J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。9月28日(月)のオンエアには、ジャズピアニスト・甲田まひるが出演した。SNSへの思いや、ジャズピアニストとしての原点、自身がナビゲーターを務めるJ-WAVEの番組『SONAR MUSIC』内のワンコーナー「THE FIRST TAKE MUSIC」について訊いた。
Instagramに登録したのは、友人の勧めがきっかけだったという。
甲田:私の兄が9個上で、けっこう離れてるんですよ。なので年上の友だちが多かったりして、遊んでいたときに女の子の中で今こういうの(Instagram)があるよと教えてもらって、それでその場で登録して、みたいな感じでした。
スマホ・SNSネイティブ世代である甲田に、改めてその存在について訊いてみた。
甲田:(スマホ・SNSは)本当に日常に欠かせないもの。私の場合は活動するきっかけになったので、使いようによっては、夢を叶えるきっかけになる大きな存在ですよね。
コロナ禍でも、SNSの良さを感じたそうだ。
甲田:SNSがあったからオンラインでお仕事ができたり、(家に)こもっていても孤独感を減らすことができたじゃないですか。なので、SNSがあってよかったことなのかなっていうのはすごく感じましたね。
別所:本当にそう思う。リスナーの皆さんもそうじゃないでしょうか。30年くらい前の携帯電話がない時代に、おうちにとにかくいなさいって言われたら……。東京って一人暮らしの人が多いでしょ? 黒電話で長電話ってわけにもいかないから、携帯電話があっていろんな表現で繋がることができてよかったなと思います。
甲田:家族はジャズを聴いてなくて。ヤマハでクラシックを学んでいたんですが、先生はアレンジが上手で発表会でクラシックの曲をジャズにアレンジしてくれたり、テキストにもけっこうそういうのがあったりして、それで影響を受けてお母さんと一緒にCDを借りに行くようになりました。
別所:よっぽど気に入ったんだね、ジャズが。そのとき響いたんだね。
原点となったアーティストは?
甲田:いわゆる名盤といわれる、マイルス・デイヴィスやビル・エヴァンスのCDを借りて、片っ端から聴きました。衝撃を受けたのは、バド・パウエルとセロニアス・モンクというビバップの巨匠のような存在の2人の音楽を聴いたときです。
白い壁と1本のマイクの前でアーティストたちが一発勝負でパフォーマンスを披露するという注目のコンテンツは、すでにチャンネル登録者数207万人、動画再生回数3億9000万回を突破している。
甲田:YouTubeの「THE FIRST TAKE」に出演されたアーティストに、実際に現場がどうだったとか感想を教えていただいて、私がそれについてコメントしたり質問したりします。貴重な裏側を聞けるコーナーです。
別所:デジタルで何でも切り貼りできる時代だからこそ、一発の世界っていう。ある意味アナログっていうか人間臭い部分も出てくるというか。即興性とかジャズに通じるところもあるんじゃないですか? ジャズをやっていると一発録りにはプレッシャーを感じないんじゃない?
甲田:いやいやいや、ありますよ(笑)。ジャズはもちろん毎回一発(勝負)ですけど、もし録音ってなったら、アルバム(収録)とかだと何回も録れるじゃないですか。でもそれが録れないってなると、やっぱり緊張しますね。
甲田:小学校のときからずっと好きなことを続けていて、女優やナビゲーターをさせてもらったりもしていて。でも自分の軸になるのがやっぱり音楽で、今は自分の作りたい音楽をひたすら追求してて、それをずっとやっていきたいなっていうのが夢ですね。
11月には、本人も待望のファーストアルバム『PLANKTON』のアナログ盤が11月3日(火)にリリースされる。
甲田:大きいジャケになるのですごく楽しみにしてます。(レコードは)音もCDとは違って、深みっていうか……。
別所:うちの娘が11歳なんですけど、今レコードをほしがってましてね。やっぱり耳が違うものを察知するのかな。デジタルはデジタルでいいけれども、アナログの音に対してメカニカルな、あるいはちょっと人間臭いというか、体温を感じる音なんですかね。甲田さんも待望だったんですか?
甲田:はい、私もレコードがすごく好きなので、やっぱりジャズといえばレコードで聴きたいですね。
甲田の最新情報は、公式サイトまで。
9歳でジャズピアニストを志し、小6でインスタデビュー
2001年生まれの甲田。小学校6年生のころからスマホを使いこなし、2020年10月現在はInstagramでのフォロワーが12万人を超える。ジャズピアニストとして、ファッショニスタとして若い世代から注目を集める存在だ。Instagramに登録したのは、友人の勧めがきっかけだったという。
甲田:私の兄が9個上で、けっこう離れてるんですよ。なので年上の友だちが多かったりして、遊んでいたときに女の子の中で今こういうの(Instagram)があるよと教えてもらって、それでその場で登録して、みたいな感じでした。
スマホ・SNSネイティブ世代である甲田に、改めてその存在について訊いてみた。
甲田:(スマホ・SNSは)本当に日常に欠かせないもの。私の場合は活動するきっかけになったので、使いようによっては、夢を叶えるきっかけになる大きな存在ですよね。
コロナ禍でも、SNSの良さを感じたそうだ。
甲田:SNSがあったからオンラインでお仕事ができたり、(家に)こもっていても孤独感を減らすことができたじゃないですか。なので、SNSがあってよかったことなのかなっていうのはすごく感じましたね。
別所:本当にそう思う。リスナーの皆さんもそうじゃないでしょうか。30年くらい前の携帯電話がない時代に、おうちにとにかくいなさいって言われたら……。東京って一人暮らしの人が多いでしょ? 黒電話で長電話ってわけにもいかないから、携帯電話があっていろんな表現で繋がることができてよかったなと思います。
ジャズピアニストとしての原点は
甲田は2017年よりライブハウスを中心にジャズピアニストとしての活動を開始。2018年にはメジャーデビューを果たしている。ジャズとの出会いは、ピアノのレッスンだった。甲田:家族はジャズを聴いてなくて。ヤマハでクラシックを学んでいたんですが、先生はアレンジが上手で発表会でクラシックの曲をジャズにアレンジしてくれたり、テキストにもけっこうそういうのがあったりして、それで影響を受けてお母さんと一緒にCDを借りに行くようになりました。
別所:よっぽど気に入ったんだね、ジャズが。そのとき響いたんだね。
原点となったアーティストは?
甲田:いわゆる名盤といわれる、マイルス・デイヴィスやビル・エヴァンスのCDを借りて、片っ端から聴きました。衝撃を受けたのは、バド・パウエルとセロニアス・モンクというビバップの巨匠のような存在の2人の音楽を聴いたときです。
J-WAVE「THE FIRST TAKE MUSIC」ナビゲーターに
甲田はJ-WAVEの番組『SONAR MUSIC』内のワンコーナー「THE FIRST TAKE MUSIC」で毎週木曜日にナビゲーターも務めている。昨年11月に立ち上がったYouTubeチャンネル、「THE FIRST TAKE」から生まれたコーナーだ。白い壁と1本のマイクの前でアーティストたちが一発勝負でパフォーマンスを披露するという注目のコンテンツは、すでにチャンネル登録者数207万人、動画再生回数3億9000万回を突破している。
THE FIRST TAKEより、「SKY-HI × たなか - 何様 feat. ぼくのりりっくのぼうよみ」
別所:デジタルで何でも切り貼りできる時代だからこそ、一発の世界っていう。ある意味アナログっていうか人間臭い部分も出てくるというか。即興性とかジャズに通じるところもあるんじゃないですか? ジャズをやっていると一発録りにはプレッシャーを感じないんじゃない?
甲田:いやいやいや、ありますよ(笑)。ジャズはもちろん毎回一発(勝負)ですけど、もし録音ってなったら、アルバム(収録)とかだと何回も録れるじゃないですか。でもそれが録れないってなると、やっぱり緊張しますね。
好きなことを続けていく未来を歩みたい
甲田に今後の展望について訊いた。甲田:小学校のときからずっと好きなことを続けていて、女優やナビゲーターをさせてもらったりもしていて。でも自分の軸になるのがやっぱり音楽で、今は自分の作りたい音楽をひたすら追求してて、それをずっとやっていきたいなっていうのが夢ですね。
11月には、本人も待望のファーストアルバム『PLANKTON』のアナログ盤が11月3日(火)にリリースされる。
甲田:大きいジャケになるのですごく楽しみにしてます。(レコードは)音もCDとは違って、深みっていうか……。
別所:うちの娘が11歳なんですけど、今レコードをほしがってましてね。やっぱり耳が違うものを察知するのかな。デジタルはデジタルでいいけれども、アナログの音に対してメカニカルな、あるいはちょっと人間臭いというか、体温を感じる音なんですかね。甲田さんも待望だったんですか?
甲田:はい、私もレコードがすごく好きなので、やっぱりジャズといえばレコードで聴きたいですね。
甲田の最新情報は、公式サイトまで。
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