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三代目JSB・今市隆二&山下健二郎がラジオでコラボ! 楽曲で振り返る思い出「完全にギャグやったな(笑)」【前編】

三代目JSB・今市隆二&山下健二郎がラジオでコラボ! 楽曲で振り返る思い出「完全にギャグやったな(笑)」【前編】

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE 今市隆二が木曜日にナビゲーターを務める、J-WAVEで放送中の番組『SPARK』。4月23日(木)のオンエアでは、ニッポン放送『三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE』ナビゲーター・山下健二郎とツインナビでお届けする、放送局の垣根を越えたコラボ企画を実施。ふたりでリスナーからのメッセージに答えた。前編、後編にわけて記事をお届けする。

番組前半では、活動初期の思い出が明かされた。パフォーマーが振り付けを作っていたとき、ボーカリストである今市がしていたこととは?

【後編】三代目JSB・今市隆二&山下健二郎、楽曲で振り返る思い出「会場がザワついてた」


■放送局の垣根を超えてコラボ!「やっと夢が叶いました」

『SPARK』は新型コロナウイルス感染防止の一環として、この日からリモート放送を実施。今市が意気込みを語っていると、どこからともなく山下の声が……。ふたりの仲のよさがわかる、ほのぼのとした番組のスタートとなった。

今市:初めての試みなので、どうなるかわからない部分もあるんですが、楽しんでやっていけたらなというふうに思っております。
山下:そうですねえ。
今市:あれ? なんだ?
山下:隆二はリモートが初めてだよね。頑張っていこう。なんだったら俺に聞いてもらったらいいし。
今市:みなさん、すみません。初めてのリモートなので雑音が……(笑)。
山下:ほかの電波を拾ってるわけじゃないよ。おい、そろそろ絡め!
今市:(笑)。けーんちゃん!
山下:はーい、どうもー。
今市:どちらさまですか?
山下:私は三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマー・山下健二郎でございます。

序盤から絶妙なトークを繰り広げたふたりは、放送局を超えたコラボに喜びをにじませた。

山下:やったぜ!
今市:やっと夢が叶いましたよ。
山下:叶ったね。これは本当にすごいことですよ。
今市:なかなかないもんね。
山下:ないよ。だってFMさんとAMさんがコラボでしょ? うれしいですね。『SPARK』に出るのも、めちゃくちゃ久しぶりですからね。
今市:健ちゃん、5年ぶりだって。
山下:ちょっと呼ぶの遅くないか(笑)? でも今回は垣根を越えられましたね。
今市:リスナーの方も楽しみに待ってくれていると思います。このコラボでリスナーの方に少しでも元気を送れればいいなと思います。
山下:本当に今、日本中、世界中が大変な状況ですけども、少しでも家にいる時間を楽しんでいただけたらと思います。


■リスナーからミュージックシェア!「隆二の壁」がある曲とは?

今回は「ミュージックシェア祭り」と題して、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目JSB)と今市の楽曲に関するリスナーからのリクエストに応えた。最初のリスナーは、三代目JSBの新曲『Movin' on』をリクエスト。



「個人的な話ですが、この曲の音源解禁日に面接を受けていた転職先から合格通知が来ました。私の新たな一歩の応援歌になった気がして、すごくうれしかったですし、とてもパワーをもらいました。今は大変な時期ですが、三代目JSBの曲を聴いて頑張ります」

山下:うれしいね!
今市:おめでとうございます。
山下:『Movin' on』は直訳すると「前に進もう」。
今市:「進み続けましょう」ってことですもんね。
山下:今の状況でも前に進んで、合格されたというニュースを聞けるのはうれしいね。
今市:歌詞の内容やメッセージ的にも、この曲を聴いて前向きになってもらえたら。応援歌的な立ち位置になってほしいなと思っていたので、このメッセージはうれしいですね。
山下:(小林)直己さんが振り付けを考えてくれたドライブダンスの部分は、特に今は家で過ごされている方が多いと思いますので、ぜひご家族で覚えてほしいですね。
今市:健ちゃん、今回の振りはめちゃくちゃ速いよね。
山下:めっちゃ速い! 三代目JSBのダンスの中で一番速い振り付けなんじゃないかな。
今市:今回、ボーカルも構成を入れさせてもらって、意外とパフォーマーと絡むところがあるわけじゃない? あれを一歩間違えると事故るわけよ(笑)。
山下:あはは(笑)。
今市:俺がこのタイミングで前に出ないと健ちゃんが入れない、とか。
山下:「隆二の壁」やろ(笑)?
今市:そうそう(笑)。あと、岩ちゃん(岩田剛典)が早く引っ込まないと俺が前に行けない、とか、いろいろあるんだよね。
山下:そうやねん。だから生放送の音楽番組のパフォーマンスは、パフォーマー全員が緊張してたからね。
今市:あはは(笑)。ちょっとそれが(ボーカリストの立場でも)伝わってきた。パフォーマーの雰囲気がいつもと若干違った。
山下:ちょっとピリついてた(笑)。
今市:でも、それぐらい凝ってるってことですから、そういうところも観てほしいですよね。


■心拍数170で踊り続ける『Higher』

続いてのリスナーは、三代目JSBの楽曲『Higher』をリクエスト。

「高校に入って10年ほど習っていたテニスをやめてダンス部に入りました。ダンスはもともと興味があったけれど、なかなか始めるきっかけがなく、高校という新しい環境の中で始めてみたいという気持ちがありました。でも正直、未知の世界でとても不安でした。そんなとき『Higher』の歌詞が私に新たな世界へ踏み出す勇気をくれました。私もいつかは自分の踊りでたくさんの人々に勇気や幸せを与えられるような人になりたいです」

山下:久しぶりに『Higher』って言ったわ(笑)。
今市:確かに(笑)。いつの楽曲だっけ?
山下:(2014年リリース4thアルバム)『BLUE IMPACT』の2曲目やった。最初のほうやったね。
今市:その時期は外部のイベントに出ているときもやってた。懐かしいわ。
山下:懐かしいねえ。「背中を押してくれた1曲」ということで、うれしいですね。
今市:曲ごとにそれぞれ思い入れがあったりするじゃないですか。そういうリスナーさんの思い出を聞けるのはすごくいいですよね。
山下:10年ほど習っていたテニスをやめてダンス部。
今市:すごい判断ですよね。
山下:そうやで。ずっと続けてきたものをやめて新しい道へ行くって、なかなか勇気のいることですからね。
今市:頑張ってほしいですね。
山下:「勇気や幸せをダンスで与えられるような人になりたい」ということは、こういう仕事につきたいのかな?
今市:ダンスを通してって、まさに健ちゃんがそうじゃないですか。
山下:僕も、EXILEという存在があって、EXPG STUDIOがあったからこそ今の自分がありますね。その前に人前で踊るという経験でいったら、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」で踊っていました。そのときもすごく楽しかったです。「USJ」ってファミリーが来たり、小さい子がお兄さんやお姉さんを好きになってくれたりとかするから。笑顔をいっぱい届けられるダンサーになってほしいですね。

ここで『Higher』をオンエアすると、間奏でのダンスがハードだったという話題に……。

今市:よく曲の途中でパフォーマーも間奏ダンスやってたよね。
山下:あそこしんどかった~。
今市:(笑)。この曲って、最初にパフォーマンスしなくて、絶対なにか曲があって2番目とかだったよね。だからガチガチに気合いを入れて出たあとの間奏パフォーマンスなんだよね。
山下:たぶん、心拍数的に言うと170あたりでずっと踊ってるからね(笑)。
今市:ははは。でもね、今年10周年だから、またライブができるようになったらどこかでやりたいですね。
山下:そうだね。こういう懐かしいナンバーもちょっと踊ってみたいね。


■山下「格好いいエピソードとして終わらせてくれへんかな?」

続いて「2人のラジオコラボ最高です」と喜ぶリスナーからは三代目JSBの楽曲『On Your Mark ~ヒカリのキセキ~』のリクエストが届いた。



「この曲がみなさんを応援するきっかけになりました。この曲が発売された当時(2010年)、私は受験生でした。歌詞にとても励まされたし、背中を押してくれた曲でもありました。そのおかげで受験も合格。なので、私にとっては大切な1曲です。また、この曲のミュージックビデオのメイキングで、健二郎くんの衣装の股が裂けたのも最高でした」

山下:あはは(笑)! ありましたね。
今市:健ちゃん、股裂けてたね。
山下:ソロで踊ってたときね。パンツ丸見えやったもんね。
今市:あはは(笑)。
山下:それだけ一生懸命やっていたということで、格好いいエピソードとして終わらせてくれへんかな?
今市:いや、絶対に格好よくならないでしょ(笑)!
山下:あれは完全にギャグやったな(笑)。
今市:今、無理やりねじこもうとしたけど、無理でしょそれは(笑)。健ちゃん、『On Your Mark』の振りは覚えてないんじゃない?
山下:たぶん、サビはギリ覚えてる。だけど平歌(ひらうた/サビ前)のところは覚えてないかも。
今市:久しぶりにやりたいな。
山下:何年前や。10年前ぐらいか。懐かしいね~。
今市:みんなでスタジオに入って振りを作ってたもんね。ボーカルもずっと一緒にいてね。
山下:そうや、そうや。踊らへんのにいてくれてたもんね。
今市:俺らは音出しをしてたんだよ。「なにかできることないかな」って探してさ。
山下:はっはっは! あのときNAOTOさんめっちゃ厳しかったよな。
今市:怖かったよね。
山下:このあいだ、当時のことをいろいろ聞いてたらさ、やっぱりNAOTOさんも直己さんも、あのときいっぱいいっぱいやってんて(笑)。
今市:俺もその話をしたことある。「演じる」のがすごく大変だったって。
山下:そうそう。「怒りたくもないのに怒ってた」みたいなことを言ってたから、大変やったんやろうなと思って。
今市:今はすごくナチュラルになりましたよね。
山下:せやね。(当時は)リーダーの使命感といろいろな責任感で、2人とも「キャパオーバー」って言ってたからね。
今市:直己さんは多少、気を張っていた部分はあると思うけど、そんなに根本は変わらないじゃん。だけどNAOTOさんは(今と)真逆だったよね(笑)。今考えるとそうとう大変だったんだろうね。
山下:そうやと思うで。感謝しないとね。
今市:頑張ってくれてたんですね。
山下:ありがとうございます。
今市:『On Your Mark』を、こうやって思い出の曲にしてくれているのはうれしいですよね。
山下:デビューくらいからずっと応援してくれているってことですよね。
今市:この曲が発売された当時が受験生だから、リスナーも10年経ってる。
山下:いい大人になっているということですよね。
今市:ね。ファンの方とともに歩めているのでうれしいですね。

『On Your Mark ~ヒカリのキセキ~』をオンエアすると、今市は「デビュー当時の思い出とMVを撮ったときの匂いも思い出す」と話す。

今市:もちろんデビュー当時の思い出もそうなんだけど、匂いとかも……。
山下:わかるわ。
今市:わかる? MVを撮ったときの匂いとかさ、そういうのもすごく思い出される感じがする。
山下:俺もすごっく思い出したし、このMVを撮ったあとに家に帰ったらネズミが出てんか。
今市:えっ!?
山下:このとき、すごいアパートに住んて。家に帰るのもつらかった。心が休まる場所がなかった。
今市:昔言ってた「家で泣いてた」って家はそこ?
山下:そうそう!
今市:そうなんだ(笑)。昔っから健ちゃんにその話を聞かせてもらってて、俺の大好物な話なわけよ。ネズミが出て泣いてたっていう。
山下:あはは(笑)。
今市:『On Your Mark』もそうとうやってないね。
山下:このときにけっこうフェスに出てたよね。
今市:出てた。それこそ「J-WAVE LIVE」にも出てましたからね。上下デニムの衣装でさ。
山下:懐かしい!
今市:まだヤングメンバーは、衣装を自分たちで持って行ってた時代(笑)。
山下:持って行ってたわ(笑)。
今市:ヤバイよね。
山下:懐かしいね。
今市:テレビ局に行くのとかも全部みんなで電車に乗ってね。
山下:俺、ファンの人と電車で10分ぐらい一緒やったことあるもん。
今市:(笑)。思い出が尽きないね。『On Your Mark』もやりたいね。
山下:やりたいね! この曲もダンスをみんなですごく話し合って、振り付けがめちゃくちゃ詰まってるからね。ぜひやりましょう。

【後編】三代目JSB・今市隆二&山下健二郎、楽曲で振り返る思い出「会場がザワついてた」


【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/spark/

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