J-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)。7月22日(日)のオンエアでは、シンガーソングライターの大黒摩季さんをゲストに、音楽への想いからライフスタイルについて伺いました。
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■「私を大黒摩季にしてください」正直な気持ちが口から…
1992年にデビューして以来、数々のヒット曲を生み出してきた大黒さん。完全復帰後の2016年に放送された大黒さん出演の『情熱大陸』をリアルタイムで観ていた吉岡は、その時のことを振り返ります。
吉岡:あの生々しさがカッコよかったです。全部をさらけ出すってすごいことじゃないですか。復活されたステージ「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO」に立ったときに、「大黒摩季にしてください!」と、ファンの前でおっしゃっていたことに痺れましたね。
大黒:はじめてのライブが1997年8月1日で、4万7000人を前に一人ステージに出されて、あれほど緊張することは生涯ないだろうと思っていたんですけど、それを超えるくらいの緊張感がありましたね。
吉岡:強くてカッコいい姉御的な大黒摩季さんが、ほんの少し弱さや刹那的な繊細な部分が見え隠れして、心が締め付けられる気がしました。
大黒:復活までの6年間、全く業界に触れずに生きていたので、大黒摩季という存在が身体の中から消えていて。ベースの音が聴こえなかったり、3歳から楽器をしていたのに、音がこんなに消えることに驚きでした。「私を大黒摩季にしてください」と口からポロッと出たのは、正直な気持ちだったんだと思います。
「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO」のステージに立たれる前に、大黒さんは小さなライブハウスに立ったそうです。休んで復帰することは、休むときよりも勇気がいると大黒さんは話します。
大黒:30年来の親友であるベーシストの原田喧太は、目をウルウルさせながら、「はやく(ステージに)上がってこいよ! 俺が守ってやる!」みたいなことを言ってくれて。彼からは30年口説かれていないので、本物の親友ですよね(笑)。
吉岡:(笑)。
■ピアノが友達だった幼少期
パン屋の長女として生まれた大黒さんは、3歳からピアノを始めました。大黒さんの母は、「娘がいつか生まれたら、クラシックピアノを習わせたい」という夢を持っていたそうです。
大黒:リカちゃん人形がほしいときに、「摩季ちゃん、これ10年分ね!」とアップライトピアノが贈られて(笑)。小さい頃はコミュニケーションが下手だったので、ピアノが友達でした。
小学生の頃から作曲していた大黒さんは、当時思っていたことをこのように話します。
大黒:女の子がおままごとセットで料理をするのと変わらないです。作曲することが「すごい」と言われるけど、私からすると普通で。それこそ、おままごとセットで上手に料理することの方がすごいなと思います。私からすると、演技する人はすごいと言うように、自然とそうなったんだなと思いますね。
■落とし物には福がある
この日は吉岡の選曲で、1992年にリリースされた「DA・KA・RA」をオンエアしました。「DA・KA・RA」のバックボーンの話が大好きと話す吉岡。その話とは……。
大黒:当時お仕事をもらっていたCMプロデューサーが、「明日プレゼンだったんだけど、頼んでいた曲が良くなくて、断られちゃったんだよね……」と話してきて。そのプロデューサーが私の顔を見て、「そういえば、大黒くん曲作ってたよね!? 飲みながら話そうよ」と言ってきたんです。
その翌日が締め切りだと言うため、「それは飲んでる場合じゃない!」と焦った大黒さん、その場で台本をもらって寝ないで作ったのが『DA・KA・RA』でした。
大黒:上から捨てられたものを、たまたま拾っただけなんですよ。それがミリオンになったんです。人生って面白いでしょ(笑)?
吉岡:面白い! 諦められない!
大黒:良いときも悪いときも、「タッチ・アンド・ゴー。ワンツーパンチ」ができる自分でいることが大事だと学びましたね。
■生活の中心は猫!?
大黒さんに快適に暮らすために心がけていることを質問したところ、大黒さんは「猫」と即答します。
大黒:猫の毛が舞うから掃除するし、猫がモノに飛び乗って崩れちゃいけないから、整理したり(笑)。快適に過ごすために猫が戒めになっています。旅先でも猫ロスになったりしますしね。
猫好きな吉岡も「猫ロス」に共感。一人暮らしだから「猫に寂しい思いをさせちゃうかもしれない」と思い、今は飼わないようにしていると話します。
大黒:一人暮らしでも大丈夫ですよ。私は一人暮らしの時から、『夏が来る』を歌ってる頃から、「動物が家にいると男がつかないよ」と言われても、「(それでも)ついてくれる男がいい」と言ってたんだけど(笑)。猫は大丈夫です。留守の時はスタッフや友達がご飯をあげに行って、家から動かさなければ。
吉岡:なるほど。
大黒:ただ1対1だと依存しちゃうから、いきなり2匹だね。そうすると自分たちで勝手に遊ぶから。
吉岡:飼っちゃおうかな(笑)。
大黒:地方行っているときなんか連絡くれれば、餌あげにいきますよ! 猫に関しては別腹、生活に猫は必要です!
大黒さんは、25周年ファイナルを記念し、6ヶ月連続で新曲を配信。7月20日には、第三弾の『女はつらいよ。』が配信スタートしました。大黒さんの今後の活躍も楽しみですね。
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【番組情報】
番組名:『UR LIFESTYLE COLLEGE』
放送日時: 毎週日曜18時-18時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/
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■「私を大黒摩季にしてください」正直な気持ちが口から…
1992年にデビューして以来、数々のヒット曲を生み出してきた大黒さん。完全復帰後の2016年に放送された大黒さん出演の『情熱大陸』をリアルタイムで観ていた吉岡は、その時のことを振り返ります。
吉岡:あの生々しさがカッコよかったです。全部をさらけ出すってすごいことじゃないですか。復活されたステージ「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO」に立ったときに、「大黒摩季にしてください!」と、ファンの前でおっしゃっていたことに痺れましたね。
大黒:はじめてのライブが1997年8月1日で、4万7000人を前に一人ステージに出されて、あれほど緊張することは生涯ないだろうと思っていたんですけど、それを超えるくらいの緊張感がありましたね。
吉岡:強くてカッコいい姉御的な大黒摩季さんが、ほんの少し弱さや刹那的な繊細な部分が見え隠れして、心が締め付けられる気がしました。
大黒:復活までの6年間、全く業界に触れずに生きていたので、大黒摩季という存在が身体の中から消えていて。ベースの音が聴こえなかったり、3歳から楽器をしていたのに、音がこんなに消えることに驚きでした。「私を大黒摩季にしてください」と口からポロッと出たのは、正直な気持ちだったんだと思います。
「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO」のステージに立たれる前に、大黒さんは小さなライブハウスに立ったそうです。休んで復帰することは、休むときよりも勇気がいると大黒さんは話します。
大黒:30年来の親友であるベーシストの原田喧太は、目をウルウルさせながら、「はやく(ステージに)上がってこいよ! 俺が守ってやる!」みたいなことを言ってくれて。彼からは30年口説かれていないので、本物の親友ですよね(笑)。
吉岡:(笑)。
■ピアノが友達だった幼少期
パン屋の長女として生まれた大黒さんは、3歳からピアノを始めました。大黒さんの母は、「娘がいつか生まれたら、クラシックピアノを習わせたい」という夢を持っていたそうです。
大黒:リカちゃん人形がほしいときに、「摩季ちゃん、これ10年分ね!」とアップライトピアノが贈られて(笑)。小さい頃はコミュニケーションが下手だったので、ピアノが友達でした。
小学生の頃から作曲していた大黒さんは、当時思っていたことをこのように話します。
大黒:女の子がおままごとセットで料理をするのと変わらないです。作曲することが「すごい」と言われるけど、私からすると普通で。それこそ、おままごとセットで上手に料理することの方がすごいなと思います。私からすると、演技する人はすごいと言うように、自然とそうなったんだなと思いますね。
■落とし物には福がある
この日は吉岡の選曲で、1992年にリリースされた「DA・KA・RA」をオンエアしました。「DA・KA・RA」のバックボーンの話が大好きと話す吉岡。その話とは……。
大黒:当時お仕事をもらっていたCMプロデューサーが、「明日プレゼンだったんだけど、頼んでいた曲が良くなくて、断られちゃったんだよね……」と話してきて。そのプロデューサーが私の顔を見て、「そういえば、大黒くん曲作ってたよね!? 飲みながら話そうよ」と言ってきたんです。
その翌日が締め切りだと言うため、「それは飲んでる場合じゃない!」と焦った大黒さん、その場で台本をもらって寝ないで作ったのが『DA・KA・RA』でした。
大黒:上から捨てられたものを、たまたま拾っただけなんですよ。それがミリオンになったんです。人生って面白いでしょ(笑)?
吉岡:面白い! 諦められない!
大黒:良いときも悪いときも、「タッチ・アンド・ゴー。ワンツーパンチ」ができる自分でいることが大事だと学びましたね。
■生活の中心は猫!?
大黒さんに快適に暮らすために心がけていることを質問したところ、大黒さんは「猫」と即答します。
大黒:猫の毛が舞うから掃除するし、猫がモノに飛び乗って崩れちゃいけないから、整理したり(笑)。快適に過ごすために猫が戒めになっています。旅先でも猫ロスになったりしますしね。
猫好きな吉岡も「猫ロス」に共感。一人暮らしだから「猫に寂しい思いをさせちゃうかもしれない」と思い、今は飼わないようにしていると話します。
大黒:一人暮らしでも大丈夫ですよ。私は一人暮らしの時から、『夏が来る』を歌ってる頃から、「動物が家にいると男がつかないよ」と言われても、「(それでも)ついてくれる男がいい」と言ってたんだけど(笑)。猫は大丈夫です。留守の時はスタッフや友達がご飯をあげに行って、家から動かさなければ。
吉岡:なるほど。
大黒:ただ1対1だと依存しちゃうから、いきなり2匹だね。そうすると自分たちで勝手に遊ぶから。
吉岡:飼っちゃおうかな(笑)。
大黒:地方行っているときなんか連絡くれれば、餌あげにいきますよ! 猫に関しては別腹、生活に猫は必要です!
大黒さんは、25周年ファイナルを記念し、6ヶ月連続で新曲を配信。7月20日には、第三弾の『女はつらいよ。』が配信スタートしました。大黒さんの今後の活躍も楽しみですね。
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【番組情報】
番組名:『UR LIFESTYLE COLLEGE』
放送日時: 毎週日曜18時-18時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/
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