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「アフタヌーンティー」で免疫力がアップ。自律神経研究のの第一人者が語る

「アフタヌーンティー」で免疫力がアップ。自律神経研究のの第一人者が語る

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(代演ナビゲーター:杉原行里、中村祐美子)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。7月20日(月)のオンエアでは、順天堂大学医学部教授の小林弘幸さんが、免疫力をアップする方法についてクイズ形式で紹介した。

温かいアフタヌーンティーで心も体も健康に

自律神経研究の第一人者として知られる小林さん。日々のちょっとした心がけ次第で免疫力はアップできると話し、以下のようなクイズを出題した。

問題:次のうち、免疫力アップが期待できる行動はどれでしょうか?

1:休日はダラダラ過ごす
2:熱いお風呂に入る
3:アフタヌーンティーを飲む

杉原:僕イギリスにちょっと長い間いたんですけど、3番だとしたらすごい免疫力がアップしてるってことになるな。風邪ひかないんですよ。
中村:私は、1番の「休日をダラダラ過ごす」を選びます。杉原さんは?
杉原:3番でいきましょう、アフタヌーンティーを飲む、で。

杉原の予想通り、正解は3番の「アフタヌーンティーを飲む」。小林はアフタヌーンティーを飲むことで免疫力アップにどのような効果が期待できるか解説した。

小林:アフタヌーンティーは自律神経を整える知恵だといえます。休息を取らずに仕事をし続けるよりも、適度な休憩を挟んだほうが自律神経が乱れないので、仕事の効率も上がります。急げば急ぐほど自律神経は乱れ、イライラや疲労感は強くなります。また、温かい飲み物を飲むと、副交感神経の働きが高められ、心が落ち着くうえ、腸内環境も整いやすくなります。冷えによって血流が悪くなると、腸は動きが鈍くなり、幸福ホルモンのセロトニンの分泌量が低下します。腸内環境が乱れると免疫機能も低下し、不調を招く原因になるので気をつけましょう。

不正解の1と2は、それぞれどのような問題があるのか。

小林:1番の「休日はダラダラ過ごす」について、行為自体は悪くはないのですが、ダラダラすることによって逆に疲れが出てしまい、自律神経のバランスを乱す原因になります。ダラダラ過ごしてしまいそうなときは、逆に「今日はダラダラ過ごす」と決めてしまい、後悔しないほうがいいでしょう。そして2番の「熱いお風呂に入る」ですが、熱すぎるのは交感神経を急激に刺激するので気を付けましょう。自律神経のバランスと腸の働きを整え、免疫力アップを期待する場合、39度から40度の、ちょっとぬるめのお風呂に15分浸かるのが理想です。
杉原:やった~!
中村:見事、正解です。杉原さん、さすがですね。
杉原:アフタヌーンティー飲んだら、自律神経だったりとかの免疫力がアップしていくと。
中村:1番の休日はダラダラ過ごすも、ダメじゃない。私、後悔しないもん(笑)。
杉原:かっこいい~(笑)。

怒りは「手首のツボ」で鎮めよう

自律神経は、感情にも左右される。起こることで乱れてしまい、免疫力の低下を招く原因になるのだとか。

小林:怒りを感じているときは交感神経が急激に高まり、心拍数が増えて血管が収縮し、血圧が上がって、血流は悪くなり、細胞に血液が行き渡らなくなってしまいます。また、怒ると胃腸の働きも悪くなるので、腸内環境も乱れてしまい、免疫力が下がってしまいます。自律神経は急激に乱れると、その後3時間は乱れたままになることがわかっています。

もし、腹が立ってしまったら、ツボを刺激してみよう。

小林:手首をトントンと軽く叩く方法がおすすめです。手首の外側、手の甲のほうの手首を、反対の手の薬指と中指で、軽くリズミカルにタッピングします。手首には副交感神経を活発にするツボがあり、怒りやイライラを鎮めることができます。こちらも参考にしてみてください。

詳しく知りたい方は、小林の最新著書『病気知らずの医者がやっている 免疫力を高める最高の方法』(宝島社)もぜひチェックしてほしい。

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