J-WAVE(81.3FM)×「MUSIC FUN !」連動企画である、深夜の音楽座談プログラム『WOW MUSIC』。“すごい”音楽をつくるクリエイターが“WOW”と思ういい音楽とは? 毎月1人のクリエイターがマンスリープレゼンターとして登場し、ゲストとトークを繰り広げる。
5月のマンスリープレゼンターは、シンガーソングライター・さかいゆう。5月15日(金)のオンエアでは、DISH//の北村匠海がゲストに登場し、ふたりで音楽談義を繰り広げた。
■『Shape of Love』制作の様子
DISH//『Shape of Love』は、さかいが作曲を、北村が作詞を担当した。ふたりが楽曲制作エピソードを語り合った。
さかい:俺が先に曲を作って渡しました。そのあと何からはじめた?
北村:とにかく家で流しまくりました。そうしたら、ピアノのメロディーがすごくきれいで、さかいさんのメロディーが、映画のように世界を広げてくれたんです。匂いだったり景色だったり季節だったり、いろんなものの思い出を反復しているうちに歌詞が書けました。
さかい:うれしい。実は、デモを作った時点では逆のことを思ってました。小さな世界や日常の些細なことにフォーカスした曲になるのかなって思っていたんです。だから、初めて出来上がりを聴いたとき、壮大になっていてビックリした。ひとつの理由は、匠海くんのボーカル。だいたいの人はサビに特徴が出るんだけど、匠海くんの場合はAメロの頭と語尾を大事にしてる。それをナチュラルにこなしているから、にくいんだよな(笑)。
北村:うれしいなあ。
さかい:でも、どちらかというと親のおかげかなって思うな。語尾を発して話すときに、いい声帯のかすれがあるのは持って生まれたもの。テクニックでしようと思うと変になる。歌がうまいとか下手とかとは違う部分なんだよね。「得する声をしているな」と思った。この人は息の長い活動になるだろうなと、Aメロを聴いて感じました。
■音楽に目覚めたきっかけ
続いてふたりは、音楽をはじめたきっかけについてトークを展開した。
さかい:俺が音楽をはじめたきかっけは、美空ひばりさんとか歌謡曲を幼少期に聴いたことなんだけど、匠海くんは?
北村:実は、小学校4年生のときに、テレビ番組『みんなのうた』(NHK系)でCDデビューしたんですよ。
さかい:それは言ってもいいやつ? Wikipediaに載ってる?
北村:載ってます(笑)。お母さんとカラオケに行って、童謡とかをCDに録音して、それを番組宛に送ったんです。それでCDデビューが決まって、乃木坂のスタジオで収録しました。それが音楽との出会いでした。それから事務所のダンスレッスンみたいなところで、ブラック・アイド・ピーズやマイケル・ジャクソンに触れて、R&Bやヒップホップが好きになりました。そこから音楽を毎日聴いていないと気が済まないようになったんです。そして事務所で「EBiDAN(恵比寿学園男子部)」という演劇集団の企画がスタートして、「音楽をやろう」となってDISH//ができあがりました。そこで楽器に初めて触れました。自分のなかで探り当てたものというよりは、音楽が目の前にあって、そのよさに自分がどんどん気づいていくっていう。
さかい:周りの人に恵まれたね。音楽を押し付けられず、自然に出会うことができた。
北村:本当ですね。僕だけだと音楽をはじめていなかったと思います。事務所の方もそうだし、バンドメンバーもそうだし、いろんな出会いが今を結び付けてくれているなと思います。
さかい:好きなアーティストはいたの?
北村:玉置浩二さんですね。
さかい:みんな好きだよね。
北村:シビれますね。
さかい:玉置さんって時期によってボーカルのスタイルが違うけれど、いつの時期が好きなの?
北村:『メロディー』を歌っていた90年代後半ぐらいです。
さかい:『メロディー』もさ、発売した当初と今だと歌い方がまた違っていいんだよね。
北村:そうなんですよね。
深夜の音楽座談プログラム『WOW MUSIC』はJ-WAVEと、MUSIC FUN !のコラボ。『MUSIC FUN !』のYouTubeページには、同番組のトーク動画のほか、ミュージシャンやプロデューサーによる音楽の話が数多く配信されている。放送は24時30分から。
・『MUSIC FUN !』のYouTubeページ
https://www.youtube.com/c/musicfun_jp
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年5月22日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『WOW MUSIC』
放送日時:毎週金曜24時30分-25時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/wowmusic/
5月のマンスリープレゼンターは、シンガーソングライター・さかいゆう。5月15日(金)のオンエアでは、DISH//の北村匠海がゲストに登場し、ふたりで音楽談義を繰り広げた。
■『Shape of Love』制作の様子
DISH//『Shape of Love』は、さかいが作曲を、北村が作詞を担当した。ふたりが楽曲制作エピソードを語り合った。
さかい:俺が先に曲を作って渡しました。そのあと何からはじめた?
北村:とにかく家で流しまくりました。そうしたら、ピアノのメロディーがすごくきれいで、さかいさんのメロディーが、映画のように世界を広げてくれたんです。匂いだったり景色だったり季節だったり、いろんなものの思い出を反復しているうちに歌詞が書けました。
さかい:うれしい。実は、デモを作った時点では逆のことを思ってました。小さな世界や日常の些細なことにフォーカスした曲になるのかなって思っていたんです。だから、初めて出来上がりを聴いたとき、壮大になっていてビックリした。ひとつの理由は、匠海くんのボーカル。だいたいの人はサビに特徴が出るんだけど、匠海くんの場合はAメロの頭と語尾を大事にしてる。それをナチュラルにこなしているから、にくいんだよな(笑)。
北村:うれしいなあ。
さかい:でも、どちらかというと親のおかげかなって思うな。語尾を発して話すときに、いい声帯のかすれがあるのは持って生まれたもの。テクニックでしようと思うと変になる。歌がうまいとか下手とかとは違う部分なんだよね。「得する声をしているな」と思った。この人は息の長い活動になるだろうなと、Aメロを聴いて感じました。
■音楽に目覚めたきっかけ
続いてふたりは、音楽をはじめたきっかけについてトークを展開した。
さかい:俺が音楽をはじめたきかっけは、美空ひばりさんとか歌謡曲を幼少期に聴いたことなんだけど、匠海くんは?
北村:実は、小学校4年生のときに、テレビ番組『みんなのうた』(NHK系)でCDデビューしたんですよ。
さかい:それは言ってもいいやつ? Wikipediaに載ってる?
北村:載ってます(笑)。お母さんとカラオケに行って、童謡とかをCDに録音して、それを番組宛に送ったんです。それでCDデビューが決まって、乃木坂のスタジオで収録しました。それが音楽との出会いでした。それから事務所のダンスレッスンみたいなところで、ブラック・アイド・ピーズやマイケル・ジャクソンに触れて、R&Bやヒップホップが好きになりました。そこから音楽を毎日聴いていないと気が済まないようになったんです。そして事務所で「EBiDAN(恵比寿学園男子部)」という演劇集団の企画がスタートして、「音楽をやろう」となってDISH//ができあがりました。そこで楽器に初めて触れました。自分のなかで探り当てたものというよりは、音楽が目の前にあって、そのよさに自分がどんどん気づいていくっていう。
さかい:周りの人に恵まれたね。音楽を押し付けられず、自然に出会うことができた。
北村:本当ですね。僕だけだと音楽をはじめていなかったと思います。事務所の方もそうだし、バンドメンバーもそうだし、いろんな出会いが今を結び付けてくれているなと思います。
さかい:好きなアーティストはいたの?
北村:玉置浩二さんですね。
さかい:みんな好きだよね。
北村:シビれますね。
さかい:玉置さんって時期によってボーカルのスタイルが違うけれど、いつの時期が好きなの?
北村:『メロディー』を歌っていた90年代後半ぐらいです。
さかい:『メロディー』もさ、発売した当初と今だと歌い方がまた違っていいんだよね。
北村:そうなんですよね。
深夜の音楽座談プログラム『WOW MUSIC』はJ-WAVEと、MUSIC FUN !のコラボ。『MUSIC FUN !』のYouTubeページには、同番組のトーク動画のほか、ミュージシャンやプロデューサーによる音楽の話が数多く配信されている。放送は24時30分から。
・『MUSIC FUN !』のYouTubeページ
https://www.youtube.com/c/musicfun_jp
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年5月22日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『WOW MUSIC』
放送日時:毎週金曜24時30分-25時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/wowmusic/
この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。