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新しい旅のカタチ! 移住ではなく“微妙に”住む「微住」の魅力

新しい旅のカタチ! 移住ではなく“微妙に”住む「微住」の魅力

J-WAVEで放送中の番組『ACROSS THE SKY』(ナビゲーター:玄理)のワンコーナー「WORLD CONNECTORS」。9月2日(日)のオンエアでは、台湾と日本をつなぐ「台日系カルチャー」を発信すべく活動しているクリエイティブエイジェンシー「LIP」の田中佑典さんをお迎えし、台湾の第二の都市・高雄に注目しました。


■旅先に短期滞在をする「微住」

高雄は首都、台北から高速鉄道で1時間半、市の人口は台北を上回る約278万人です。歴史のある港町で、侯 孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の作品など日本で公開された数々の映画の舞台にもなっています。台湾カルチャーに特化したカフェ&ギャラリー、「台感」など台日系カルチャーをプロデュースしている田中さんは、最近台湾に「微住」したといいます。この「微住」という聞き慣れない言葉は、田中さんが発明したのだそうです。

田中:「移住」ではなく「微住」です。これから広めていきたい言葉なのですが、微妙に住むという言葉のとおり現地を疑似体験するような旅のスタイルで、旅行でもないし完全な移住でもない中間の旅で、現地に2週間以上住む感じです。
玄理:英語でいうショートホームステイみたいな感じですね。ホテルや民泊ではなく現地の民家に泊まるんですよね。
田中:ホテルでもいいんですけど、目的が旅行のような買い物やおいしい食べ物ではなく、微住の目的は現地の人との関係性づくりで、この言葉ができたのは台湾人自体が日本の旅行で田舎に行って現地の人の触れ合いとか、現地の人間関係を目的にしているので「僕もアジアでそれができるのではないかな」と思ってアジア微住をやっています。

そんな田中さんが最近、微住していたのが台湾の高雄です。

田中:台北にはよく仕事で行くし、あと台南というのがフォーカスされがちなんですけど、高雄が二番目の都市で、男性が気に入る街なんです。賑やかな場所があるわけじゃないけど、ちょうどいい都会とちょうどいい田舎がいい感じでバランスとしてあるので、男性目線でも楽しめる街で、僕も台湾の台北以外のどこに微住しようかと思い高雄に決めました。
玄理:微住の目的が人との触れ合いとのことですが、高雄の人たちは実際どんな感じだったんですか?
田中:僕も台北より高雄の友だちは少ないんですけど、高雄自体は観光地ではあるのですごく受け入れがウェルカムで、南の台湾人独特の温かさや人情がもっと台北よりもあって助けられましたね。
玄理:高雄は土地的にはかなり広いですがどのへんに行ったのですか?
田中:高雄市にフォーカスされることが多いですが、高雄市は港街ですが、高雄県はすごい山のところまであってすごい大きな県で、時間があったので山のほうにもけっこう行きました。
玄理:2週間の間はなにをしていたのですか?
田中:基本的には、現地の人の生活を疑似体験するのが目的だったので、朝起きて近くの市民プールで泳いで、朝ごはん屋さんで朝ごはんを食べて、図書館で勉強や仕事をして夕方から自転車で散歩して、夜は夜市やフルーツ屋さんで食べて寝るという生活をしていました。高雄の市内からバスで山のほうに行って農家でアルバイトをして、僕はお茶農園ときゅうり農園で働いていました。これもたまたま人の紹介で行ったのですが、すごくいい経験でしたね。
玄理:農家に滞在するのは誰でもできるんですか?
田中:僕も紹介の紹介で行ったので観光のコンテンツにはなっていないので誰でも行けるわけではないのですが、これは日本人からしても面白い体験だと思うので、これをコンテンツ化できたら面白いなと思いました。


■高雄近郊のオススメスポット

後半は田中さんに高雄のオススメスポットを教えていただきました。

旗山(きざん)
田中:ここは台湾のバナナの街と言われていまして、日本ではフィリピンのバナナなどが出回っていますが、台湾のバナナはめちゃくちゃおいしくて一番有名な場所が旗山です。バナナは小ぶりですがすごく甘いです。バナナケーキのお店があって、全然味が濃厚で違うなと思いました。

美濃(みのう)
田中:ここは台湾の客家(はっか)という少数民族の故郷として文化を体験できる場所で、花のモチーフで色彩が鮮やかな布があるのですが、台湾好きなら知っているその布が売られている街で、擂茶(れいちゃ)というお茶や、あと客家の料理も日本人にあいます。味付けは日本の醤油の味に似ているので角煮や炒めものも味が濃くてビールにあう感じです。

六亀(ろっき)
田中:お茶摘みをしたのはもっと北の六亀で、お茶の産地で温泉施設もあって不老温泉といってよかったです。台湾の温泉は裸ではなく水着を着るんですよ、プールとミックスした屋外の施設で水泳帽をかぶらないといけないんです。

今回紹介したエリアは、観光地として高雄市内からもバスがでているそうで、旗山はバスで1時間、美濃、六亀も隣の駅という感覚で気軽に行けるそうです。今度のシルバーウィークなどの旅先、台北とは一味違う台湾の都市、高雄に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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【番組情報】
番組名:『ACROSS THE SKY』
放送日時:日曜9時-12時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/acrossthesky/

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