日本橋に誕生！ 交流できる「おむすびスタンド」って？

J-WAVEで放送中の番組『SUNRISE FUNRISE』（ナビゲーター：レイチェル・チャン）のワンコーナー「THERMOS SOCIAL PLAYGROUND」。7月8日（日）のオンエアでは、日本橋にある「おむすびスタンドANDON」に注目しました。

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■おむすび×本×イベントが楽しめる！

こちらは単なるおむすび屋さんではありません。昨年12月に、クラウドファンディングで資金調達をしてオープンした店であり、本屋さんでもあり、東京を地域を結ぶ拠点でもあります。


空間は4畳ほどの細長いスペースで、うなぎの寝床といった雰囲気です。1階はおむすびスタンドと、夜は立ち飲みスペース、2階は本屋とイートインのスペース、3階はイベントや夜には宴会ができるスペースとなっています。まるで、江戸時代の生活拠点だった長屋を、縦に積み重ねたようです。

店長の竹田勝平さんによると、大家さんから声をかけてもらったことがきっかけで、こちらの空間をつくろうと思ったとか。

竹田：目の前の通りが旧日光街道で、五街道の起点となっています。江戸時代に一番栄えた通りなんですけども、今はオフィス街となっていて平日の夜だとあかりも暗くて、土・日になると人通りも一切なくなるような寂しい通りになっています。大家さんのほうから、平日の夜を少しでも明るくしてほしいという思いがあり、土・日も人が少しでも来るようなスペースに活用してくれないかという声をいただいたんです。

店の前の通りは、かつて日本橋を起点に地方をつないだ五街道のひとつでした。そこに再び人が集まるようにと、食と本屋さんとイベントという機能を持った場所が誕生しました。ANDONという名前は、江戸時代の人々のあかりとなった”行灯”からきています。


■秋田の食材満載

今回は、秋田でよく食べられる「ぼたっこ」と呼ばれる、塩辛い塩引き鮭のおむすびと、いぶりがっこチーズのおむすび、さらに、秋田の味噌「ヤマモ味噌」を使用した豚汁、玄米茶をいただきました。米はあきたこまちの「トラ男米」を使用。レイチェルは「いぶりがっこおむすびは、最高の組み合わせですね ！　お米がほんのり温かいからチーズも溶けて口の中に広がって最高！」と大満足。

豚汁は「酒粕が入ってますか？」と質問したほど濃厚！　秋田の食材を使っているのは、オーナーが秋田で米を作っているから。「トラ男」は秋田県の単一農家100パーセントのお米の通称で、”トラクターに乗る男前集団”を略したものです。その代表を務める武田昌大さんがオーナーを務めています。

今後は秋田はもちろん、それ以外の地方の生産者の拠点となるべくANDONも活用していくとのことでした。地方の生産者を招いてイベントをしたり、そのご縁でその地域の食材を紹介したりして、東京と地域を結びたいという話でした。

ANDONでは、おむすびが好きな食材を持って参加するイベント「おむすびフライデー」を開催しています。参加費1500円でおむすび食べ放題！　次回は7月13日（金）19時から開催されます。ぜひ、チェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名：『SUNRISE FUNRISE』
放送日時：毎週日曜6時ー9時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/sunrise/