J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。9月18日(火)のオンエアでは、山下達郎さん風カバーのミュージックビデオが話題のCityPop芸人、ポセイドン・石川さんに注目。ブレイクの背景を探りました。
■山下達郎風カバーが大反響
ポセイドンさんは8月22日、ツイッターに「DA PUMPの『U.S.A.』を山下達郎さん風にカバーしました」と動画を投稿。約5万件の「いいね!」を集めています(2018年9月18日現在)。
ポセイドンさんの活動拠点は石川県金沢市。今回、番組オファーと上京のタイミングが重なったため、ゲスト出演が実現しました。
サッシャ:8月22日、人生変わったんじゃないですか?
ポセイドン:これまで疎遠になっていた友人から電話がかかってきました。ずっと飲食店でアルバイトをしているのですが、動画を投稿して以降、他のお仕事を少しずついただけるようになって、シフトも少し減らせるようになってきた……というぐらいで、まだ人生は変わっていません(笑)。
サッシャ:そもそもポセイドン・石川さんは芸人さんなのですか?
ポセイドン:出だしはミュージシャンという形で12年くらい京都で生活をしていまして、京都時代からライブ活動をしていました。そのときは本名でやっていたんですけど、金沢に帰って心機一転、故郷でライブをはじめました。僕は“お客さんがウケるといいライブ”と思っていて、芸人という括りのほうがいろいろなことができるのではと、ポセイドン・石川になりました。
サッシャ:京都時代は岡崎体育さんとも共演しているんですよね。
ポセイドン:祇園にあるライブハウスで、アングラといわれるミュージシャンが1曲か2曲、持ち時間5分くらいで持ちネタをやっていく「クズ祭り」というイベントがありまして、岡崎さんは2回目の出演で来られていて、そのときから面白かったですけど、そういうご縁もあります。
■元々は結婚式の余興で…
ポセイドンさんは、もともとはジャズが好きで、ジャズピアニストのオスカー・ピーターソンに憧れて耳コピしたこともあるとか。また、美術大学で日本画を専攻し、京都で画壇に入塾するなど多彩な才能を持っています。今回、話題になっている山下達郎さん風カバーはいつ頃からはじめたのでしょうか?
ポセイドン:カバーはわりと最近なんです。達郎さんを好きな友人の結婚式の余興で、「達郎さん風にカバーして」と急に振られて、安室奈美恵さんの『CAN YOU CELEBRATE?』を達郎さんのものまねでやったらエラいウケたんで、家で弾き語りで安室さんのカバーをウェブに上げたのがカバーのはじまりです。2、3回やるうちに変なスイッチが入ってしまって、ミュージックビデオまで撮るようになって。
サッシャ・寺岡:(笑)。
オンエアでは、ポセイドンさんがスタジオで生演奏を披露。『シャチに目をつけられて』というご自身の曲を、山下達郎風のボーカルで熱唱してくれました。
■いきものがかり・水野からメッセージ
さらにポセイドンさんのファンという、J-WAVEの番組『SONAR MUSIC』の木曜日でもお馴染み水野良樹さん(いきものがかり)が登場。コメントを寄せてくれました。
水野:ついにポセイドンさんがJ-WAVEに出ると聞きまして、これは黙ってられないと。なんとか自分の声をポセイドンさんにお伝えしたいと思ってメッセージを送らせていただきました。ポセイドンさんのミュージックビデオは、ある時期から僕の音楽仲間、ミュージシャンやプロデューサーのアカウントに突如として現れはじめまして、「なんて面白いんだ」と。面白いだけじゃなくて、それに裏打ちされた技術というかセンスが背景に見えてきて、音楽的にもコミカルな部分でも「この人めちゃくちゃ面白いんじゃないか」と僕も興味を持ちました。模倣するとき、山下さんのどこらへんをピックアップされているのか。『紅』や『さくらんぼ』『U.S.A.』といった曲はどういう基準で選んでいるのか。もっと訊くと、いきものがかりは選ばれないのか……なんてことをちょっと下心で思ったりしていますが、いかがでしょうか?(笑)
ポセイドン:模倣は、達郎さんのコーラスがひとつのシティポップの特徴だと思うんです。コーラスって4つか5つの声を重ねていて、(僕は)ジャズピアノがもともと出身ということもあって、もともとピアノで弾いていた音がそのままコードとリンクするコーラスが大好きなんです。あと「どういうところを模倣するか」というのは語尾ですよね。いきものがかりさんもテレビとかで拝見していて恐縮なんですけど、『ありがとう』という曲が大好きで……。
そう言うと、ポセイドンさんは即興で、『ありがとう』の語尾を達郎さん風にアレンジして披露しました。
ポセイドンさんのものまねは、山下達郎さん公認ではありません。山下さんを大尊敬するポセイドンさんは、「お叱りでもいいので、いつかお会いできることを信じて、日々の活動を頑張っていきたいです」と語りました。
なお、ポセイドンさんといきものがかり・水野さんのインタビュー対談が9月27日(木)『SONAR MUSIC』でオンエア予定です。こちらもお楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
■山下達郎風カバーが大反響
DA PUMPの「U.S.A.」を山下達郎さん風にカバーしました。
— ポセイドン・石川 (@pose_inc) 2018年8月22日
何故か「和」テイスト、。 pic.twitter.com/py3MiZiun6
ポセイドンさんは8月22日、ツイッターに「DA PUMPの『U.S.A.』を山下達郎さん風にカバーしました」と動画を投稿。約5万件の「いいね!」を集めています(2018年9月18日現在)。
ポセイドンさんの活動拠点は石川県金沢市。今回、番組オファーと上京のタイミングが重なったため、ゲスト出演が実現しました。
サッシャ:8月22日、人生変わったんじゃないですか?
ポセイドン:これまで疎遠になっていた友人から電話がかかってきました。ずっと飲食店でアルバイトをしているのですが、動画を投稿して以降、他のお仕事を少しずついただけるようになって、シフトも少し減らせるようになってきた……というぐらいで、まだ人生は変わっていません(笑)。
サッシャ:そもそもポセイドン・石川さんは芸人さんなのですか?
ポセイドン:出だしはミュージシャンという形で12年くらい京都で生活をしていまして、京都時代からライブ活動をしていました。そのときは本名でやっていたんですけど、金沢に帰って心機一転、故郷でライブをはじめました。僕は“お客さんがウケるといいライブ”と思っていて、芸人という括りのほうがいろいろなことができるのではと、ポセイドン・石川になりました。
サッシャ:京都時代は岡崎体育さんとも共演しているんですよね。
ポセイドン:祇園にあるライブハウスで、アングラといわれるミュージシャンが1曲か2曲、持ち時間5分くらいで持ちネタをやっていく「クズ祭り」というイベントがありまして、岡崎さんは2回目の出演で来られていて、そのときから面白かったですけど、そういうご縁もあります。
■元々は結婚式の余興で…
ポセイドンさんは、もともとはジャズが好きで、ジャズピアニストのオスカー・ピーターソンに憧れて耳コピしたこともあるとか。また、美術大学で日本画を専攻し、京都で画壇に入塾するなど多彩な才能を持っています。今回、話題になっている山下達郎さん風カバーはいつ頃からはじめたのでしょうか?
ポセイドン:カバーはわりと最近なんです。達郎さんを好きな友人の結婚式の余興で、「達郎さん風にカバーして」と急に振られて、安室奈美恵さんの『CAN YOU CELEBRATE?』を達郎さんのものまねでやったらエラいウケたんで、家で弾き語りで安室さんのカバーをウェブに上げたのがカバーのはじまりです。2、3回やるうちに変なスイッチが入ってしまって、ミュージックビデオまで撮るようになって。
サッシャ・寺岡:(笑)。
オンエアでは、ポセイドンさんがスタジオで生演奏を披露。『シャチに目をつけられて』というご自身の曲を、山下達郎風のボーカルで熱唱してくれました。
■いきものがかり・水野からメッセージ
さらにポセイドンさんのファンという、J-WAVEの番組『SONAR MUSIC』の木曜日でもお馴染み水野良樹さん(いきものがかり)が登場。コメントを寄せてくれました。
水野:ついにポセイドンさんがJ-WAVEに出ると聞きまして、これは黙ってられないと。なんとか自分の声をポセイドンさんにお伝えしたいと思ってメッセージを送らせていただきました。ポセイドンさんのミュージックビデオは、ある時期から僕の音楽仲間、ミュージシャンやプロデューサーのアカウントに突如として現れはじめまして、「なんて面白いんだ」と。面白いだけじゃなくて、それに裏打ちされた技術というかセンスが背景に見えてきて、音楽的にもコミカルな部分でも「この人めちゃくちゃ面白いんじゃないか」と僕も興味を持ちました。模倣するとき、山下さんのどこらへんをピックアップされているのか。『紅』や『さくらんぼ』『U.S.A.』といった曲はどういう基準で選んでいるのか。もっと訊くと、いきものがかりは選ばれないのか……なんてことをちょっと下心で思ったりしていますが、いかがでしょうか?(笑)
ポセイドン:模倣は、達郎さんのコーラスがひとつのシティポップの特徴だと思うんです。コーラスって4つか5つの声を重ねていて、(僕は)ジャズピアノがもともと出身ということもあって、もともとピアノで弾いていた音がそのままコードとリンクするコーラスが大好きなんです。あと「どういうところを模倣するか」というのは語尾ですよね。いきものがかりさんもテレビとかで拝見していて恐縮なんですけど、『ありがとう』という曲が大好きで……。
そう言うと、ポセイドンさんは即興で、『ありがとう』の語尾を達郎さん風にアレンジして披露しました。
ポセイドンさんのものまねは、山下達郎さん公認ではありません。山下さんを大尊敬するポセイドンさんは、「お叱りでもいいので、いつかお会いできることを信じて、日々の活動を頑張っていきたいです」と語りました。
なお、ポセイドンさんといきものがかり・水野さんのインタビュー対談が9月27日(木)『SONAR MUSIC』でオンエア予定です。こちらもお楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
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