J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』（ナビゲーター：渡辺 祐・山田玲奈）のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」。3月21日（土）のオンエアでは、今年で結成20年を迎えたサンボマスターのボーカル・山口 隆が登場。幼少期の渋い趣味を語った。
■親に隠れてこっそり観たのは
山口は1976年生まれ、福島県会津若松市出身。「小さいころはどんな子どもだったのか」と訊かれた山口は「変な子だったと思いますよ」と答える。
山口：土曜日になると楽しみなのが、NHK教育の再放送で『YOU』という番組でした。
渡辺：糸井重里さんがやっていた番組ですね。
山口：あれが楽しみで、オープニングがすごく好きだったんです。今から思うと大友克洋さんが絵をおやりになって、坂本龍一さんが音楽を担当するというような、それがすごく好きでした。土曜日が大好きで、夜中になると父親が持っていた西部劇を親に隠れて観るという、わけのわからないことをやってました（笑）。
渡辺：VHS（ビデオテープ）で？
山口：そうです。『バス停留所』、『ソルジャー・ブルー』、『ウィンチェスター銃'73』とか。
渡辺：お父さんは西部劇ファンだったんだ。
山口：うちの父親は70歳をもうだいぶこしていますけど、あのころの時代の時代劇や西部劇が大好きな世代だと思うんです。『エル・ドラド』とか、そういうのをひたすら観ている子どもでしたね。
■よく聴いていたラジオは
森繁久彌が出演していたラジオ番組にも強い関心を持っていたことを明かした。
山口：森繁久彌さんがラジオ劇なんかをやっているのが昔ありましたよね？
渡辺：NHKラジオ『日曜名作座』というやつですね。森繁久彌さんがライフワークみたいに、いろいろな小説を2人で読むという。
山口：女優・加藤道子さんと。それを外食からの帰りの真っ暗な田舎道の車内で聴くのが好きだったんですよね。森繁さんがいろいろな役をおやりになるんですよね。
山田：小さいころからいろいろなことに興味があって、全部を吸収するタイプですよね。小さいころだとラジオが流れててもボケっとしていて、私なんかは全然聴いてないです。
渡辺：しかも森繁さんのわりと渋いやつ。よくそこに興味がいったなと思います。
山口：そういうのを聴くのがやけに好きでしたね。
渡辺：山口 隆になるべくしてなった感じがどんどん伝わってきました。
■何十年も変わらない、楽しい時間は
「いま何をしているときが楽しいですか？」という質問にも、渋い答えが返ってきた。
山口：ご多分に漏れず、レコード屋さんや古本屋さんに行ったあとに喫茶店でコーヒーを飲みながらそれを眺めるという、何十年と変わらずしています。
渡辺：レコードはやっぱりアナログ？
山口：アナログが好きでね。そうなんです。なんであんなに好きなんですかね。
山田：古本もレコードも知識がかなりあるわけじゃないですか。まだまだ掘れますか？
山口：まだまだ。知識なんていうのは、祐さんもそうだと思うんですけど、途中から「持ってないほうがいいな」って思うようになってきませんか？
渡辺：なってきます（笑）。
山口：たとえば、山田さんが「ザ・ローリング・ストーンズのセカンドが……」って言ったとしたら、一緒に同じ目線で楽しめたほうが絶対に楽しいんです。「『メイン・ストリートのならず者』ってアルバムがあるから聴いて」と言ったときに、バーッて4分間くらいしゃべられたら「なにこの人」ってなるじゃないですか。まずはそれを我慢するところから始めるんですよ。
渡辺：そうなの。どこからのっかっていっていいかを読む時間が必要なんだよ。
山田：ご苦労があるんですね。
山口：延々とひとりずもうをしながらなんです。
その後、山口は「最近の発見は？」という質問に、戦前から活躍していた漫画家・杉浦 茂の名前を挙げ、彼の作品について「僕らの世代からしたら新鮮でワクワクして壮大なんです」と話し、興味を寄せていることを明かした。
3月25日（水）には初のトリビュートアルバム『サンボマスター究極トリビュート ラブ フロム ナカマ』をリリースする。こちらもぜひチェックしてみてほしい。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」では、家族やライフスタイルを大切にする“SWEDISH THINKING”のスピリットと、個性的なゲストの共通点を探る。オンエアは9時10分ごろから。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2020年3月28日28時59分まで）
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『RADIO DONUTS』
放送日時：毎週土曜 8時－12時
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts
■親に隠れてこっそり観たのは
山口は1976年生まれ、福島県会津若松市出身。「小さいころはどんな子どもだったのか」と訊かれた山口は「変な子だったと思いますよ」と答える。
山口：土曜日になると楽しみなのが、NHK教育の再放送で『YOU』という番組でした。
渡辺：糸井重里さんがやっていた番組ですね。
山口：あれが楽しみで、オープニングがすごく好きだったんです。今から思うと大友克洋さんが絵をおやりになって、坂本龍一さんが音楽を担当するというような、それがすごく好きでした。土曜日が大好きで、夜中になると父親が持っていた西部劇を親に隠れて観るという、わけのわからないことをやってました（笑）。
渡辺：VHS（ビデオテープ）で？
山口：そうです。『バス停留所』、『ソルジャー・ブルー』、『ウィンチェスター銃'73』とか。
渡辺：お父さんは西部劇ファンだったんだ。
山口：うちの父親は70歳をもうだいぶこしていますけど、あのころの時代の時代劇や西部劇が大好きな世代だと思うんです。『エル・ドラド』とか、そういうのをひたすら観ている子どもでしたね。
■よく聴いていたラジオは
森繁久彌が出演していたラジオ番組にも強い関心を持っていたことを明かした。
山口：森繁久彌さんがラジオ劇なんかをやっているのが昔ありましたよね？
渡辺：NHKラジオ『日曜名作座』というやつですね。森繁久彌さんがライフワークみたいに、いろいろな小説を2人で読むという。
山口：女優・加藤道子さんと。それを外食からの帰りの真っ暗な田舎道の車内で聴くのが好きだったんですよね。森繁さんがいろいろな役をおやりになるんですよね。
山田：小さいころからいろいろなことに興味があって、全部を吸収するタイプですよね。小さいころだとラジオが流れててもボケっとしていて、私なんかは全然聴いてないです。
渡辺：しかも森繁さんのわりと渋いやつ。よくそこに興味がいったなと思います。
山口：そういうのを聴くのがやけに好きでしたね。
渡辺：山口 隆になるべくしてなった感じがどんどん伝わってきました。
■何十年も変わらない、楽しい時間は
「いま何をしているときが楽しいですか？」という質問にも、渋い答えが返ってきた。
山口：ご多分に漏れず、レコード屋さんや古本屋さんに行ったあとに喫茶店でコーヒーを飲みながらそれを眺めるという、何十年と変わらずしています。
渡辺：レコードはやっぱりアナログ？
山口：アナログが好きでね。そうなんです。なんであんなに好きなんですかね。
山田：古本もレコードも知識がかなりあるわけじゃないですか。まだまだ掘れますか？
山口：まだまだ。知識なんていうのは、祐さんもそうだと思うんですけど、途中から「持ってないほうがいいな」って思うようになってきませんか？
渡辺：なってきます（笑）。
山口：たとえば、山田さんが「ザ・ローリング・ストーンズのセカンドが……」って言ったとしたら、一緒に同じ目線で楽しめたほうが絶対に楽しいんです。「『メイン・ストリートのならず者』ってアルバムがあるから聴いて」と言ったときに、バーッて4分間くらいしゃべられたら「なにこの人」ってなるじゃないですか。まずはそれを我慢するところから始めるんですよ。
渡辺：そうなの。どこからのっかっていっていいかを読む時間が必要なんだよ。
山田：ご苦労があるんですね。
山口：延々とひとりずもうをしながらなんです。
その後、山口は「最近の発見は？」という質問に、戦前から活躍していた漫画家・杉浦 茂の名前を挙げ、彼の作品について「僕らの世代からしたら新鮮でワクワクして壮大なんです」と話し、興味を寄せていることを明かした。
3月25日（水）には初のトリビュートアルバム『サンボマスター究極トリビュート ラブ フロム ナカマ』をリリースする。こちらもぜひチェックしてみてほしい。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」では、家族やライフスタイルを大切にする“SWEDISH THINKING”のスピリットと、個性的なゲストの共通点を探る。オンエアは9時10分ごろから。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2020年3月28日28時59分まで）
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『RADIO DONUTS』
放送日時：毎週土曜 8時－12時
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts
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