J-WAVEで放送中の番組『JUMP OVER』(ナビゲーター:松居大悟)。3月24日(日)のオンエアでは本仮屋ユイカさんをお迎えして、主演を務めた舞台『みみばしる』の感想を話しました。
■『みみばしる』公演後の変化
本仮屋さんは、初めて『JUMP OVER』に出演したときに赤い服を着てきたことから、今回も赤の服で登場。早速、番組から生まれた舞台『みみばしる』を総括しました。
松居:ユイカさんにとって『みみばしる』は何でしたか?
本仮屋:『みみばしる』は公演後と公演前で別人になりました。私自身もそうだし、女優としてもそうだし、まわりが変えてくれました。“プロである定義”がすごく変わりましたね。
松居:そうなんですか。
そこでリスナーから「他とどう違いましたか?」という質問が届きました。
本仮屋:キャリアも、持っている背景も違うし、後輩や先輩の関係などがあるにも関わらず、全員が同じ地平に立っていられる点。なおかつ、心から信頼し合えて、意見を言い合えて、最高の友人として信頼しあえる環境が、私にとっては初めてでした。こんなにいろいろな垣根を全員が越えて、何の心配もなく丸ごと預けられたことは初めてでした。
一方、松居は自身の劇団「ゴジゲン」では泣かないものの、『みみばしる』では泣いたそうです。本仮屋さんはそのことについて触れました。
本仮屋:なんで、あんなに泣いたんですか?
松居:わからないの。そもそも泣いてたかな?
本仮屋:泣いてましたよ(笑)。
松居:『みみばしる』のカーテンコールで呼んでもらって舞台上で言葉を発すると、涙が出てくるんだよね。それが何の涙かわからないんだよ。そういう意味では、特別な時間だったし、これからもなっていってほしいなって思う。
本仮屋:あとは『みみばしる』が『JUMP OVER』から始まってるから、みんな一幕あけた段階で劇場がホームなんです。それって、普通はない空間で、なぜこんなに温かいのかというと、みんなが番組を聴いていて、みんなが自分の舞台だと思って見てくれてる温かさがあるから、私たちキャストもそれにすごく乗せてもらって、より高みにいけたというのもあります。
■心が折れそうになるほど厳しかったこと
本仮屋さんには「『みみばしる』で苦労した点」も訊きました。
本仮屋:松居さんはやりたいことが明確にあるけど、それを役者に示さないんです。でも「自分は絶対にここにいきたい」っていうところにひたすら走っていくから、そこを見失わないように、全員が同じラインで走れることを意識しました。私自身がやったことといえば、なぞらないこと。自分が今までやった気持ち、衝動とか、それを全部手放すのってすごく怖いんです。
松居:昼と夜の公演があるときに「夜があるからって温存せずに、昼から全部を出す感じでやろう」と厳しい感じで言ってくれて、それでみんなの気持ちが締まったよね。本当は俺が言うべきだけど、ユイカちゃんが言ってくれたことで締まりましたよ。
本仮屋:普段だと、そこまでアツいことを言っていいのかという迷いもあるし、この作品は絶対に奇跡が起こるって信じてたから、もったいないと思っちゃったんです。一瞬でもとりこぼしたくないし。でも自分への厳しさが半端なくて、楽屋に戻って「お前はきちんとできているのか」って自問しました。心が折れそうだったけど。
■プロとは「アツく、愛情を持って、その場にいられる人」
最後に、本仮屋さんが改めてメッセージを伝えました。
■『みみばしる』公演後の変化
本仮屋さんは、初めて『JUMP OVER』に出演したときに赤い服を着てきたことから、今回も赤の服で登場。早速、番組から生まれた舞台『みみばしる』を総括しました。
松居:ユイカさんにとって『みみばしる』は何でしたか?
本仮屋:『みみばしる』は公演後と公演前で別人になりました。私自身もそうだし、女優としてもそうだし、まわりが変えてくれました。“プロである定義”がすごく変わりましたね。
松居:そうなんですか。
そこでリスナーから「他とどう違いましたか?」という質問が届きました。
本仮屋:キャリアも、持っている背景も違うし、後輩や先輩の関係などがあるにも関わらず、全員が同じ地平に立っていられる点。なおかつ、心から信頼し合えて、意見を言い合えて、最高の友人として信頼しあえる環境が、私にとっては初めてでした。こんなにいろいろな垣根を全員が越えて、何の心配もなく丸ごと預けられたことは初めてでした。
一方、松居は自身の劇団「ゴジゲン」では泣かないものの、『みみばしる』では泣いたそうです。本仮屋さんはそのことについて触れました。
本仮屋:なんで、あんなに泣いたんですか?
松居:わからないの。そもそも泣いてたかな?
本仮屋:泣いてましたよ(笑)。
松居:『みみばしる』のカーテンコールで呼んでもらって舞台上で言葉を発すると、涙が出てくるんだよね。それが何の涙かわからないんだよ。そういう意味では、特別な時間だったし、これからもなっていってほしいなって思う。
本仮屋:あとは『みみばしる』が『JUMP OVER』から始まってるから、みんな一幕あけた段階で劇場がホームなんです。それって、普通はない空間で、なぜこんなに温かいのかというと、みんなが番組を聴いていて、みんなが自分の舞台だと思って見てくれてる温かさがあるから、私たちキャストもそれにすごく乗せてもらって、より高みにいけたというのもあります。
■心が折れそうになるほど厳しかったこと
本仮屋さんには「『みみばしる』で苦労した点」も訊きました。
本仮屋:松居さんはやりたいことが明確にあるけど、それを役者に示さないんです。でも「自分は絶対にここにいきたい」っていうところにひたすら走っていくから、そこを見失わないように、全員が同じラインで走れることを意識しました。私自身がやったことといえば、なぞらないこと。自分が今までやった気持ち、衝動とか、それを全部手放すのってすごく怖いんです。
松居:昼と夜の公演があるときに「夜があるからって温存せずに、昼から全部を出す感じでやろう」と厳しい感じで言ってくれて、それでみんなの気持ちが締まったよね。本当は俺が言うべきだけど、ユイカちゃんが言ってくれたことで締まりましたよ。
本仮屋:普段だと、そこまでアツいことを言っていいのかという迷いもあるし、この作品は絶対に奇跡が起こるって信じてたから、もったいないと思っちゃったんです。一瞬でもとりこぼしたくないし。でも自分への厳しさが半端なくて、楽屋に戻って「お前はきちんとできているのか」って自問しました。心が折れそうだったけど。
■プロとは「アツく、愛情を持って、その場にいられる人」
最後に、本仮屋さんが改めてメッセージを伝えました。
この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。