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上白石萌歌も困惑!? 「冷やした食事」のマズうま愛を古舘佑太郎が熱弁

上白石萌歌も困惑!? 「冷やした食事」のマズうま愛を古舘佑太郎が熱弁

ミュージシャンで俳優の古舘佑太郎と上白石萌歌が6月12日(土)、J-WAVEで「LOVEなもの」をテーマに対談した。

ふたりがトークしたのは、J-WAVEの放送中の番組『GYAO!#LOVEFAV』(ナビゲーター:上白石萌歌)。音楽やアート、読書が好きな女優・上白石萌歌が、リスナー、ゲスト、そして世の中の人がLOVEなものやFAVORITEなものをお届けしている。

今回は古舘が、「冷や飯」愛について熱く語った。また、adieuの新曲『愛って』の制作秘話を明かした。

同番組は、『GYAO!』で映像も配信中だ。動画では、ラジオでは観ることのできないスタジオの様子や、ラジオでは放送されなかったオフエアトークも観ることができる。

・動画はこちらから(『GYAO!』)
https://yahoo.jp/fcf6x0

新曲『愛って』が繋ぐ、2人の関係

古舘は、上白石がアーティストして活動するadieuの新曲『愛って』の作詞作曲を務めている。上白石は古舘と久しぶりの再会ということで、少し緊張した雰囲気で番組はスタートした。『愛って』の制作中は、古舘がアコースティックギターを持ち、一緒に歌いながらコミュニケーションを取っていたという。

上白石:あれは、すごく至福の時間でした!
古舘:いやあ、僕も楽しかったです。ああいう機会はなかなかないので。
上白石:そうなんですか。今日はラジオ番組としてお話をするということで、緊張します。あのときは音楽の話とかお仕事上のお話が多かったと思うんですけど、今日はぜひ、古舘さんのことを教えていただきたいです。
古舘:わかりました! お願いします!

古舘のプロフィールを紹介した上白石は、古舘とは何かの縁で繋がっていると話す。古舘が出演した映画『ナラタージュ』では、adieuが主題歌を担当している。

上白石:プロフィールを読ませていただくと、ご縁が繋がっているなと実感しました。
古舘:最初の記憶であるのが、『ナラタージュ』が完成して1年くらい経ったとき。『ひよっこ』の撮影中に、有村架純さんが『ナラタージュ』の主題歌をadieuが歌うんだよと教えてくれて、そこで曲を聴かせていただいたのが、最初で。それをすごく覚えているんですよ。
上白石:そうなんですね!
古舘:それが時を経て、一緒に曲で。
上白石:こういう風に繋がるなんて。
古舘:そうなんですよ! 不思議ですね。

上白石は古舘の大ファン?!

時を経て『愛って』で再び交わった2人。上白石は、以前から古舘のファンのようで、ここから上白石は古舘愛を語り始める。

上白石:私自身、The SALOVERSから古舘さんの音楽が本当に大好きで。
古舘:そうだったんですか! いやあ、はやく知りたかったですね。そしたら続けてたかもしれないです(笑)。
上白石:そんな、私泣きそう(笑)。本当にThe SALOVERSは私の青春で。当時のマネージャーさんに「この曲がいいよ」とか「このMV観てみて」と教えてもらって、こんな素敵なバンドがいるんだと知ったタイミングで活動休止をされたので、自分の青春が終わってしまったような、ショックというか、それくらい大好きです。
古舘:そっか、10代のときとかってことですもんね。
上白石:そうです。もちろん2(ツー)もいま聴いていますし、古舘さんのソロの活動の曲も聴かせていただいています。
古舘:いやあ、めちゃくちゃ嬉しいですね!
上白石:本当に、透明で真っ直ぐで歌詞もすごく真っ裸というか。砂利道を裸足で歩くような危なっかしさみたいなものがあって。私『サラサラ』という曲がすごく好きなんですけど、〈流行のシャンプーじゃない匂い〉みたいなああいう表現をされてる方ってなかなかいらっしゃらないし。すごく曲から匂いが感じられる、胸を締め付けられる歌詞が本当に大好きです。
古舘:確かに自分にとってもいちばん思い出すものって音とか味とか景色とかじゃなくて、匂いなんですよ。だから歌詞にけっこう多いかもしれないですね、香りとか匂いとかって使ってしまいますね。
上白石:〈流行じゃないシャンプー〉という歌詞はすごく想像できるというか。洗練された香りではなくてすごく古風な温泉とかに置いてあるようなシャンプーって想像がつきやすいじゃないですか。だからどの曲も自分のことのように思ってしまうのが古舘さんの曲の素晴らしさだと思っています。
古舘:いやあ、嬉しいですね!

ロックバンド「2(ツー)」は民主的!?

古舘は現在、ロックバンド「2(ツー)」でギターボーカルを務めている。トークはそんな彼の音楽についての話へ。

上白石:古舘さんは2017年から2のギターボーカルとしても活動されていますが、2ではどんな音楽を?
古舘:そうですね、2はThe SALOVERSと比較すると全く違うところがあって、共作で僕が詞を書くことが多くて、ギターの加藤が曲を作ることが多いんです。The SALOVERSのときは僕が1人で作って3人に鳴らしてもらうという感じだったんですけど、2は割と民主的というか、みんなで作っていくので人のエッセンスと自分のオリジナリティを混ぜ合わせるのが楽しいですね。
上白石:やっぱり、自分1人で作っていたときとは世界の広がり方みたいなものって違ったりしますか?
古舘:違いますね。あと、自分が作っていないメロディに詞を当てるというのが新鮮だったので、それで出てくる言葉も変わったような気がしますね。 上白石:なるほど。

番組では、古舘の選曲で、2の『ルシファー』が流れた。この曲は上白石も好きな曲だったようで、「今、走りたい気持ちです」と愛を表現する。

古舘:本当ですか(笑)。
上白石:走りたいし、叫びたい気持ちになる曲です。
古舘:ライブも最近やれてないので、久しぶりに自分の曲を聴きました。案外良かったですね(笑)。
上白石:最高です! 

ピザのチーズがカチカチでも…冷えたごはんはおいしい!

上白石から「今、何LOVEですか?」と質問された古舘は、「冷や飯」と回答。その回答に上白石も困惑気味だったが、古舘は熱量あるトークを繰り広げた。

古舘:僕コンビニ行って、「温めますか?」と聞かれて「はい」と言ったことが人生で一度もないんですよ。あれを「はい」っていう人の気持ちがいまだにわからなくて。僕はご飯だけじゃなくピザやカレー、パスタ、なんでも冷えてしまった食べ物を「冷や飯」って言いますね。僕はそれが最高にうまいという考え方なんですよ。
上白石:逆にできたては好きじゃないってことですか?
古舘:それ、よく言われるんですけど、できたてはできたてで好きなんですよ。そのロマンもわかっているんですけど、できたてから一度冷めたものをもう一度温め直すという作業が僕にはわからないんです。でも世の中的には冷めたものは悪とされているじゃないですか。それが何でだろうって、もっと冷や飯を愛さなきゃって思うんですよね(笑)。僕はだからピザとかを頼んでも、半分食べて残しておくんですよ。それでカチカチに冷えて、チーズやソースが固まった状態、なんなら一晩寝かすくらいの状態で食べます。
上白石:あはは!
古舘:味が全然変わるんですよ! 味の染み込み方や食感も変わるので2通り楽しめるということなんです。だから蕎麦とかも残して、のびのびになったものが好きなんです(笑)。僕はこれを「マズうま」って呼んでいます。マズって言いながら食べるけどうまいんですよ。
上白石:でも私、冷えたカレーがおいしいというのはすごくわかります。
古舘:そうですよね。これって考えてみたらお弁当と同じ原理なんですよ。お弁当って冷めてもおいしいじゃないですか。だから実は、考え方を変えれば冷や飯ってお弁当に近いというか、僕はこのおいしさを広めたいんです。

冷や飯ラバーの古舘の熱量あるトークに圧倒される上白石。彼がここまで冷や飯に取り憑かれる理由は何のか。キッカケについて問う。

古舘:キッカケは10代の頃。ピザかなんかが余っていたやつがあってそれを食べたんですけど、その背徳感と、冷えたまま食べてる自分と味に感動しちゃって、そこからなんですよ、冷や飯人生は。
上白石:何年くらいになるんですか?
古舘:もう10年以上、いや下手したら20年くらいになりますね。
上白石:冷や飯だと素材をそのまま感じれる?
古舘:それもあると思いますね。できたてだと熱さに気を取られるんですけど、冷めているのでそこに気を取られないでもいいというか。
上白石:なるほど。ビギナーにオススメの冷や飯はありますか?
古舘:最近食べた冷や飯でいちばんおいしかったのでいうと、これびっくりしたんですけど、コンビニとかに売っている、温めて食べるレトルトご飯があるじゃないですか。あれをチンしないで食べてみたんですよ(笑)。
上白石:ちょっと待って(笑)。
古舘:これが、けっこうアルデンテなご飯でおいしかったんですよ! あれに冷えたままのレトルトのルーをかけて食べてみたんですよ! けっこう危険な技なのでオススメはできないですけど。
上白石:あんまりそそられないかもしれないです……(笑)。
古舘:そうですよね(笑)。消化にはめちゃくちゃ悪いと思うんですけど、それはよかったですね。
上白石:たぶん、やらないと思うんですけど気が向いたらやってみます!
古舘:本当に気が向いたときでいいので(笑)。

古舘「誰かの心に花が咲くような曲」を



番組は終盤、adieuの新曲『愛って』について。曲ができあがった背景などに触れた。

上白石:『愛って』という曲は、大袈裟でもなんでもなく、私の人生の宝物が1つ増えたなという気持ちです。
古舘:嬉しいですね、そう言っていただけると。
上白石:この曲を書かれたのはいつ頃なんですか?
古舘:この曲は、The SALOVERSというバンドが終わりに向かっているしんどい状況の中で当時の事務所の人が「気分転換にソロで曲を作ってみたら」と言ってくれて。「作るのであればバンドのように衝動的に自分の思いを投げつけるものではなく、誰かの心に花が咲くような誰かの実を結ぶような曲で書いてみたら」と言われて作った曲ですね。
上白石:この曲のデモをいただいたときに衝撃的すぎて。電車に乗っていたんですけど一旦電車から降りて、冷静になろうと思って聴いたんですよ。
古舘:マジすか。
上白石:この曲を私なんかが歌わせていただいていいのだろうかという気持ちもあって。やっぱりファンだからこその責任みたいなものも感じましたし、絶対いいものにしたいなと私の中であったので。この曲がある人の人生の節目とかに、その後ろで流れたらいいなって思います。

多幸感に溢れるこの曲は、古舘の周りでも多くの反響を呼んでいるようだ。

古舘:僕の知り合いとかでも、久しぶりに昔のレーベルの人から電話がかかってきたりして「あの曲めっちゃいいね」とか当時この曲を作るキッカケとなった人からもリアクションがあったんです。皆さんが「上白石さんの歌になってた」と言っていて。これっていちばんいい状態じゃないですか! 僕としても自分が作った曲が上白石さんの歌になってみんなに届いているのがめちゃくちゃ嬉しかったので、すごくよかったなと思いますね。
上白石:本当に私の曲となったものが、また聴く人の曲になっていくという連鎖もすごく素敵だと思うので、これからもたくさんの方に聴いていただきたいですし、お芝居でもいつかご一緒したいなと密かに思っております。
古舘:そうですね、がんばります。

J-WAVEで放送中の『GYAO!#LOVEFAV』では、上白石萌歌やリスナー、ゲスト、そして世の中の人がLOVEなものやFAVORITEなものをお届け。放送は毎週土曜日22時から。公式サイトはこちら

(構成:笹谷淳介)

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2020年6月19日28時59分まで

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番組情報
GYAO!#LOVEFAV
毎週土曜
22:00-22:54