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SixTONES・松村北斗×King Gnu・新井和輝が1年ぶりに対談! 『GONG -Kazuki Arai Remix-』制作のポイントは?

SixTONES・松村北斗×King Gnu・新井和輝が1年ぶりに対談! 『GONG -Kazuki Arai Remix-』制作のポイントは?

SixTONESの松村北斗とKing Gnuの新井和輝がJ-WAVEで対談。楽曲について語り合った。

松村が登場したのは、6月3日(火)放送のJ-WAVE『SPARK』。注目のアーティストが曜日ごとにナビゲーターを務める番組で、火曜ナビゲーターはKing Gnuの新井和輝が担当している。

番組は、Spotifyなどのポッドキャストでも聴くことができる。

・ポッドキャストページ

King Gnuのゲリラライブを泣く泣く諦めた思い出

King Gnuの“ガチファン”である松村が『SPARK』に登場するのは1年ぶり。新井が手がけたSixTONES楽曲の制作エピソードを語り、“松村偏見選手権”というオリジナル企画にも挑戦する。まず、松村は最近ハマっていることについて語った。

松村:「あいつにKing Gnuの話をさせたら長くてうるさい」と出禁になってなくてよかったです(笑)。

新井:そんなことはないから大丈夫だよ(笑)。最近、中国茶にハマってるんだって?

松村:SixTONESのラジオで話させていただきましたね!

新井:(田中)樹くんと北斗くんのラジオを聴かせてもらったけど、マジで喋れるね! 俺らがゲリラライブをやったときの話をしてくれたけど、ふたりのラジオってすごく小気味がいい。

松村:あのときの樹は、「今日の松村北斗はKing Gnuのことで頭がいっぱいだ」とわかったから、最初から最後まで全部King Gnuの話に付き合ってくれた回だったんですよね(笑)。

新井:あれって生放送だよね。すごいよ!

松村:なので、言ったもん勝ちなところもあるんですよね。収録だと「もうちょっとほかの話をしましょう」ってなるかもしれないので。生だから言っちゃおうって思いました(笑)。

新井:最後まで面白く聴いちゃいました! そのときに「最近、中国茶にハマってる」って言ってたんだよね。

4月18日(金)に新曲『TWILIGHT!!!』をリリースしたKing Gnuは同日、東京・東急歌舞伎町タワー前シネシティ広場にて、サプライズフリーライブを18時ごろに実施した。奇遇にも仕事が早く終わっていた松村だったが、行きつけの中国茶の専門店に足を運んでいたという。

松村:お店に行ってるうちに、King Gnuが公式Xで「新宿TWILIGHT!!!」って投稿して、「嘘だろ!?」と思いました(笑)。中国茶って、1杯分の茶葉で10杯ぐらい飲めるんですよ。

新井:茶葉を替えないでってこと?

松村:店員の方にやっていただいているので、たぶんそうなんですけど、そのおかげで1時間半ぐらい滞在できるんです。でも、何回か通っていてお店の顔馴染みになっているから、すぐに退店できないという。

新井:そうだね。

松村:物静かで風情のある店主だから、中国茶を飲みながら「新宿TWILIGHT!!!」が何のことなのか調べていました(笑)。僕はXでオタ活アカウントがあるんですけど、King Gnuが新宿でゲリラライブをするっていう情報であふれていたんですね。でも、そのときの僕はまだ、中国茶3杯目なんですよ!

新井:だいぶ序盤だね(笑)。

松村:間に合わないということで泣く泣く諦めました。

松村が思う“新井和輝リミックス”の魅力は?

SixTONESが3月19日(水)にリリースしたシングル『バリア』の通常盤には、新井がリミックスを手がけた『GONG -Kazuki Arai Remix-』が収録された。松村によると、オファーは“ダメもと”で実施したのだそう。新井は「(SixTONESのメンバーが)最初に聴いたとき、どういうリアクションだったんだろうってすごくソワソワしていた」と気持ちを述べる。

松村:「今回のリミックスはこちらです」と完パケが届いて、口頭で「今回はKazuki Arai Remixです」と伝えられたんです。それでみんな、海外の実況者みたいに「What!?」って反応でした(笑)。

新井:そうなんだ(笑)。

松村:楽曲提供してくれた『マスカラ』を、King Gnuがセルフカバーした『MASCARA』を聴いたときも思ったんですけど、原曲のよさをまったく損なっていないんですよね。様変わりはしているんだけど、原曲でいちばん感じたよさをまったく失わず、むしろそこを引き立てているんですよ。あれってどうやっているんですか?

新井:いままでのリミックスを聴かせてもらって、「どういうふうにしたらこの並びのなかでリミックスとして受け入れてもらえるかな」っていっぱい考えた。リミックスって、けっこういろんなことをしていいじゃない? 実際、ディレクターの方から「何をしてもいいです」って言ってもらえたの。だから、やろうと思えばいくらでも形は変えられたんだけど、そもそもの原曲のよさだったりメロディーを(重視した)。あと、展開も多い曲だからその要素も汲むというか、構成とかテンポは変えずにいきたいなっていうのは最初に決めたんだよね。

松村:なるほど。

新井:原曲はバンドものだったから、それと対になるものがいいよねっていう、そういう組み立て方をした。あと、『MASCARA』とか『千両役者(album ver.)』とか、King Gnuのほうでやっていた手札もあって。『MASCARA』はSixTONEとKing Gnuの交わっている点だし、そこらへんを活かしたほうが親和性があるかなって思いましたね。

松村:リミックスを人に説明するときに『千両役者』をたとえに出していたんですよ。アルバムバージョンだと電子音的になったことを例に挙げていたんです。いま、本人から確定が出ました!

新井:まさしくそうです。

松村:うれしい!

新曲『BOYZ』は「熱くて爽快なロック」

6月4日(水)、SixTONESは新曲『BOYZ』をリリースした。楽曲は、テレビアニメ『WIND BREAKER Season 2』のオープニングテーマとなっている。

新井:こちらはどんな楽曲でしょうか?

松村:ラウドロックをやらせていただきました。TVアニメ『WIND BREAKER Season 2』の主題歌になっているので、かなりその影響を受けた楽曲にしてもらっています。なので、青春の香りというか、あのころ憧れていた言葉がすごく気持ちいいです。そのころの葛藤とか殻を破りたい気持ちっていまだに残っているものなんだなと思わせてくれるんですよね。

新井:そうだね。

松村:熱くて爽快なロックですね。

新井:『BOYZ』も『GONG』のオリジナルのようにバンドサウンドなんだけど、毛色は違うよね。

松村:違うバンドの曲って感じですよね。

新井:そうそう! それがひとつの船のなかで描かれているのがすごくいいなって思いました。

松村:ありがとうございます。個人的にも好きな曲です。聴きやすいですよね。 SixTONES – BOYZ [YouTube ver.]

ソロ曲『憧憬のアーチ』の制作エピソード

『BOYZ』の初回盤Aには、菅田将暉が提供した松村北斗のソロ曲『憧憬のアーチ』が収録されている。

新井:菅田君と共同制作をした西田修大とは、君島大空合奏形態で一緒によくやっていて。実は、SixTONESのリミックスの話をいただいたときに修大と一緒にいたんだけど、背中を押してくれたのが修大だった。

松村:へええ!

新井:後日、「俺はいま、北斗くんのソロ曲をやってんだよね」って聞いて、「ええ!?」ってなった。すごい縁だなって思いました。

松村:僕が「ソロでどんなことをやりたいか」って考えたときに、菅田くんの曲がすごく好きでよく聴いているなって思ったんです。もともと菅田くんの曲って、菅田くんのことを書いていたものでしたけど、映画の主題歌を手がけたときに主人公のことを書いていたんですね。それで、いつか自分のことを書いてもらえたらなっていう思いはあったんですよ。

新井:ずっと頭にはあったんだ。

松村:いまの自分がやりたいこと、好きな世界観が、まさに菅田くんと西田さんが作っている曲にあったんですよね。それでイチかバチかオファーしてみたら実現したって感じです。

SixTONESの最新情報は、公式サイトまで。

J-WAVE『SPARK』では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがナビゲーターを務める。放送は24時から。

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2025年6月10日28時59分まで

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SPARK
月・火・水・木曜
24:00-25:00

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