J-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』（ナビゲーター：吉岡里帆）11月11日（日）のオンエアでは、お笑いタレントで俳優の塚地武雅さんをゲストにお迎えしました。
■小学生のときに描いていた漫画は…
漫画好きの塚地さんは、小学生の頃は漫画家になりたくて、よく漫画を描いていたと話します。
吉岡：ちなみにどんな物語を描いていたんですか？
塚地：未来からやってきたキャベツ型のロボットが、男の子の悩みを解決する物語。
吉岡：ドラえもんをフィーチャーしてますね……（笑）。
塚地：完全にドラえもんパクってたけど（笑）。「キャベル＆たくや」というタイトルで漫画を描いていましたね（笑）。キャベツの葉っぱの部分をめくると道具が出てくるっていう（笑）。
吉岡：ドラえもん（笑）。キャベツというところが面白いですね。前にトキワ荘の跡地に行ったことがあります。
塚地：同じ目標に対して、友情とライバル心を持ちながら漫画を描いていた環境がいいですよね。
塚地さんはその環境に憧れて、芸人同士3人で暮らしたことがあります。
塚地：一緒に住んでみると揉めますね。麦茶を買ってくるでしょ？ 冷蔵庫に入れておくと麦茶が減っていて、誰かが飲んだんやなと。「誰か飲んだよね？」「いや、飲んでない」という話になったり。めちゃくちゃ難しいんですよ。8年くらい一緒に住みました。お笑いで食えるようになったから、一人で住む家も借りたんですけど、最終的には（誰かがいて）灯りがついている家に帰る喜びがありましたね。時期を乗り越えると、共同生活は悪くないと思いました。
■就職セミナーで型破り
高校卒業後にお笑いを目指したいと思っていた塚地さん。しかし両親が厳しく、「一度大学進学して、それでもやりたかったらいいよ」と言われたため、まずは大学に進学。そして就職も経験します。
塚地：大学4年のときに就職の合同セミナーがあって、片っ端から企業の話を聞いていたら、仏壇屋さんのブースがあったので話を聞いたんです。質問コーナーがあって、みんなが会社のことを聞いているときに、僕は入る気がないから、チラシの仏壇の上に載っていたインコが気になって、「このインコ、どういう意味ですか？」って聞いたら、会場にいた学生にウケたんですよ。「そこ質問する？」みたいな。
吉岡：（笑）。
塚地：会社の人がキレたような顔をして、「君、残りなさい」と言ってきたので、説明会が終わるまで一人で立って待っていたんです。
吉岡：怖い（笑）。
塚地：セミナーが終わったら「飯食いに行こう」と言われて、飯食っているときに、「君みたいな子を待ってた」と言われてね。
吉岡：映画みたいですね！
塚地：「ぜひ、うちに入ってもらいたい」とのことで、4月の時点で内々定もらって。
吉岡：塚地さん持ってますね！
塚地：お笑い以外やりたいことがないから、就職したんですよ。入社初日で遅刻してしまって、社長室呼ばれて、「さすがだねぇ」と褒められました（笑）。全部いい方に転がるんです、型破りという形で。半年ぐらい働きましたね。僕、通勤の行き帰りに、手帳の真っ白いページにネタを書いていたんですよ。それが2冊目に突入していたんです。俯瞰で2冊目の手帳を見たときに、「あ、お笑いがやりたいんや」と思って、会社を辞めて東京に来たんです。
お笑いを本格的に目指すようになったのは、24歳の頃。当時だと業界に入るには遅かったそうですが……。
吉岡：焦りとかありましたか？
塚地：24歳は遅いとは実感していたんですけど、一度就職して会社を辞めているから迷いはなくて。周りからなんと思われようといいし、最悪売れなくてもいいと思っていました。ステージに立てるだけで多分楽しいんだろうな、と。
■塚地さんおすすめ映画は？
続いて、ご自宅について伺いました。塚地さんの部屋の写真を見た吉岡は、「床、壁、家具と白を基調にしていて、とても綺麗で整頓されています！」と絶賛。
吉岡：お部屋にはDVDがたくさんありますね。映画お好きなんですね。
塚地：観ますね。片っ端から忘れていってますけど。
吉岡：今日ラジオを聴いてくれているリスナーに、名作3本紹介できますか？ 3本じゃなくても1本でもいいです！
塚地：『トラック野郎』という作品で、菅原文太さんが主役で、愛川欽也さんが相棒で出演されています。喧嘩っ早い俗な男だけど、女性が苦手で、毎回恋をするんですけど上手くいかない。恋した女性が、時間的に間に合うかどうかの状況になるんです。例えばその女性の好きな人が空港にいて、海外に飛び立ってしまう。「お前、それでいいのか」って聞くと、女性が「でも、もう間に合わないのよ！」と。その女性をトラックに乗せて、空港まで山道を走って、トラックがボロボロになりながらも女性を届ける。モテない男が頑張るお話で、大好きですね。
吉岡：なかなか手にしないジャンルなので観てみます！
現在、NHK大河ドラマ『西郷どん』で永田熊吉役を演じている塚地さん。『西郷どん』もぜひチェックしてみてください！
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『UR LIFESTYLE COLLEGE』
放送日時： 毎週日曜 18時－18時54分
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/
■小学生のときに描いていた漫画は…
漫画好きの塚地さんは、小学生の頃は漫画家になりたくて、よく漫画を描いていたと話します。
吉岡：ちなみにどんな物語を描いていたんですか？
塚地：未来からやってきたキャベツ型のロボットが、男の子の悩みを解決する物語。
吉岡：ドラえもんをフィーチャーしてますね……（笑）。
塚地：完全にドラえもんパクってたけど（笑）。「キャベル＆たくや」というタイトルで漫画を描いていましたね（笑）。キャベツの葉っぱの部分をめくると道具が出てくるっていう（笑）。
吉岡：ドラえもん（笑）。キャベツというところが面白いですね。前にトキワ荘の跡地に行ったことがあります。
塚地：同じ目標に対して、友情とライバル心を持ちながら漫画を描いていた環境がいいですよね。
塚地さんはその環境に憧れて、芸人同士3人で暮らしたことがあります。
塚地：一緒に住んでみると揉めますね。麦茶を買ってくるでしょ？ 冷蔵庫に入れておくと麦茶が減っていて、誰かが飲んだんやなと。「誰か飲んだよね？」「いや、飲んでない」という話になったり。めちゃくちゃ難しいんですよ。8年くらい一緒に住みました。お笑いで食えるようになったから、一人で住む家も借りたんですけど、最終的には（誰かがいて）灯りがついている家に帰る喜びがありましたね。時期を乗り越えると、共同生活は悪くないと思いました。
■就職セミナーで型破り
高校卒業後にお笑いを目指したいと思っていた塚地さん。しかし両親が厳しく、「一度大学進学して、それでもやりたかったらいいよ」と言われたため、まずは大学に進学。そして就職も経験します。
塚地：大学4年のときに就職の合同セミナーがあって、片っ端から企業の話を聞いていたら、仏壇屋さんのブースがあったので話を聞いたんです。質問コーナーがあって、みんなが会社のことを聞いているときに、僕は入る気がないから、チラシの仏壇の上に載っていたインコが気になって、「このインコ、どういう意味ですか？」って聞いたら、会場にいた学生にウケたんですよ。「そこ質問する？」みたいな。
吉岡：（笑）。
塚地：会社の人がキレたような顔をして、「君、残りなさい」と言ってきたので、説明会が終わるまで一人で立って待っていたんです。
吉岡：怖い（笑）。
塚地：セミナーが終わったら「飯食いに行こう」と言われて、飯食っているときに、「君みたいな子を待ってた」と言われてね。
吉岡：映画みたいですね！
塚地：「ぜひ、うちに入ってもらいたい」とのことで、4月の時点で内々定もらって。
吉岡：塚地さん持ってますね！
塚地：お笑い以外やりたいことがないから、就職したんですよ。入社初日で遅刻してしまって、社長室呼ばれて、「さすがだねぇ」と褒められました（笑）。全部いい方に転がるんです、型破りという形で。半年ぐらい働きましたね。僕、通勤の行き帰りに、手帳の真っ白いページにネタを書いていたんですよ。それが2冊目に突入していたんです。俯瞰で2冊目の手帳を見たときに、「あ、お笑いがやりたいんや」と思って、会社を辞めて東京に来たんです。
お笑いを本格的に目指すようになったのは、24歳の頃。当時だと業界に入るには遅かったそうですが……。
吉岡：焦りとかありましたか？
塚地：24歳は遅いとは実感していたんですけど、一度就職して会社を辞めているから迷いはなくて。周りからなんと思われようといいし、最悪売れなくてもいいと思っていました。ステージに立てるだけで多分楽しいんだろうな、と。
■塚地さんおすすめ映画は？
続いて、ご自宅について伺いました。塚地さんの部屋の写真を見た吉岡は、「床、壁、家具と白を基調にしていて、とても綺麗で整頓されています！」と絶賛。
吉岡：お部屋にはDVDがたくさんありますね。映画お好きなんですね。
塚地：観ますね。片っ端から忘れていってますけど。
吉岡：今日ラジオを聴いてくれているリスナーに、名作3本紹介できますか？ 3本じゃなくても1本でもいいです！
塚地：『トラック野郎』という作品で、菅原文太さんが主役で、愛川欽也さんが相棒で出演されています。喧嘩っ早い俗な男だけど、女性が苦手で、毎回恋をするんですけど上手くいかない。恋した女性が、時間的に間に合うかどうかの状況になるんです。例えばその女性の好きな人が空港にいて、海外に飛び立ってしまう。「お前、それでいいのか」って聞くと、女性が「でも、もう間に合わないのよ！」と。その女性をトラックに乗せて、空港まで山道を走って、トラックがボロボロになりながらも女性を届ける。モテない男が頑張るお話で、大好きですね。
吉岡：なかなか手にしないジャンルなので観てみます！
現在、NHK大河ドラマ『西郷どん』で永田熊吉役を演じている塚地さん。『西郷どん』もぜひチェックしてみてください！
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【番組情報】
番組名：『UR LIFESTYLE COLLEGE』
放送日時： 毎週日曜 18時－18時54分
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/
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