音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
お香専門店でマリエがビックリ! 違う種類のお香を混ぜるほど…

お香専門店でマリエがビックリ! 違う種類のお香を混ぜるほど…

J-WAVEで放送中の番組『SEASONS』(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「MITSUI FUDOSAN COME ACROSS TOKYO」。9月8日(土)のオンエアでは、神楽坂弁天町にある「Juttoku.(ジュットク)」に注目しました。

「Juttoku.」は、お香を13種類そろえているお香専門店です。焚くお香だけでなく、置くだけで香りが楽しめる印香や器などをそろえています。器は有田焼や九谷焼、富山県の鋳物など、産地のものを扱っています。さっそく「Juttoku.」を立ち上げた井口麻衣さんに話を伺いました。


■意外と長い歴史

マリエ:お香の歴史はどれくらいなのでしょう?
井口:日本にはおよそ1500年以上の長い歴史がありますが、実は原料はどれひとつ日本でとることができないんです。
マリエ:へぇ〜!
井口:昔はとても貴重なもので、一部の人しか手にすることができませんでした。日本人の感性、美意識というもので培われてきたというのが、日本のお香のひとつの大きな側面です。

店に入ると、どこか懐かしい香りがふわっと全身を包みます。さまざまな商品が並んでいるなかで、マリエが気になって手に取ったのは、ピンク色と濃い紫色のスティック香、満月とお団子の形をしている可愛い印香「満月」でした。井口さんによると、淡路島の職人が天然の香料のみで作っているそうです。

井口:ピンクのお香は「蓮凛」という、蓮の花をイメージした香りで、疲れていても、夜に焚くことで花が開くというか、リラックスしていただけるものです。濃い紫のお香は「新月」という香りです。レモングラスやレモンティートリーに、インド産・白檀をおりまぜているので、さわやかに香り立つ香りです。朝のはじまりに焚くのをお勧めしています。

印香「満月」についても解説してくれました。

井口:印香「満月」は、置いておくだけでふわっと舞う程度の香りです。香りだけでなく、“眼福”といって、目で楽しめて福をもらえる形で、職人がひとつひとつを手彫りした木型で作っています。こちらは、9月の中秋の名月の季節限定の商品です。満月の日は気分が高揚しやすいので、気持ちを落ちつかせてくれる香りです。


■混ぜるとビックリ!

そして、マリエがお香づくりに挑戦しました。お香の粉末原料を9種類の中から選びます。それぞれ個性が強く、全く同じ香りはありません。繊細に香りの利き分けをするのも、日本人の感性のひとつとしてあったと言われています。

マリエは、白檀、竜脳、藿香(かっこう)、乳香を選び、小さな瓶に入れていきます。違う香りを混ぜれば混ぜるほど違う香りが生まれ、マリエは「面白い! この変化は想像してなかった」と驚いていました。あとは、水を足して練って伸ばし、型でくりぬいて、2~3日おいて完全に乾燥させれば完成です。

みなさんも、この機会にお香づくりを体験してみてはいかがでしょうか?



【番組情報】
番組名:『SEASONS』
放送日時:毎週土曜 12時-15時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。