J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』（ナビゲーター：あっこゴリラ）。「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語る。
3月30日（月）のオンエアでは、月曜担当のNulbarichのボーカルJQの出演が最終回。自身の番組へのこだわりや、リスナーへの感謝を語った。
■一度かけた曲はオンエアしない“しばり”にもこだわった1年間
JQは「SONAR'S ROOM」での1年間を振り返りながら、楽曲を紹介する際にこだわっていたマイルールを明かした。
JQ：1年間やってきた「SONAR'S ROOM」も、今日の最終回でちょうど50回です。毎週いろいろなテーマを元に曲をたくさんオンエアしてきました。なんと、およそ200曲を選曲したという。200曲、自分の曲がほしいですけどね、頑張ります。基本的に一度かけた曲はかけないという“しばり”でなんとなくやっていたんですけど、違うテーマでかけたのが、次のテーマでかけられなかったりするのが、すごくもどかしかったのを覚えています。ということで最後まで、ここでまだ紹介をしたことがない曲をみなさんにお届けしたいなと思います。今、自分のリアルタイムで再生回数の多い曲という感じでお届けしたいなと思っています。
■JQが紹介する「最近、影響を受けている曲」
・Jacob Collier feat. Daniel Caesar『Time Alone With You』
Jacob Collierは作曲家、アレンジャー、プロデューサーとして、2度のグラミー賞に輝いているマルチ・ミュージシャン。『Time Alone With You』は2019年11月にリリースされた。
JQ：なんでここに至ったかというと、僕自身がLAに来てすぐに、毎週のようにセッションを観に行っていたんです。まあ勉強がてらなんですけど。セッションに遊びに行っていて、わりと自分のマインド的にミュージシャンにフォーカスしたタイミングだったので、このJacob Collierヤバいんですよ。なんでも自分でやっちゃうし、ライブも超面白い。ぜひぜひチェックしてみてください。
・Thundercat『Dragonball Durag』
『Dragonball Durag』は、Thundercatによって4月3日（金）にリリースされるアルバム『It Is What It Is』に収録。JQはユニークなMVについて語った。
JQ：Thundercatは本当に日本のアニメがすごく好きなんです。本当に日本のそういう文化が大好きな方です。このMVはメチャメチャシュールなんです。最初は普通に歌っていて、途中から『ドラゴンボール』のDurag（頭に巻くバンダナ）を見つけて着けて「俺のDuragどう？」みたいな（笑）、それで女の子にずっと語り掛けているんです。すごくシュールで、リリックも恋愛っぽいんですけど、ちょっとネタっぽい曲です。曲は本当にカッコいいので、ぜひチェックをしてみてください。
・Alicia Keys『Underdog』
『Underdog』は2020年1月にリリースされたEd Sheeran、Johnny McDaidとの共作曲。JQは最近、Aliciaの虜になっているのだとか。
JQ：日本でもたくさんかかっているとは思いますし、知っている方は多いと思うんですけども、今年のグラミー（賞）に遊びにいかせていただいたときにAliciaはホストをやっていたんです。もう恋をしまして、ずっとそこからロックオンされっぱなしなんです。この曲の歌詞とかも、恵まれない人に向けた曲だったりとかして、今日本を離れてLAで右も左もわからないなかで進んでいる自分に、かなりフィットしちゃった曲なので、けっこうロングスパンで聴いている曲でもあるのかな。あとはテレビをつけるとCMでバリバリ流れている曲でもあったりするので、なにかあると今は聴いちゃってるなっていう曲です。大好きです。
・Mac Miller『Everybody』
Mac Millerは2018年9月に他界。『Everybody』は2020年に遺族によってリリースされたアルバム『CIRCLES』に収録されている。
JQ：それこそ本当に最近、全部通して聴いて言葉が出ない状態になって、そこからずっとかけっぱなしで聴いてるんじゃないかな？ っていうくらい名盤です。彼がこの世を去ってから彼から聞くメッセージというのが、より濃くメッセージとなってグッと浮き彫りになっているアルバムかなと思いますので、ぜひぜひこれはアルバムを通して聴いてもらえたらなと思います。胸を打つアルバムですね。今はずっと聴いている状態です。
■充実した、あっという間の1年間
JQはコーナーの締めくくりに「SONAR'S ROOM」の収録があった1年間を振り返り、リスナーへの感謝を語った。
JQ：というわけで、聴いていただいた4曲が、今のリアルタイムJQ的なプレイリストになります。1年間やってみて、最初は本当にスタッフにいろいろと教えてもらい、手汗をかいて緊張しながらやっていたんですけど、今はインターネットの電波で自らしゃべれるまでに成長しました。この1年間で住む場所も変わりました。台湾のワンマンのときには、あいみょんが出てくれたという奇跡も起きました。本当に楽しい楽しい1年間でした。長かったようであっという間だったのか、この1年間で俺は成長できたのか否か？ ですが、泣いても笑っても今回が最終回になりますので、みなさん本当にありがとうございました。あっこ（ゴリラ）さん、リスナーのみなさん、1年間本当にありがとうございました。
コーナーが終わり、スタジオのあっこゴリラが「お疲れ様です！」とねぎらうと、突然JQの「お疲れ様です」という声が。LAの地から中継によるサプライズ出演で「長かったっすねえ」と1年を振り返るJQに、あっこゴリラは驚きながらも「JQさんのコーナー最高でした」と、称賛の言葉を送った。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが登場。22時30分から15分間、その日のテーマにまつわるトークを展開する。月曜はeill、火曜はカネコアヤノ、水曜はFAITH、木曜はSurvive Said The Prophetがお届けする。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2020年4月7日28時59分まで）
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『SONAR MUSIC』
放送日時：月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
3月30日（月）のオンエアでは、月曜担当のNulbarichのボーカルJQの出演が最終回。自身の番組へのこだわりや、リスナーへの感謝を語った。
■一度かけた曲はオンエアしない“しばり”にもこだわった1年間
JQは「SONAR'S ROOM」での1年間を振り返りながら、楽曲を紹介する際にこだわっていたマイルールを明かした。
JQ：1年間やってきた「SONAR'S ROOM」も、今日の最終回でちょうど50回です。毎週いろいろなテーマを元に曲をたくさんオンエアしてきました。なんと、およそ200曲を選曲したという。200曲、自分の曲がほしいですけどね、頑張ります。基本的に一度かけた曲はかけないという“しばり”でなんとなくやっていたんですけど、違うテーマでかけたのが、次のテーマでかけられなかったりするのが、すごくもどかしかったのを覚えています。ということで最後まで、ここでまだ紹介をしたことがない曲をみなさんにお届けしたいなと思います。今、自分のリアルタイムで再生回数の多い曲という感じでお届けしたいなと思っています。
■JQが紹介する「最近、影響を受けている曲」
・Jacob Collier feat. Daniel Caesar『Time Alone With You』
Jacob Collierは作曲家、アレンジャー、プロデューサーとして、2度のグラミー賞に輝いているマルチ・ミュージシャン。『Time Alone With You』は2019年11月にリリースされた。
JQ：なんでここに至ったかというと、僕自身がLAに来てすぐに、毎週のようにセッションを観に行っていたんです。まあ勉強がてらなんですけど。セッションに遊びに行っていて、わりと自分のマインド的にミュージシャンにフォーカスしたタイミングだったので、このJacob Collierヤバいんですよ。なんでも自分でやっちゃうし、ライブも超面白い。ぜひぜひチェックしてみてください。
・Thundercat『Dragonball Durag』
『Dragonball Durag』は、Thundercatによって4月3日（金）にリリースされるアルバム『It Is What It Is』に収録。JQはユニークなMVについて語った。
JQ：Thundercatは本当に日本のアニメがすごく好きなんです。本当に日本のそういう文化が大好きな方です。このMVはメチャメチャシュールなんです。最初は普通に歌っていて、途中から『ドラゴンボール』のDurag（頭に巻くバンダナ）を見つけて着けて「俺のDuragどう？」みたいな（笑）、それで女の子にずっと語り掛けているんです。すごくシュールで、リリックも恋愛っぽいんですけど、ちょっとネタっぽい曲です。曲は本当にカッコいいので、ぜひチェックをしてみてください。
・Alicia Keys『Underdog』
『Underdog』は2020年1月にリリースされたEd Sheeran、Johnny McDaidとの共作曲。JQは最近、Aliciaの虜になっているのだとか。
JQ：日本でもたくさんかかっているとは思いますし、知っている方は多いと思うんですけども、今年のグラミー（賞）に遊びにいかせていただいたときにAliciaはホストをやっていたんです。もう恋をしまして、ずっとそこからロックオンされっぱなしなんです。この曲の歌詞とかも、恵まれない人に向けた曲だったりとかして、今日本を離れてLAで右も左もわからないなかで進んでいる自分に、かなりフィットしちゃった曲なので、けっこうロングスパンで聴いている曲でもあるのかな。あとはテレビをつけるとCMでバリバリ流れている曲でもあったりするので、なにかあると今は聴いちゃってるなっていう曲です。大好きです。
・Mac Miller『Everybody』
Mac Millerは2018年9月に他界。『Everybody』は2020年に遺族によってリリースされたアルバム『CIRCLES』に収録されている。
JQ：それこそ本当に最近、全部通して聴いて言葉が出ない状態になって、そこからずっとかけっぱなしで聴いてるんじゃないかな？ っていうくらい名盤です。彼がこの世を去ってから彼から聞くメッセージというのが、より濃くメッセージとなってグッと浮き彫りになっているアルバムかなと思いますので、ぜひぜひこれはアルバムを通して聴いてもらえたらなと思います。胸を打つアルバムですね。今はずっと聴いている状態です。
■充実した、あっという間の1年間
JQはコーナーの締めくくりに「SONAR'S ROOM」の収録があった1年間を振り返り、リスナーへの感謝を語った。
JQ：というわけで、聴いていただいた4曲が、今のリアルタイムJQ的なプレイリストになります。1年間やってみて、最初は本当にスタッフにいろいろと教えてもらい、手汗をかいて緊張しながらやっていたんですけど、今はインターネットの電波で自らしゃべれるまでに成長しました。この1年間で住む場所も変わりました。台湾のワンマンのときには、あいみょんが出てくれたという奇跡も起きました。本当に楽しい楽しい1年間でした。長かったようであっという間だったのか、この1年間で俺は成長できたのか否か？ ですが、泣いても笑っても今回が最終回になりますので、みなさん本当にありがとうございました。あっこ（ゴリラ）さん、リスナーのみなさん、1年間本当にありがとうございました。
コーナーが終わり、スタジオのあっこゴリラが「お疲れ様です！」とねぎらうと、突然JQの「お疲れ様です」という声が。LAの地から中継によるサプライズ出演で「長かったっすねえ」と1年を振り返るJQに、あっこゴリラは驚きながらも「JQさんのコーナー最高でした」と、称賛の言葉を送った。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが登場。22時30分から15分間、その日のテーマにまつわるトークを展開する。月曜はeill、火曜はカネコアヤノ、水曜はFAITH、木曜はSurvive Said The Prophetがお届けする。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2020年4月7日28時59分まで）
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『SONAR MUSIC』
放送日時：月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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