、何ページにしてとか、そういう構成のやり方やGペンの使い方とかを教えてもらって自分で描いてました。
漫画家として活動もできそうな藤原。上白石の手元には藤原が描いた漫画があり、世界観の強い彼女の漫画に上白石も興味津々だ。
上白石:実は今、手元にお借りしたんですけど。私が思っていた漫画ってもう少し手書き風というか、枠もゆるっとしたような感じなのかなと思ったら、ガチの漫画(笑)。
藤原:ガチ漫画。『101回目のエンカウント』ってタイトルだね。ジャンル的には少女漫画ホラーSF。
上白石:全部詰め込んでる(笑)。絵のタッチとかは目のキラキラした女の子と男の子ですごく少女漫画っぽいタッチですね。
藤原:そう! でもどんどんホラーになっていって。
上白石:パッと目に入ったト書きが「さよなら、地球」っていう。
藤原:最後は宇宙に行くの。リスナーの方は漫画が見れないと思うから簡単に説明すると、少女漫画って携帯とかがなくても好きな人とエンカウントするじゃん。例えば、お祭りに行ったらバッタリ会ったとか、襲われたりしたら助けに来たとか、なんで?というくらいエンカウントするじゃん。漫画内ではとんでもないくらいエンカウントするようになってきてきゅんきゅんして好きなっていくという話なんだけど、相手の男性に突然「君は、宇宙人なんだよ」って言われるんです。「僕も宇宙人で、君は僕のフィアンセだったんだけど逃げて地球にやってきたんだ、一緒に宇宙に帰ろう」と言われて一緒に宇宙に帰るんだけど、それは嘘で、その男はバイヤーでその女の子を宇宙に売り捌くという話。
上白石:こわ〜。ホラーっていうか本当の怖さですね。
藤原:救いのない漫画。
上白石:なんか壮大すぎて頭が追いつかない……。
藤原:萌歌ちゃんに実写化して欲しいなって思ってるよ(笑)。
描くだけでなく、読むのも大好き!
描くだけでなく、漫画を読むことも好きな藤原。ここからは漫画好きとなった原点について話した。上白石:漫画を読まれることも元々好きですか?
藤原:大好きで、少女漫画見て育ったから、チャオとか別冊マーガレットとか少しずつ年齢を重ねたら違う雑誌に変わっていましたけど、毎月買ってましたね。毎月13日になるのが何よりの楽しみ。あとはジャンプも買ってたから、月曜日になるのが楽しみだった。
上白石:少年漫画も?
藤原:読んでました。けっこういろいろ読みますね。少年漫画を好きなった原点は、単行本の表紙がすごく気になって、小学校低学年のときに『RAVE』という少年漫画を買ったの、ファンタジーや戦いの話なんですけど、少年漫画を好きになったのはそれがキッカケかな。最近は『進撃の巨人』とか『ファブル』とかさ、殺し屋の漫画とかをよく読んでるかな(笑)。
ここで上白石は、漫画を読むことで楽曲に投影されることはあるかと藤原に問う。
藤原:小説とかにも当てはまるかもしれないけど、全部が全部自分の体験談じゃなかったりするからさ。漫画を読むことで他の人の気持ちとかになれたりするしね。歌詞を書くときに物語風にしたいなって思ったら自分じゃない女の子と男の子を登場させて書いたりするのってそういう創作に近いのかなって思ったりするかもね。殺し屋の漫画からインスピレーションはないけど、今後書こうかな。
上白石:あはは。
藤原:また今日も1人撃ってしまったみたいな曲。
上白石:ちょっと興味あります。聴いてみたい。
藤原:書こう。
藤原がオススメするエッセイ漫画の魅力
番組は終盤、上白石が藤原へ漫画に対する悩みを明かした。上白石:これは悩みなんですけど、私これまでの人生で漫画というものを通ってこなくって。読み方が分からないし、感覚的には字幕映画を観ているような感じで。絵を追いながら、字を追うってすごく難しいなって思っていて。どうやったら上手に読めるのかなというのと、私にオススメの漫画がもしあれば教えていただきたいです。
藤原:なんか思うのは、あんまり漫画を読まない人には、エッセイ漫画とかを最初に読んでみたらどうかなって思う。
上白石:エッセイ漫画って何ですか?
藤原:物語物語してなくて、最近あったこととかを漫画にしてる。だからコマ割りとかもそんなに難しくなかったりするんだよね。
悩む上白石へ藤原が提案したのは、エッセイ漫画。最近読んだオススメの漫画を紹介した。
藤原:私が最近面白かったのが、『ベルリンうわの空』っていう、ノンフィクションとフィクションが混ぜこぜになってるものなんだけど、作者の方が日本にずっと住んでいたんだけど、日本での暮らしが自分に合わないなってなってベルリンに住むようになるの。その作者の人の暮らし方がすごくて! 幸せでいることやまともに生きるって何だろうということをめっちゃ考えている人で、仕事をしてお金を稼ぐ=ハッピーではないよねという考え方なんだよ。だから大体の時間はお散歩したり生活をすることに時間を使っていて、漫画を描いて最小限暮らせるようにして生きている人の漫画なんだけど。
上白石:すごい!
藤原:日本には日本のいいところ、ベルリンにはベルリンのいいところがあって、いいところを吸収しようって書いてあって、めっちゃ勉強になるよ!
上白石:それが1つの本としてまとめられてる?
藤原:そうそう!
上白石:え、書います!
藤原:買ってみて。小説やエッセイとかでもさ、面白いと思って新しい世界に触れたりできるけど、漫画は絵に描いてあるからより分かりやすいというか。
上白石:エッセイ漫画というものを初めて知りました。
藤原:あるのよ、読んでみてね。
J-WAVEで放送中の『GYAO!#LOVEFAV』では、上白石萌歌やリスナー、ゲスト、そして世の中の人がLOVEなものやFAVORITEなものをお届け。放送は毎週土曜日22時から。公式サイトはこちら。
(構成:笹谷淳介)
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2020年6月26日28時59分まで
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番組情報
- GYAO!#LOVEFAV
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毎週土曜22:00-22:54
-
上白石萌歌