J-WAVEで放送中の番組『RINREI CLASSY LIVING』(ナビゲーター:村治佳織)。8月31日(土)のオンエアでは、新海 誠監督の映画『天気の子』の主人公・森嶋帆高の声を担当した俳優の醍醐虎汰朗が登場。新海監督が2000人の中から抜擢したというエピソードなど、『天気の子』の舞台裏について語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年9月7日28時59分まで)
■『天気の子』オーディションの裏話
醍醐は19歳。演劇『ハイキュー!!』や舞台『弱虫ペダル』でも主演を務める注目の役者だ。
帆高役には、2000人の中から選ばれた。オーディションはどう行われたのだろうか?
醍醐:オーディションの形式は、最初に自分のお芝居をした音を送って、それが審査を通って、実際にアフレコブースに入り、新海さんとかがいる中でアニメーションの画に合わせながら、本番と同じようにアフレコをして、というのを数回繰り返しました。
オーディションの現場では、新海監督を見て「本物だ!」と少し緊張してしまったものの、審査が進み数人に絞られた段階で「絶対に通ろう!」という気持ちを強くしたそうだ。最終選考では、ヒロイン・天野陽菜役の森七菜も参加したという。森もその時点では出演が決まってはいなかったものの、醍醐は森と掛け合いをしたあとに「七菜ちゃんになるだろうな」と感じたそうだ。
■醍醐に安心感を与えた新海監督の一言
森嶋帆高役が決まったあと、新海監督からは、「醍醐くんは帆高であって、帆高は醍醐くんであるから、リラックスしてやってね」と声をかけられたという。
醍醐:すごく安心しました。「僕は何もしなくても帆高だし」くらいの気持ちでいられました。
『天気の子』は世界140カ国での公開も決定している。「ぜんぜん現実味がないです」と醍醐。世界的に人気を集める新海監督の作品だが、監督はどんな人物なのだろうか?
醍醐:きっと新海さんの映画を観たことがある人も多いと思うんですけど、あの世界観を体現したような方です。すごくやわらかくて、純粋で、言葉選びがすごく丁寧で、ステキです。話すときも歌うように話すんです。だから聞き入ってしまうというか、新海さんが話していると、まるで朗読を聞いているような。「すごいなぁ」って思います。
現場では、NGのときでも必ず「ステキでした」から入り、「けど、こっちのパターンもいただけますか?」という言い方をするという。そのため、演者も「さっきのもよかったけど、こっちもやってみよう」という気持ちになるそうだ。
■小栗 旬から学んだプロ意識
『天気の子』で醍醐、森のふたりの脇を固めるのは、小栗 旬や本田 翼など豪華な顔ぶれ。現場では小栗のプロ意識を見せつけられたと明かした。アニメーションのアフレコは、人物が口を開くと同時にセリフを言い出し、口を閉じると同時に言い終わらなければならない。合わせるまでには時間がかかるが、小栗はそのタイミングが毎回、完璧なのだという。醍醐は、「あらかじめ渡された映像を見て、しっかり練習しているからこそできること」と話した。
醍醐:あれだけすごい方でも、やっていることはすごい地道。影でいろいろやっているからこそあれだけ偉大なスーパースターなんだなと、「カッコいいな」って思いました。背中を見てて、「この人は本当に魅力的だなぁ」と。
オンエアでは、9月1日が醍醐の19歳の誕生日ということで、番組からサプライズでプレゼントにイヤホンを贈った。ちなみに、醍醐は「明日だった! 全然忘れてました(笑)」と、すっかり忘れていた様子だった。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年9月7日28時59分まで)
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『RINREI CLASSY LIVING』
放送日時:土曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/classyliving/
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■『天気の子』オーディションの裏話
醍醐は19歳。演劇『ハイキュー!!』や舞台『弱虫ペダル』でも主演を務める注目の役者だ。
帆高役には、2000人の中から選ばれた。オーディションはどう行われたのだろうか?
醍醐:オーディションの形式は、最初に自分のお芝居をした音を送って、それが審査を通って、実際にアフレコブースに入り、新海さんとかがいる中でアニメーションの画に合わせながら、本番と同じようにアフレコをして、というのを数回繰り返しました。
オーディションの現場では、新海監督を見て「本物だ!」と少し緊張してしまったものの、審査が進み数人に絞られた段階で「絶対に通ろう!」という気持ちを強くしたそうだ。最終選考では、ヒロイン・天野陽菜役の森七菜も参加したという。森もその時点では出演が決まってはいなかったものの、醍醐は森と掛け合いをしたあとに「七菜ちゃんになるだろうな」と感じたそうだ。
■醍醐に安心感を与えた新海監督の一言
森嶋帆高役が決まったあと、新海監督からは、「醍醐くんは帆高であって、帆高は醍醐くんであるから、リラックスしてやってね」と声をかけられたという。
醍醐:すごく安心しました。「僕は何もしなくても帆高だし」くらいの気持ちでいられました。
『天気の子』は世界140カ国での公開も決定している。「ぜんぜん現実味がないです」と醍醐。世界的に人気を集める新海監督の作品だが、監督はどんな人物なのだろうか?
醍醐:きっと新海さんの映画を観たことがある人も多いと思うんですけど、あの世界観を体現したような方です。すごくやわらかくて、純粋で、言葉選びがすごく丁寧で、ステキです。話すときも歌うように話すんです。だから聞き入ってしまうというか、新海さんが話していると、まるで朗読を聞いているような。「すごいなぁ」って思います。
現場では、NGのときでも必ず「ステキでした」から入り、「けど、こっちのパターンもいただけますか?」という言い方をするという。そのため、演者も「さっきのもよかったけど、こっちもやってみよう」という気持ちになるそうだ。
■小栗 旬から学んだプロ意識
『天気の子』で醍醐、森のふたりの脇を固めるのは、小栗 旬や本田 翼など豪華な顔ぶれ。現場では小栗のプロ意識を見せつけられたと明かした。アニメーションのアフレコは、人物が口を開くと同時にセリフを言い出し、口を閉じると同時に言い終わらなければならない。合わせるまでには時間がかかるが、小栗はそのタイミングが毎回、完璧なのだという。醍醐は、「あらかじめ渡された映像を見て、しっかり練習しているからこそできること」と話した。
醍醐:あれだけすごい方でも、やっていることはすごい地道。影でいろいろやっているからこそあれだけ偉大なスーパースターなんだなと、「カッコいいな」って思いました。背中を見てて、「この人は本当に魅力的だなぁ」と。
オンエアでは、9月1日が醍醐の19歳の誕生日ということで、番組からサプライズでプレゼントにイヤホンを贈った。ちなみに、醍醐は「明日だった! 全然忘れてました(笑)」と、すっかり忘れていた様子だった。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年9月7日28時59分まで)
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番組名:『RINREI CLASSY LIVING』
放送日時:土曜 20時-20時54分
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