J-WAVEで放送中の番組『SEASONS』（ナビゲーター：マリエ）のワンコーナー「ESTEE LAUDER MAKE TOMORROW BEAUTIFUL」。9月15日（土）のオンエアでは、数々のタレントを手がけている人気スタイリスト・亘つぐみさんをお迎えして、人気ドラマやCMの現場で行われているスタイリングや、人を美しくするスタイリングの秘訣などについてお話を伺いました。
■ドラマやCMのスタイリングは「DJみたい」
亘さんは、武井 咲さん、深田恭子さん、多部未華子さん、永野芽郁さんなどのスタイリングを手がけています。『逃げるは恥だが役に立つ』にて新垣結衣さん演じる“森山みくり”を担当したことでも注目を集めました。スタイリングは、どのように考えるのでしょうか。
亘：ドラマだったら、役どころのキャラクターに合わせます。プラス、演じる女優さんが輝かしく見えるようにしていかなくちゃいけない。CMだったら、CMの中で設定されているキャラクターを、どう浮き出させて見せるかを考えつつ、その人が似合う服を選びます。DJみたいな感じ。それが難しさでもあり、おもしろさでもあり。
マリエ：いろんなファッションやアイテムを見て、「この人に着せたらいいんじゃないかな」と思い浮かぶのでしょうか。
亘：そうです。海外に行っても「日本にないから買っとこう」「いつか使えそうだから買っとこう」みたいなのがあったりします。
マリエ：自分のために選ぶときも、そういう観点で洋服を選ぶ？
亘：うーん、いろいろ。自分のためだけに選ぶこともあれば、「いろいろ使えるな」と思って選ぶときもある。スタイリストって“モノバカ”だから、見るとほしくなって、その理由をつけちゃう（笑）。
マリエ：わかるかもしれない（笑）。
亘：それで悩みを吹き飛ばす、という。だから、買い物ばっかりしてます。
マリエ：じゃあ、ご自宅のクローゼットって……。
亘：大変です。人が来ると「え!?」ってみんな驚くと思う。こういう仕事をしてる人たちはわかってくれるけど、そうじゃない人たちが来るとビックリする。
マリエ：見てみたい！ でも、わかる気がします。私もそうかもしれない。
亘：マリエちゃんも、入りきらなくない？
マリエ：入りきらないです。“参考資料”みたいに買うことが多いです。
亘：それも言い訳で、そこで納得させて何でも買っちゃうんでしょ？
マリエ：そうです（笑）。
■小学生の頃から憧れたファッションの世界
亘さんは、小学生のころから「自分の着たい服が絶対的にあった」と言います。
亘：着たい服を親に言っても買ってくれなかった。「子どもらしい格好をしなさい」とか言われて。いとこが文化服装学院に行ってたから「こういう服を作って！」って言ってお願いしてた。それが4年生ぐらいかな。
マリエ：すごいですね！ じゃあ、制服とか嫌じゃなかったですか？
亘：自分なりにスタイリングして怒られてました（笑）。
そんな子ども時代を過ごした亘さんは、大人になって伊勢丹に入社して販売員に。その後、プレスとして経験を積み、スタイリストに転身しました。当初、周囲のスタイリストから「無理だと思う」「なれない」と言われていたそう。
亘：でも、とある編集者に言われたの。「そんなに服が好きで、コーディネートするのが好きなら、やったらいい」って。で、やってみたの。
マリエ：「できない」って言われたことに対しての悔しさみたいなのはなかったんですか？
亘：うーん、そのときはあまりなかったかな。「そうだよね」って言ってたし、「この性格だと無理だ」ぐらいに思ってた。傷つくとか悔しいとか思うこともなく、それよりも興味のほうが強かった。不安もあるけど興味津々。
マリエ：そこからずっとスタイリストとして活躍されているわけですね。「ファッションにかかわる仕事でよかったな」という瞬間はありますか。
亘：人が喜んでくれたとき。着た人が喜んで満足してくれた瞬間を見たりとか、出来上がったものを喜んでくれたりとか、そういうのを見るとすごく嬉しい。あと、スタイリングは毎回違うじゃない？ だから楽しいかな。飽きないっていうか。
■嫌なことは、その日のうちにリセット！
最後に、明日を美しくするために心がけていることをお訊きしました。
亘：嫌なことがあったら、絶対それを明日に持ち込まない。その日のうちにリセットする。いいことは、それをもとに「明日また頑張ろう」っていう気持ちで寝ます。スタイリストになって売れない時代もあったけど、「絶対、明日は！」「絶対に頑張る」 と思って寝てましたね。嫌なことは絶対に持ち込まないし、いいことはそれをバネに「もっと」っていう、ポジティブな気持ちでいます。そのマインドが大事。その気持ちがあると元気でいられる。元気が美しいの源です。
亘さんが秋冬に注目しているファッションは、チェックとニット。「80'sを意識した今っぽい着方をするのがいいんじゃないかなって思います」とのことなので、ぜひ参考にしてみてください。
【番組情報】
番組名：『SEASONS』
放送日時：毎週土曜 12時－15時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/
■ドラマやCMのスタイリングは「DJみたい」
亘さんは、武井 咲さん、深田恭子さん、多部未華子さん、永野芽郁さんなどのスタイリングを手がけています。『逃げるは恥だが役に立つ』にて新垣結衣さん演じる“森山みくり”を担当したことでも注目を集めました。スタイリングは、どのように考えるのでしょうか。
亘：ドラマだったら、役どころのキャラクターに合わせます。プラス、演じる女優さんが輝かしく見えるようにしていかなくちゃいけない。CMだったら、CMの中で設定されているキャラクターを、どう浮き出させて見せるかを考えつつ、その人が似合う服を選びます。DJみたいな感じ。それが難しさでもあり、おもしろさでもあり。
マリエ：いろんなファッションやアイテムを見て、「この人に着せたらいいんじゃないかな」と思い浮かぶのでしょうか。
亘：そうです。海外に行っても「日本にないから買っとこう」「いつか使えそうだから買っとこう」みたいなのがあったりします。
マリエ：自分のために選ぶときも、そういう観点で洋服を選ぶ？
亘：うーん、いろいろ。自分のためだけに選ぶこともあれば、「いろいろ使えるな」と思って選ぶときもある。スタイリストって“モノバカ”だから、見るとほしくなって、その理由をつけちゃう（笑）。
マリエ：わかるかもしれない（笑）。
亘：それで悩みを吹き飛ばす、という。だから、買い物ばっかりしてます。
マリエ：じゃあ、ご自宅のクローゼットって……。
亘：大変です。人が来ると「え!?」ってみんな驚くと思う。こういう仕事をしてる人たちはわかってくれるけど、そうじゃない人たちが来るとビックリする。
マリエ：見てみたい！ でも、わかる気がします。私もそうかもしれない。
亘：マリエちゃんも、入りきらなくない？
マリエ：入りきらないです。“参考資料”みたいに買うことが多いです。
亘：それも言い訳で、そこで納得させて何でも買っちゃうんでしょ？
マリエ：そうです（笑）。
■小学生の頃から憧れたファッションの世界
亘さんは、小学生のころから「自分の着たい服が絶対的にあった」と言います。
亘：着たい服を親に言っても買ってくれなかった。「子どもらしい格好をしなさい」とか言われて。いとこが文化服装学院に行ってたから「こういう服を作って！」って言ってお願いしてた。それが4年生ぐらいかな。
マリエ：すごいですね！ じゃあ、制服とか嫌じゃなかったですか？
亘：自分なりにスタイリングして怒られてました（笑）。
そんな子ども時代を過ごした亘さんは、大人になって伊勢丹に入社して販売員に。その後、プレスとして経験を積み、スタイリストに転身しました。当初、周囲のスタイリストから「無理だと思う」「なれない」と言われていたそう。
亘：でも、とある編集者に言われたの。「そんなに服が好きで、コーディネートするのが好きなら、やったらいい」って。で、やってみたの。
マリエ：「できない」って言われたことに対しての悔しさみたいなのはなかったんですか？
亘：うーん、そのときはあまりなかったかな。「そうだよね」って言ってたし、「この性格だと無理だ」ぐらいに思ってた。傷つくとか悔しいとか思うこともなく、それよりも興味のほうが強かった。不安もあるけど興味津々。
マリエ：そこからずっとスタイリストとして活躍されているわけですね。「ファッションにかかわる仕事でよかったな」という瞬間はありますか。
亘：人が喜んでくれたとき。着た人が喜んで満足してくれた瞬間を見たりとか、出来上がったものを喜んでくれたりとか、そういうのを見るとすごく嬉しい。あと、スタイリングは毎回違うじゃない？ だから楽しいかな。飽きないっていうか。
■嫌なことは、その日のうちにリセット！
最後に、明日を美しくするために心がけていることをお訊きしました。
亘：嫌なことがあったら、絶対それを明日に持ち込まない。その日のうちにリセットする。いいことは、それをもとに「明日また頑張ろう」っていう気持ちで寝ます。スタイリストになって売れない時代もあったけど、「絶対、明日は！」「絶対に頑張る」 と思って寝てましたね。嫌なことは絶対に持ち込まないし、いいことはそれをバネに「もっと」っていう、ポジティブな気持ちでいます。そのマインドが大事。その気持ちがあると元気でいられる。元気が美しいの源です。
亘さんが秋冬に注目しているファッションは、チェックとニット。「80'sを意識した今っぽい着方をするのがいいんじゃないかなって思います」とのことなので、ぜひ参考にしてみてください。
【番組情報】
番組名：『SEASONS』
放送日時：毎週土曜 12時－15時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/
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