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上白石萌歌が小山田壮平に訊く「メッシへの愛」 サッカー好きが高じて作った曲も

上白石萌歌が小山田壮平に訊く「メッシへの愛」 サッカー好きが高じて作った曲も

シンガーソングライターの小山田壮平と上白石萌歌が8月7日(土)、J-WAVEで「LOVEなもの」をテーマに対談した。

ふたりがトークしたのは、J-WAVEの放送中の番組『GYAO!#LOVEFAV』(ナビゲーター:上白石萌歌)。音楽やアート、読書が好きな女優・上白石萌歌が、リスナー、ゲスト、そして世の中の人がLOVEなものやFAVORITEなものをお届けしている。

今回は小山田が、リオネル・メッシ愛や、福岡に拠点を移してよかったことを語った。

同番組は、『GYAO!』で映像も配信中だ。動画では、ラジオでは観ることのできないスタジオの様子や、ラジオでは放送されなかったオフエアトークも観ることができる。

・動画はこちらから(『GYAO!』)
https://yahoo.jp/fcf6x0

上白石萌歌にとって、小山田壮平は神様的存在

今回のゲストは上白石が敬愛するシンガーソングライターである小山田壮平。番組は冒頭から上白石の小山田愛が炸裂した。

上白石:大ファンです。大好きを通り越して信仰とか崇拝とかそういう領域に達しています。
小山田:ありがとうございます。最初に『16』を弾き語りでカバーしてくれたのは見ました。
上白石:配信でやりました。
小山田:すごく素敵な歌声で。あとはファーストテイクの動画を観たときにぐんって歌に入っていく感じが素晴らしいなと思いました。
上白石:私を知ってくださっていることだけで嬉しいですし、神様なんですよ。
小山田:いや、違います(笑)。
上白石:以前フランスへ行くときに12時間のフライトでandymoriや小山田さんの曲を聴き続けたときがあって。それくらい好きなんです。
小山田:12時間聴いていたら逆に嫌いになるんじゃないですか?
上白石:なりません! ライブにも何度か行かせていただいていて。
小山田:来ていただきましたね。渋谷のラ・ママでお会いして。
上白石:本当に生きるエネルギーですし、小山田さんの曲があれば何があっても大丈夫だろうなという謎の確信があって。
小山田:いやあ、そこまで言っていただけると……。
上白石:すみません、本当にただのファンなんですよ。

止まることなく小山田への愛を語った上白石。トークは小山田がソロ名義でリリースした新曲の話へと続く。

上白石:小山田さんは今年の1月にソロ名義で『恋はマーブルの海へ』をリリースされていますが、こちらはどんな風に生まれた曲でしょうか。
小山田:こちらはですね、『直ちゃんは小学三年生』っていう連続ドラマのエンディングテーマでオファーをいただいて作った曲なんですけど、自分の小学生の頃のことや人生の中での出会いや別れを思い出しながら書いていった曲ですね。
上白石:私、これが配信された日の朝のことをすごく覚えていて。すごく天気がいい日で、この曲を聴きながら仕事の現場へ向かったんですけど、すごく胸が弾むし、どんな体調の日でも自分を軽やかにしてくれるし、冒険がしたいなと思わされたりしました。それこそ自分の小さい頃に想いを馳せたりするような音楽体験をさせてくれる曲だなと思いました。
小山田:嬉しいですね。

止まることを知らない「メッシ愛」

上白石から「今、何LOVEですか?」と質問された小山田は、「リオネル・メッシ」と回答。自身もサッカーをしていたと話す小山田は、メッシが登場してから約15年間、ずっとラブな存在だと話す。

小山田:好きになったキッカケについてウィキペディアで調べて来たんですけど、2007年4月18日スペイン国王杯準決勝のバルセロナ対ヘタフェ戦の5人抜きゴールという伝説のゴールがあって。そのゴールが同じアルゼンチン代表のレジェンド・マラドーナの再来だと話題になったんですよね。そこから最初はすごい選手が出てきたんだなと観ていくうちに、実はすごくシャイな人なんだとか人柄もわかってきて、だんだん惹かれていったんです。今となっては毎試合応援するようになって、メッシが点を決めた日はなんとなく機嫌がいい。
上白石:私、ライブに伺ったときにMCで10分〜15分くらいずっとサッカーの話をしていたのを思い出して(笑)。
小山田:え、そんなに?
上白石:10分は言いすぎたかもしれないですけど、すごく熱を持って話されていたのを思い出しました!
小山田:いやあ、よくないんですよね〜。サッカーに興味がない人からしたらなんのこっちゃっていう話なんで。
上白石:私も正直サッカーがすごく詳しいわけではないんですけど、そういう風に話してらっしゃる小山田さんが本当にキラキラした目をしてらしたので、聞くのがすごく楽しいです。

メッシの話を熱く語り出す小山田。その勢いは止まることなく、メッシが南米選手権を初優勝した話や彼の人柄が分かるエピソードを熱量高く語った。上白石はそんな小山田を見て、「メッシを取り巻くすべてを愛してらっしゃる!」とコメントし、「サッカー好きが影響して作った曲はありますか?」と問う。

小山田:作ったことありますね。『ホイッスルが鳴ったら』って曲なんですけど。
上白石:あっ! 知ってますよ。
小山田:知ってるの!? それはね、かなりマニアックですよ(笑)。
上白石:そうなんですか?
小山田:たぶんライブでやったのも1回だけで、W杯の日本戦の前に配信でちょっと歌ったことがあるくらい。
上白石:動画で残っているのを観たことがあって。サッカー愛を知った上でほかの曲を聴いたらまた新しい発見がありそうです。そういうパワーからこの曲はできてるんだなとか、そういう聴き方を私もこれからしてみますし、試合も観てみようと思います!

制作の拠点を福岡へ

制作の拠点を地元である福岡に移したという小山田。拠点を移すことで、どのような変化があったのだろう。上白石が問うた。

上白石:今は地元の福岡で活動をされているということで、ライフスタイルが変わったり、音楽の作り方が変わったりしましたか?
小山田:音楽の作り方ね〜。でも、福岡に戻るときに車の免許を取ったんですよ、35歳で。東京にいたら電車移動だったんですけど、さすがにと思って取って。それからすごくラジオを聴くようになったし、運転しながらいろんな歌を口ずさむようになりましたね。以前から電車で移動するときや散歩をしているときに曲を書くということはしていたから、車っていう方法がひとつ増えた感じかな。
上白石:いいですね。私も地元は九州なんです。
小山田:あっ、そうか! 九州のどこですか?
上白石:鹿児島県です。やっぱ九州って車がないとどこにも行けないじゃないですか。場所にもよると思うんですけど、なので、私もそろそろ免許を取りたくて。
小山田:まだなんですね。取ったほうがいいよ。俺も早めに取っておけばよかったと思った。
上白石:そうなんですね! 行ける場所も増えて、その最中に作った曲はありますか?
小山田:えーとね、完成した曲はないな、まだ(笑)。でも車の助手席に乗りながら書いた曲とかはありますね。
上白石:やっぱり東京での暮らしとは全然違いますか?
小山田:そうですね。コロナになっちゃって堪能できている感じはないんですけど、細かいところでいうと、お店が広いし、やっぱり福岡はフレンドリーな人が多いのがいいですね。いま福岡市の河口の脇のほうに住んでいて、風通しがいいなって感じがします。

上白石は小山田の話を聞き、「いいですよね、地元って」と話す。トークは終盤、小山田が上白石の地元・鹿児島へ訪れたエピソードを話した。

小山田:上白石さんは、地元が鹿児島なんですね〜。
上白石:そうなんですよ! 食べ物もおいしいところです。
小山田:確かに、おいしいですよね!
上白石:いつか鹿児島にも遊びに来てください。ライブとかも。
小山田:ぜひぜひ! でもね、今年鹿児島行ってきたんですよ。
上白石:そうなんですね! 何月くらいに?
小山田:5、6月かな……。僕はね、自分のライブのことがわからないんですよ……。過去も未来もわからないんです。マネージャーと遮断された空間で聞かれると困るんです、いつも(笑)。
上白石:あはは。おいしいものは食べられました?
小山田:関係ないかもだけどお蕎麦は食べた。
上白石:鹿児島のお蕎麦はおいしいですよ!
小山田:あとは飲みに行くことができなかったから大人しくしてたかな。あっ、弁当は黒豚のやつでした!
上白石:おっ! いいですね!
小山田:本当においしかったですね!

J-WAVEで放送中の『GYAO!#LOVEFAV』では、上白石萌歌やリスナー、ゲスト、そして世の中の人がLOVEなものやFAVORITEなものをお届け。放送は毎週土曜日22時から。番組の公式サイトはこちら

(構成:笹谷淳介)

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2021年8月14日28時59分まで

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