J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語る。11月25日(月)のオンエアでは、月曜担当のJQ(Nulbarich)が登場。「ヒップホップ列伝 ~The Neptunes~」をテーマに語った。
The Neptunesは、Pharrell WilliamsとChad Hugoからなるプロデューサー・ユニット。1990年代から2000年代にかけて、JAY-ZやJustin Timberlake、Beyonceなどにヒット曲を提供している。先日、2020年の「ソングライターの殿堂」入り候補にノミネートされた。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月2日28時59分まで)
■JQお気に入りの楽曲は?
JQは、The Neptunesの印象を「個人的にJAY-ZやJustin Timberlakeと同じヤバいやつ」と語りつつ、さっそくお気に入りの楽曲を紹介した。
JQ :このThe Neptunes、そしてN.E.R.D、Pharrellと、かなり特徴的なビートを打ちます。でもね、Pharrellがソロで曲を出したときに気づくんですけど、Chadのブレインってすげえんだなっていうのも何気に感じますよね。
・Noreaga『Superthug』
JQ :このスネア(ドラム)、わりと使いがちですね。ちなみに、このときの時代の日本のヒップホップのシーンとかも、わりとこういう感じが流行ってましたね。The Neptunesみたいな音は、わりとそれまでは90年代ヒップホップのDJ Premier系の曲が多かったんですけど。日本のヒップホップも、わりとこのThe Neptunesの音にかなり影響を受けたアーティストさんたちが多かったかなあ。一時期、The Neptunesブームみたいなものがあった気がします。
・JAY-Z『I Just Wanna Love U (Give It 2 Me)』
JQ :もうこの2曲を聴いていただいて、共通点を見つけたという人もかなり多いと思うんですけど、本当にこの感じが流行ったんです。「デンテテ、デンテテ……」みたいなのをやりがち。あとPharrellといえば、ちょっとアフリカンでパーカッシブな感じがかなり特徴的だったかなと思います。JAY-Zとも相性がいいんですよね。
・Justin Timberlake『Like I Love You』
JQ :この曲もめちゃめちゃ流行ったよね。めちゃめちゃ聴いた気がします。僕の勝手なイメージなんですけど、2000年代初頭のクラブでダンサーの方たちがショーケースをやるときに、The Neptunesが使われがちみたいなのはイメージとしてだいぶあったような気がします。けっこうみんな使ってたんじゃないっすかね。
・No Doubt『Hella Good』
JQ :この曲、イントロにビートが入っているじゃないですか。これね、僕何度もサンプリングしたことがあります。自分のMPCに綴じ込んで、打ち直して、遊んだりしていましたね。3曲聴いてきて、今4曲目で「あれ、ちょっとビート感が違くね?」みたいに感じた方がいらっしゃるかもなと思ったんですけど、わりと生音な感じでやっている曲なんです。この曲の翌年(2002年)くらいに、N.E.R.Dがドカッと来はじめるんですよ。そのアルバムとなんとなく音の感じが繋がってくるというか、The NeptunesからN.E.R.Dになっていく感じのグラデーションをここで感じられるのかなと思って(曲順を)最後にしました。2001年にこの曲が出て、2002年にN.E.R.Dのアルバムが出るんですけど、ロックっぽい感じを感じられるアルバムですごくカッコいいので、そちらもぜひ聴いてください。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが登場。22時30分から15分間、その日のテーマにまつわるトークを展開する。来週もお楽しみに!
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PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
The Neptunesは、Pharrell WilliamsとChad Hugoからなるプロデューサー・ユニット。1990年代から2000年代にかけて、JAY-ZやJustin Timberlake、Beyonceなどにヒット曲を提供している。先日、2020年の「ソングライターの殿堂」入り候補にノミネートされた。
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■JQお気に入りの楽曲は?
JQは、The Neptunesの印象を「個人的にJAY-ZやJustin Timberlakeと同じヤバいやつ」と語りつつ、さっそくお気に入りの楽曲を紹介した。
JQ :このThe Neptunes、そしてN.E.R.D、Pharrellと、かなり特徴的なビートを打ちます。でもね、Pharrellがソロで曲を出したときに気づくんですけど、Chadのブレインってすげえんだなっていうのも何気に感じますよね。
・Noreaga『Superthug』
JQ :このスネア(ドラム)、わりと使いがちですね。ちなみに、このときの時代の日本のヒップホップのシーンとかも、わりとこういう感じが流行ってましたね。The Neptunesみたいな音は、わりとそれまでは90年代ヒップホップのDJ Premier系の曲が多かったんですけど。日本のヒップホップも、わりとこのThe Neptunesの音にかなり影響を受けたアーティストさんたちが多かったかなあ。一時期、The Neptunesブームみたいなものがあった気がします。
・JAY-Z『I Just Wanna Love U (Give It 2 Me)』
JQ :もうこの2曲を聴いていただいて、共通点を見つけたという人もかなり多いと思うんですけど、本当にこの感じが流行ったんです。「デンテテ、デンテテ……」みたいなのをやりがち。あとPharrellといえば、ちょっとアフリカンでパーカッシブな感じがかなり特徴的だったかなと思います。JAY-Zとも相性がいいんですよね。
・Justin Timberlake『Like I Love You』
JQ :この曲もめちゃめちゃ流行ったよね。めちゃめちゃ聴いた気がします。僕の勝手なイメージなんですけど、2000年代初頭のクラブでダンサーの方たちがショーケースをやるときに、The Neptunesが使われがちみたいなのはイメージとしてだいぶあったような気がします。けっこうみんな使ってたんじゃないっすかね。
・No Doubt『Hella Good』
JQ :この曲、イントロにビートが入っているじゃないですか。これね、僕何度もサンプリングしたことがあります。自分のMPCに綴じ込んで、打ち直して、遊んだりしていましたね。3曲聴いてきて、今4曲目で「あれ、ちょっとビート感が違くね?」みたいに感じた方がいらっしゃるかもなと思ったんですけど、わりと生音な感じでやっている曲なんです。この曲の翌年(2002年)くらいに、N.E.R.Dがドカッと来はじめるんですよ。そのアルバムとなんとなく音の感じが繋がってくるというか、The NeptunesからN.E.R.Dになっていく感じのグラデーションをここで感じられるのかなと思って(曲順を)最後にしました。2001年にこの曲が出て、2002年にN.E.R.Dのアルバムが出るんですけど、ロックっぽい感じを感じられるアルバムですごくカッコいいので、そちらもぜひ聴いてください。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが登場。22時30分から15分間、その日のテーマにまつわるトークを展開する。来週もお楽しみに!
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番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
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