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Nulbarich「チェックしていきたい」 台湾の音楽事情を現地プロモーターが解説

Nulbarich「チェックしていきたい」 台湾の音楽事情を現地プロモーターが解説

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語ります。5月13日(月)のオンエアでは、月曜担当のNulbarich・JQが登場。今回は台湾の音楽事情を語りました。


■台湾で人気のジャンルは?

初の台湾ワンマンライブで現地を訪れたNulbarich・JQ 。リハーサルの合間に今回の番組収録を行いました。台湾の音楽事情がテーマということで、ゲストに地元のプロモーター、ROCK RECORDSでライブイベントの制作とJ-POPの担当をしているクリスティーさんにお話を訊きました。

JQ:どのくらい日本の音楽シーンを追っていますか?
クリスティー:もともと音楽が好きで、大学のときから日本語を勉強しはじめました。そのときから日本の音楽や文化に興味を持つようになりました。
JQ:クリスティーさんからみて、台湾の人は日本の音楽シーンをどのようなイメージでみていると思いますか?
クリスティー:台湾より色々なジャンルの音楽があって、私たちからみれば羨ましいなと思いますね。
JQ:逆に台湾の音楽シーンは、ジャンル感が決まっていたりするのですか?
クリスティー:台湾はポップスが一番人気です。特にバラードが好きな人が多くて、日本はジャズとかロックとか色々な音楽がありますよね。
JQ:確かに日本もバンドという括りでまとめきれないものが出てきているので、多ジャンルな国かと思います。


■Nulbarichは2年前にネットで発見

JQ:J-POPのレーベル担当として、これまでにどんなアーティストを台湾に呼びましたか?
クリスティー:今までたくさんアーティストを呼んできましたが、最近だとCHAI、向井太一さんなどですね。
JQ:普段レーベルでは細野晴臣さんとかYogee New WavesとかのCDを出したりしていて、Yogeeとかは僕らとも近いところでやらせてもらっていますけど、Nulbarichはどういうきっかけで知ったんですか?
クリスティー:この仕事をしているので、いつも日本の音楽をチェックしています。新しい音楽を探していて、きっかけはネットですね。Nulbarichもネットで見つけました。
JQ:ネットで世界につながっていますからね。逆に僕は台湾の今きてるバンドとか検索の仕方もわからないから、よく辿りついてくれたなと。2年前から僕らのことを知ってもらっていたので、スゲエ嬉しいです。


■日本と台湾のアーティストの交流を深めたい

JQ:台湾のロックシーンはどうですか?
クリスティー:台湾のロックシーン自体はそんなに大きくないので、ロックバンドはみんなインディーズで頑張っていて、メジャーデビューしているバンドは少ないと思います。
JQ:インディーズが盛り上がるのはすごくいいことなので、僕もちょっと色々チェックしていきたいなと思います。

番組ではクリスティーさんおすすめのヒップホップグループ「頑童MJ116」の『少年董』をオンエアしました。10代からストリートライブでならし、20代でデビュー。現在キャリア10年を迎え、1万人規模のライブをする人気グループだと説明してくれました。

JQ:クリスティーさんはこれからどのように台湾の音楽シーンを盛り上げたいと思っていますか?
クリスティー:今ままでたくさんの日本の音楽を発信するような仕事をしてきましたが、日本の音楽は多種多様でうらやましいと思っています。日本の音楽を台湾に持ってきて、もっと台湾の人の音楽の視野を広げられたらいいなと思います。あと台湾のアーティストと日本のアーティストがもっと深く交流できるよう、力になれたらなと思います。

台湾のミュージックシーン、気になった方はぜひチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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