J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。7月19日(木)は、いきものがかりの水野良樹とお届けしました。ひとつのアーティストを掘り下げる「FEATURE TOPIC」で特集したのは、20周年のaikoです。
【関連記事】aikoの曲に漢字2文字のタイトルが多い理由
■aikoのツアー「全33公演・4種類」のスゴさ
98年のデビューから今に至るまで、常に音楽シーンの最前線にいるaiko。今年でデビューして20周年です。15周年から、足どりを振り返ってみましょう。
デビュー15周年の日には、シングル『Loveletter/4月の雨』をリリース。この時期には「aiko 15th Anniversary Tour」も開催していました。aikoのライブは「Rock」や「Pop」などさまざまな形式があり、このアニバーサリーツアーでは「全部やっちゃおう」と、4種類の違うライブを同時開催。ファンクラブ限定のライブハウスツアー、普通のライブハウスツアー、ホールツアー、アリーナツアーと、キャパシティもさまざまな全33公演4種類の公演を行いました。セットリストや演出も会場によって異なります。
水野:一般の人は「同じライブだからできるんじゃない?」とか、「自分の曲だし大丈夫なんじゃない?」と思うかもしれないですけど、とんでもないことなんです。ワールドカップの試合とJリーグの試合と、全部の大会の試合を同じ選手がやっているようなすごいことです。
藤田:セットリストをひとつ変えるだけで、照明も音響もバンドメンバーのカウントも全部違ってくるので、我々が知っている以上に準備が大変かと改めて思います。
体調不良で1公演が延期されましたが、振替公演の12月まで完走。これだけスケジュールを詰めたのには理由があり、初心を忘れないために自分に鞭打ってブッキングしていったそうです。
15周年からも勢いをゆるめないaikoは、翌年には11枚目のアルバム『泡のような愛だった』をリリース。2015年8月には「サザンビーチちがさき」にて不定期で開催していたゲリラライブ“野外ゴリラライブ”「Love Like Aloha vol.5」を3年ぶりに開催し、3万6000人が足を運びました。さらにこの年の11月には40歳を迎え、年末に初のカウントダウンライブも開催。そして、2016年5月には、12枚目のアルバム『May Dream』をリリースしました。
水野:ウチの吉岡聖恵さんがaikoさんのことが大好きで、今日たまたま打ち合わせで会ったんです。「今日はaikoさん特集だよ」って言ったら「青春を彩ってくれてありがとうございます。これからも一生についていきます」って言ってました。「ただのファンじゃないか」と思って(笑)。
藤田:吉岡さんなりの解釈があるのかと思いきや(笑)。
水野:単純に好きだったっていうことですね。でも、この世代の女性シンガーは影響を受けてますからね。
■改めて“夏”を描く『湿った夏の始まり』
aikoさんはアルバムリリース直後「Love Like Pop vol.19」を開催。このツアー中に「Love like」と銘打ったライブは500回を突破。18周年を迎えて、9月には36枚目のシングル『恋をしたのは』をリリース。映画『聲の形』の主題歌でした。
その後も「Love Like Rock」でのロングツアー、シングルリリースと駆け抜け、今年の6月にリリースされたのは、およそ2年ぶりのアルバム『湿った夏の始まり』です。セカンドアルバムから『桜の木の下』『夏服』『秋 そばにいるよ』『暁のラブレター』と、四季にちなんだ名前がついた作品を出していました。aikoいわく「四季をつけるのをしばらくやめていたけれど、2001年に出した『夏服』から17年も経っていたので、ここで改めて“夏”を書きたい。『夏服』のあとに自分が過ごした夏を描いたアルバムにしたいと思った」とのこと。
藤田:6月なら、まさにドンピシャなタイミングじゃないですか。夏の始まりではあるけれども、まだ梅雨を引きずっているような湿っぽい感じにぴったりなタイトルです。
水野:どのくらいの数、女性の恋のシーンを描いてきたんですかね? いろいろな人がいろいろな恋をしているけど、みんなそこに結びつくじゃないですか、aikoさんの歌って。aikoさんの物語が、いろいろな人たちの恋の物語とちゃんと繋がっていって、どれぐらいの物語を生んだんだろうって……。
藤田:どれだけの人たちが涙を誘われて、自分の宝物にしていったんでしょうね。
今年はデビュー20周年を記念して、過去最多の45公演にもなるツアーを開催中! これからも音楽シーンを走り続け、多くの人に恋心に寄り添い続けてくれそうです。
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【話題の記事】
aiko、作曲は「楽しいうちにやめるって決めてる」
aiko、一番怖いのは「人間」
いきものがかり水野が選曲「好きと言わない恋の歌」
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時ー24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
三重ライブ終わりましたー!みんなの気持ちがとてもあたたかくて今日のライブが終わってしまう事にメソメソしてしまった。大切な時間でした 本当にありがとう!!!!!
— aiko official (@aiko_dochibi) 2018年7月8日
汗かきすぎてあいこ麩や。 pic.twitter.com/OIqJiEfwZY
【関連記事】aikoの曲に漢字2文字のタイトルが多い理由
■aikoのツアー「全33公演・4種類」のスゴさ
98年のデビューから今に至るまで、常に音楽シーンの最前線にいるaiko。今年でデビューして20周年です。15周年から、足どりを振り返ってみましょう。
デビュー15周年の日には、シングル『Loveletter/4月の雨』をリリース。この時期には「aiko 15th Anniversary Tour」も開催していました。aikoのライブは「Rock」や「Pop」などさまざまな形式があり、このアニバーサリーツアーでは「全部やっちゃおう」と、4種類の違うライブを同時開催。ファンクラブ限定のライブハウスツアー、普通のライブハウスツアー、ホールツアー、アリーナツアーと、キャパシティもさまざまな全33公演4種類の公演を行いました。セットリストや演出も会場によって異なります。
水野:一般の人は「同じライブだからできるんじゃない?」とか、「自分の曲だし大丈夫なんじゃない?」と思うかもしれないですけど、とんでもないことなんです。ワールドカップの試合とJリーグの試合と、全部の大会の試合を同じ選手がやっているようなすごいことです。
藤田:セットリストをひとつ変えるだけで、照明も音響もバンドメンバーのカウントも全部違ってくるので、我々が知っている以上に準備が大変かと改めて思います。
体調不良で1公演が延期されましたが、振替公演の12月まで完走。これだけスケジュールを詰めたのには理由があり、初心を忘れないために自分に鞭打ってブッキングしていったそうです。
15周年からも勢いをゆるめないaikoは、翌年には11枚目のアルバム『泡のような愛だった』をリリース。2015年8月には「サザンビーチちがさき」にて不定期で開催していたゲリラライブ“野外ゴリラライブ”「Love Like Aloha vol.5」を3年ぶりに開催し、3万6000人が足を運びました。さらにこの年の11月には40歳を迎え、年末に初のカウントダウンライブも開催。そして、2016年5月には、12枚目のアルバム『May Dream』をリリースしました。
この間、聖恵ちゃんと茅ヶ崎サザンビーチに行きました。
— aiko official (@aiko_dochibi) 2015年8月16日
海に入るつもりはなかったんやけど、あまりの暑さに2人とも服のままおもっきし入ってしまった😆なんか、なついな☀️ pic.twitter.com/Dn6GvnIzYn
水野:ウチの吉岡聖恵さんがaikoさんのことが大好きで、今日たまたま打ち合わせで会ったんです。「今日はaikoさん特集だよ」って言ったら「青春を彩ってくれてありがとうございます。これからも一生についていきます」って言ってました。「ただのファンじゃないか」と思って(笑)。
藤田:吉岡さんなりの解釈があるのかと思いきや(笑)。
水野:単純に好きだったっていうことですね。でも、この世代の女性シンガーは影響を受けてますからね。
■改めて“夏”を描く『湿った夏の始まり』
本日はNEWALBUM
— aiko official (@aiko_dochibi) 2018年6月6日
「湿った夏の始まり」の発売日です
歌はもちろんのこと アルバムの曲順や数秒の曲間にも想いを込めました。
20年経っても曲作りや歌うことはとても楽しいです。初めてCDプレーヤーにCDを入れる瞬間の感じが大好きです。
みなさんよろしくお願いします。 pic.twitter.com/5Qo7EGgYEf
aikoさんはアルバムリリース直後「Love Like Pop vol.19」を開催。このツアー中に「Love like」と銘打ったライブは500回を突破。18周年を迎えて、9月には36枚目のシングル『恋をしたのは』をリリース。映画『聲の形』の主題歌でした。
その後も「Love Like Rock」でのロングツアー、シングルリリースと駆け抜け、今年の6月にリリースされたのは、およそ2年ぶりのアルバム『湿った夏の始まり』です。セカンドアルバムから『桜の木の下』『夏服』『秋 そばにいるよ』『暁のラブレター』と、四季にちなんだ名前がついた作品を出していました。aikoいわく「四季をつけるのをしばらくやめていたけれど、2001年に出した『夏服』から17年も経っていたので、ここで改めて“夏”を書きたい。『夏服』のあとに自分が過ごした夏を描いたアルバムにしたいと思った」とのこと。
藤田:6月なら、まさにドンピシャなタイミングじゃないですか。夏の始まりではあるけれども、まだ梅雨を引きずっているような湿っぽい感じにぴったりなタイトルです。
水野:どのくらいの数、女性の恋のシーンを描いてきたんですかね? いろいろな人がいろいろな恋をしているけど、みんなそこに結びつくじゃないですか、aikoさんの歌って。aikoさんの物語が、いろいろな人たちの恋の物語とちゃんと繋がっていって、どれぐらいの物語を生んだんだろうって……。
藤田:どれだけの人たちが涙を誘われて、自分の宝物にしていったんでしょうね。
大阪20ライブも終わりました!
— aiko official (@aiko_dochibi) 2018年7月17日
大切な一発目のライブ、来てくれたみなさんが今日の日を忘れないように心に穴を開けてやると言う気持ちで歌ったけれど、私の心に穴が空きました。一生忘れません本当にありがとう。 pic.twitter.com/zPsMgv2WDY
今年はデビュー20周年を記念して、過去最多の45公演にもなるツアーを開催中! これからも音楽シーンを走り続け、多くの人に恋心に寄り添い続けてくれそうです。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
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aiko、作曲は「楽しいうちにやめるって決めてる」
aiko、一番怖いのは「人間」
いきものがかり水野が選曲「好きと言わない恋の歌」
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時ー24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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