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「この本、2時間で読めました」は作者にとって残酷…尾崎世界観が語る

「この本、2時間で読めました」は作者にとって残酷…尾崎世界観が語る

J-WAVEで放送中の番組『SPARK』(月曜担当ナビゲーター:尾崎世界観<クリープハイプ>)。11月19日(月)のオンエアでは、リスナーがお父さんに言われたことを紹介し、思わぬ深い話へと展開しました。


■「クリープハイプのことがわからない」としても

中学生のリスナーから、こんなメッセージが届きました。

「私のお父さんは、いつも私の好きな音楽にいちゃもんをつけようとします。この前クリープハイプについても、『俺はクリープハイプを1曲聴いただけで、尾崎世界観という人が考えてることが全部わかった。だいたいお前はクリープハイプについて全然わかってない』と言われました。確かに私はまだ中学生だし、クリープハイプについて知らないこともたくさんあるのはわかっています。でもなんで1曲しか聴いてない人にそんなことを言われなきゃいけないんだと思いました。我慢して笑って聞き流したほうがいいんですか?」

メールを読み上げた尾崎は「かわいいメールですね(笑)」と一言。そして自身の考えを答えました。

尾崎:そうか……(お父さんはクリープハイプのことを)わかってるのかもしれないですよね。わかってないとは言い切れないですからね。どうでしょうねえ……逆にわかってしまったらつまんないですよね。だからお父さんは「つまんない」と思ったんじゃないですか? 本当にわかってるのかもしれないし、わかったような気になったのかもしれないし。でも「わかったような気になっていた」だけだとしても、その人は「わかった」と思ってしまってるわけですから、もうそれで終わりですよね。

本に例えて、話を続けます。

尾崎:本と一緒で、「読み終わった」ってことですよ。読み方が人それぞれあって、一気にぱーっと速く読む人いるでしょ? だから、本を書いてたらわかるんですけど、「すぐ読めました」「2時間で読めました」って悪意なく言ってる人いるんですけど、あれって褒め言葉じゃないんですよ。ものすごい時間をかけて書いた作者への感想としては、すごく残酷な言葉だなと思います。

そして以下のように続けました。

尾崎:速く読めたほうがいいという風潮もあったりしますけど。「時間が得になる」っていう人もいれば、ゆっくりゆっくり「早く終わってほしくないな」と思って読む人もいる。「わかればいい」のではなく、どれだけ時間をかけてわかるか。むしろ、わかってしまわないようにする……個人的には、好きなものに対しては理解してしまわないように接することが多いので、別に「わかってもらいたい」とも思わないし……ああ、でもそんなことないかなぁ……。「完全に理解されたら負けだ」と思ってますね。うまく言えないけどそんな感じかな。

最後に、リスナーにこんなメッセージを送った尾崎。

尾崎:だからまだまだクリープハイプってバンドを、1ページずつ、わかんないところは戻って読み返して、考えたりしながら一緒に時間を重ねていけたらいいなと思います。……めちゃくちゃいい話できてよかった(笑)。

この日の放送では他にも、新木場STUDIO COASTで行われたライブ後の打ち上げの一部を録音した音源が流されました。しかし尾崎はこの打ち上げの内容についてまったく覚えていなかったようです……。

尾崎世界観

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【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/spark/

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