難病・ALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘いながら、脳力とテクノロジーを使ってメッセージを発信する武藤将胤がナビゲーターを務める番組『WITH』。1月18日(金)のオンエアでは、andropの内澤崇仁さん(Gt./Vo.)がゲストに登場。武藤とandropが共演する「J-WAVE 30th ANNIVERSARY INNOVATION WORLD LIVE PLUS supported by CHINTAI」について話しました。
■andropの「今までライブで演奏していない曲」も披露
武藤は、新たなテクノロジー「トビー・アイトラッキング(視線伝達機器)」を実験的に使用しており、「トビー」を使った音楽パフォーマンスの研究をおこなっています。そして、1月24日(木)には、豊洲PITにて開催される「INNOVATION WORLD LIVE PLUS」で、andropとコラボレーションします。
これは、2018年に行われた「INNOVATION WORLD FESTA 2018 Supported by CHINTAI(通称:イノフェス)」が、台風で一部中止になったため、新たに開催されることになった“リベンジ公演”です。
【関連記事】アジカンの音楽がテクノロジーと融合! 『INNOVATION WORLD LIVE PLUS』で楽しめる“新しいライブ体験”を川田十夢に訊く
武藤:すごく楽しみです。
内澤:出演する方々が全員楽しみにしていると思います。
武藤:中止になった分、みなさんの思いが膨れ上がっていますよね。
内澤:そうですね。ナビゲーターを務める川田十夢さんも寝ないで頑張ってますもんね。
武藤:僕たちのステージもそうですし、ほかの素晴らしいアーティストのステージを観るのも楽しみです。
内澤:周りもパワーアップしてくると思うので、負けないもの、より純度の高いものを観せたいですね。
武藤:今回のコラボでは、いろいろと見どころがあるんですけど、僕がDJとして「この曲をマッシュアップ(2つ以上の曲をリミックスして1つに合成)させてください」って言って、マッシュアップした曲なんかもありますよね。その曲は、ライブでほとんど演奏したことがないそうですね。
内澤:僕らのライブで唯一やっていない曲です。音源しかない曲をマッシュアップしてくださって、ありがとうございます。
武藤:最初にあの曲を聴いたとき、「この曲も内澤さんが作っているんだ」と驚いたんですよ。
内澤:andropとはかけ離れたものを、自由に作ったものです。でも、なかなか再現性がなくて……。
武藤:めちゃくちゃパンチがあるかっこいい曲ですよね。
内澤:今回のためにあったのかと思うくらいです。
武藤:それを会場でみなさんと一緒にね。
内澤:楽しみですね。
どの曲がマッシュアップされたかは、会場に来てからのお楽しみです。
■バンドとシステムの融合
今回のコラボは、「テクノロジーとの融合」という取り組みでもあります。そうした話を受けたときの印象を、内澤さんに訊きました。
内澤:武藤さんのシステムをみさせてもらって、自分も実際にメガネ(トビー)をかけさせてもらったときに、「可能性が無限大にあるな」と思いました。でも逆に、バンドとシステムの融合ってどうやったら可能なのだろうって。いろんなやり方があるからこそ、着地点をどこにするのか難しいだろうなというのが、最初の印象ですね。
武藤:前例がなさすぎて、ミーティングで試行錯誤でしたね。
内澤:技術的なものが必要だったりしますね。でも、僕らだからこそ可能なこともあったりします。映像などと同期してライブで演奏するとかは、よくやっているので。だからこそ、武藤さんのシステムとの接点が、他のバンドよりも多いような気はしました。
武藤:両者の音楽がリンクしやすかったのかもしれないですね。
内澤:そうですね。あとは、どう波を作って豊洲PITの屋根を飛ばすかというところですかね(笑)。
■アイトラッキングの技術
続いて、内澤さんは「中止になってから今までに、システムに変化があったか」を、武藤に問います。
武藤:システムのアップグレードを考えていたタイミングだったんです。だから今回は、リハーサルで培ってきたシステムでコラボレーションしたいと考えています。
内澤:ゼロから作ってきたから、崩すとほかに影響が出る可能性がありますもんね。
武藤:そう思うんです。今までのリハーサルでしてきたことで、ぶちかましたいですね。
内澤:でも、進化させられる状況にあるから、この次にする機会があれば、もっとすごいこともできるってことですね。
武藤:アイトラッキングの技術も、どんどん進化しています。新しいアイトラッキングでの目のコントロールも、実験をスタートしています。
内澤:そのシステムがしっかり作り上げられれば、拡張バージョンのライブが……。
武藤:できればと思います。それを目指しています。
内澤:それも楽しみだ。
■自分に限界を作らないために…
最後に、「限界を作らない考え方」という番組テーマになぞらえて、内澤さんに「限界を作らないために大切にしていること」を訊きました。
内澤:自分が好きなものだったり、ワクワクするものを突き詰めることを大事にしています。初期衝動的なもの。これは見たことがない、やったことがないから、やってやろうとか、自分にできないかもしれないけど、いつかやってやろうとか。誰もやったことがないからこそ、自分ができるんじゃないかってワクワクします。そういったところで自分に限界を作らない。周りが無理だって言ってるからやめるんじゃなくて、「お前には無理」って言われようがやる。そっちのほうがワクワクするじゃないですか。
武藤:めちゃくちゃ共感します。むしろ、「無理」って言われたときのほうが燃えませんか?
内澤:そうですね。できないかもしれないけど、できるかもしれない。周りの人が「できない」って、なんでそんなことが言えるのかって話じゃないですか。ちょっとでも到達できたら突き詰めていけるし、それが自信にもなる。僕はそれを音楽でも伝えていきたいと思っています。
武藤とandropによるコラボで、どんな演奏が飛び出すのか、イベントをお楽しみに。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『WITH』
放送日時:毎週金曜 26時30分-27時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/dc4/
■andropの「今までライブで演奏していない曲」も披露
武藤は、新たなテクノロジー「トビー・アイトラッキング(視線伝達機器)」を実験的に使用しており、「トビー」を使った音楽パフォーマンスの研究をおこなっています。そして、1月24日(木)には、豊洲PITにて開催される「INNOVATION WORLD LIVE PLUS」で、andropとコラボレーションします。
これは、2018年に行われた「INNOVATION WORLD FESTA 2018 Supported by CHINTAI(通称:イノフェス)」が、台風で一部中止になったため、新たに開催されることになった“リベンジ公演”です。
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武藤:すごく楽しみです。
内澤:出演する方々が全員楽しみにしていると思います。
武藤:中止になった分、みなさんの思いが膨れ上がっていますよね。
内澤:そうですね。ナビゲーターを務める川田十夢さんも寝ないで頑張ってますもんね。
武藤:僕たちのステージもそうですし、ほかの素晴らしいアーティストのステージを観るのも楽しみです。
内澤:周りもパワーアップしてくると思うので、負けないもの、より純度の高いものを観せたいですね。
武藤:今回のコラボでは、いろいろと見どころがあるんですけど、僕がDJとして「この曲をマッシュアップ(2つ以上の曲をリミックスして1つに合成)させてください」って言って、マッシュアップした曲なんかもありますよね。その曲は、ライブでほとんど演奏したことがないそうですね。
内澤:僕らのライブで唯一やっていない曲です。音源しかない曲をマッシュアップしてくださって、ありがとうございます。
武藤:最初にあの曲を聴いたとき、「この曲も内澤さんが作っているんだ」と驚いたんですよ。
内澤:andropとはかけ離れたものを、自由に作ったものです。でも、なかなか再現性がなくて……。
武藤:めちゃくちゃパンチがあるかっこいい曲ですよね。
内澤:今回のためにあったのかと思うくらいです。
武藤:それを会場でみなさんと一緒にね。
内澤:楽しみですね。
どの曲がマッシュアップされたかは、会場に来てからのお楽しみです。
■バンドとシステムの融合
今回のコラボは、「テクノロジーとの融合」という取り組みでもあります。そうした話を受けたときの印象を、内澤さんに訊きました。
内澤:武藤さんのシステムをみさせてもらって、自分も実際にメガネ(トビー)をかけさせてもらったときに、「可能性が無限大にあるな」と思いました。でも逆に、バンドとシステムの融合ってどうやったら可能なのだろうって。いろんなやり方があるからこそ、着地点をどこにするのか難しいだろうなというのが、最初の印象ですね。
武藤:前例がなさすぎて、ミーティングで試行錯誤でしたね。
内澤:技術的なものが必要だったりしますね。でも、僕らだからこそ可能なこともあったりします。映像などと同期してライブで演奏するとかは、よくやっているので。だからこそ、武藤さんのシステムとの接点が、他のバンドよりも多いような気はしました。
武藤:両者の音楽がリンクしやすかったのかもしれないですね。
内澤:そうですね。あとは、どう波を作って豊洲PITの屋根を飛ばすかというところですかね(笑)。
■アイトラッキングの技術
続いて、内澤さんは「中止になってから今までに、システムに変化があったか」を、武藤に問います。
武藤:システムのアップグレードを考えていたタイミングだったんです。だから今回は、リハーサルで培ってきたシステムでコラボレーションしたいと考えています。
内澤:ゼロから作ってきたから、崩すとほかに影響が出る可能性がありますもんね。
武藤:そう思うんです。今までのリハーサルでしてきたことで、ぶちかましたいですね。
内澤:でも、進化させられる状況にあるから、この次にする機会があれば、もっとすごいこともできるってことですね。
武藤:アイトラッキングの技術も、どんどん進化しています。新しいアイトラッキングでの目のコントロールも、実験をスタートしています。
内澤:そのシステムがしっかり作り上げられれば、拡張バージョンのライブが……。
武藤:できればと思います。それを目指しています。
内澤:それも楽しみだ。
■自分に限界を作らないために…
最後に、「限界を作らない考え方」という番組テーマになぞらえて、内澤さんに「限界を作らないために大切にしていること」を訊きました。
内澤:自分が好きなものだったり、ワクワクするものを突き詰めることを大事にしています。初期衝動的なもの。これは見たことがない、やったことがないから、やってやろうとか、自分にできないかもしれないけど、いつかやってやろうとか。誰もやったことがないからこそ、自分ができるんじゃないかってワクワクします。そういったところで自分に限界を作らない。周りが無理だって言ってるからやめるんじゃなくて、「お前には無理」って言われようがやる。そっちのほうがワクワクするじゃないですか。
武藤:めちゃくちゃ共感します。むしろ、「無理」って言われたときのほうが燃えませんか?
内澤:そうですね。できないかもしれないけど、できるかもしれない。周りの人が「できない」って、なんでそんなことが言えるのかって話じゃないですか。ちょっとでも到達できたら突き詰めていけるし、それが自信にもなる。僕はそれを音楽でも伝えていきたいと思っています。
武藤とandropによるコラボで、どんな演奏が飛び出すのか、イベントをお楽しみに。
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番組名:『WITH』
放送日時:毎週金曜 26時30分-27時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/dc4/
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