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華道家・假屋崎省吾、小学生の頃にバラを育てたら…母が切ってしまって!?

華道家・假屋崎省吾、小学生の頃にバラを育てたら…母が切ってしまって!?

J-WAVEで放送中の番組『RINREI CLASSY LIVING』(ナビゲーター:村治佳織)。9月8日(土)のオンエアでは、華道家の假屋崎省吾さんをゲストにお迎えしお話を伺いました。


■華道から着物まで…幅広いデザインで大活躍!

ふたりの縁は10年ほど前、村治が假屋崎さんのお花をバックに演奏したこと。村治は「迷いなくどんどんつくる姿が印象的で、お花と一体化されていた」と振り返りました。本人によると「なんでもバシバシ決めちゃう」「迷うことがほぼない」のだとか。

村治:今では華道にとどまらず芸術全般へのアプローチをされていますね。
假屋崎:小さい頃から、デザインが好きだったんです。花をキーワードにした着物のブランド「假屋崎省吾着物の世界」も8年が経ちました。スカーフなどの雑貨ブランドを手がけたり、面白いところでは棺桶とか骨壷もデザインしています。デザインでさまざまな企業とコラボレーションしたり、自分の好きなことに時間をかけたりということは、惜しまずにやりたいなと思いますね。


■小学生のときに育てたバラの思い出

今年、華道歴35周年を迎える假屋崎さん。幼少期から花を愛でていました。母親との、こんなエピソードも。

假屋崎:生まれ育ったのは、東京都練馬区の石神井。お庭が広かったので、両親がお花を育てていて、自分も物心がつくようになると園芸が趣味になりました。小学校1年生のとき、バラの花を何株か植えて、5月になってやっと咲いたんです。「咲いたよ」と母を呼ぶと、ハサミを持ってきて、目の前でチョキンと切っちゃった。新聞紙に包んで「省吾、学校に持っていきなさい」と。持っていくと、担任の先生が小さな一輪挿しに飾ってくれて、40人くらいのお友だちが「わーっ、きれいだね」って、朝だからポーッとしていたのに、みんなシャキッとしたんですよ。母は、子どもたちにバラの美しさ、花の素敵さ、感性を教えたかったのかもしれない。そう思うと、すごく母親が誇らしく感じました。


■歴史的建造物と華道とのコラボレーションに挑戦

2018年 10月20日(土)から11月1日(木)まで、『第百十一回笠間の菊まつり 第二回いけばな展覧会 假屋崎省吾の世界展~花蝶諷詠~』が開催されます。場所は、茨城県笠間市にある、日本三大稲荷のひとつ笠間稲荷神社。111回目を迎える菊まつりとのコラボレーションです。

假屋崎:笠間稲荷は素晴らしい空間です。菊まつりで栽培している菊を使わせていただいています。私も会場につめて、おいでいただいたみなさまとコミュニケーションを取らせていただいています。假屋崎省吾の花の個展は東京でも開催しますけど、秋の美しい笠間稲荷はご利益満載のところでもあります。百聞は一見にしかずといいますので、お花の展覧会ご覧になっていただきたいと思います。

今年で還暦を迎える假屋崎さん。ご自身の花サロンでは、『2018 假屋崎省吾クリスマスパーティー&還暦のお祝い』というイベントを、12月23日(日)に開催します。そのほかにも、イベントやメディアに引っ張りだこ。詳しい活動は、假屋崎さんのオフィシャルサイトをご覧ください。

【番組情報】
番組名:『RINREI CLASSY LIVING』
放送日時:土曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/classyliving/

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