J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。7月10日(火)のオンエアでは、株式会社GARDEN代表の井上香澄さんを紹介しました。
都市生活をデザインするJ-WAVEのキャンペーン「WOW! TOKYO」。7月と8月のテーマは「TOKYO WONDER」。まだまだ知られていない東京の魅力や、海外にも自慢したい宝を掘り起こしていきます。『STEP ONE』では、東京の若き“才能”をご紹介します。
■公益性の高い活動をする人の発信を支援
まずは、井上さんに株式会社GARDENの活動について伺いました。
井上:株式会社GARDENは、NGOやNPOなど、公益性の高い活動をしている方の発信の支援をしている団体で、「GARDEN Journalism」というウェブサイトを運営しています。
もともとは、ジャーナリストの堀 潤さんがNPO法人8bitNewsで、市民の情報発信の育成をするための動画投稿型ニュースサイトを運営していたことから始まります。その運営をするなかで、発信をする余力がない人もいるということを実感し、その中には公益事業者も含まれていたそうです。話を訊いてみたところ、「動画や写真を撮っているけど、どう発信していいのか分からない」「日々の業務が手一杯で発信にまで手が回らない」「その分野の専門家でありながら、一般の人に自分たちの活動や意義をどう伝えていいか分からない」という声が多くあったため、発信を支援する活動をしていきたいと考え、井上さんは堀さんと共同代表として株式会社GARDENを立ち上げました。
株式会社GARDENでは、クラウドファンディングを行う団体などの支援も行っています。
井上:「クラウドファンディングを立ち上げた」とか「常に資金を集めている」という団体を発信の側から支援しています。例えば、「クラウドファンディングをしているけど、あと2、3週間でもう一押ししてほしい」と団体から連絡を受けたことがありました。そこで私たちがその団体に取材し発信したところ、クラウドファンディングが達成したという事例がいくつかあります。
■不登校、引きこもりを経て代表へ
現在26歳と若くして株式会社GARDENの共同代表を務める井上さん。なぜ、代表を務めることになったのでしょうか。
井上:私は日本の会社・組織に属することに怖さを感じていました。日本の学校のような「みんなと同じでなければならない」と感じてしまう場所がすごく苦手だったこともあり、高校3年生の時に不登校になり、引きこもりになった経験がありました。その後、紆余曲折あり、アメリカの大学に進学してジャーナリズムを学びました。就職するにあたり、日本の企業・組織に入ることが怖いなと思っていた時に「マスコミではない場所で、光はなかなか当たらないけど、非常に重要な役割を社会で果たしている方を丁寧に取材することができないか」と考えていたところ、インターンシップを通して、堀と会い、株式会社GARDENを立ち上げました。
■まずは多くの人に取り組みを知ってほしい
「情報発信をしたい」「資金集めを手伝ってほしい」というNGOやNPOは、ぜひウェブサイト「GARDEN Journalism」から問い合わせてほしいと井上さん。
井上:問い合わせの中で、私たちがぜひ取材をしたいと思う団体は、すぐにカメラを持って取材に伺います。
サッシャ:「GARDEN Journalism」を立ち上げてどのくらい経ちますか?
井上:2017年5月に立ち上がったばかりです。
サッシャ:今後、どのような将来像を描いていますか?
井上:まだまだマネタイズなどにも課題があり、また、本当にたくさんの取材依頼をいただくのですが、人手不足のため現状なかなか追いついていないところもあります。ただ、まずは私たちの取り組みについてたくさんの方に知っていただくことに重きを置き、実績を積むことに重視したいです。一つひとつの現場を丁寧に取材し続けていくことが大切だと思います。
気になった方はぜひ、「GARDEN Journalism」のウェブサイトをご覧ください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
都市生活をデザインするJ-WAVEのキャンペーン「WOW! TOKYO」。7月と8月のテーマは「TOKYO WONDER」。まだまだ知られていない東京の魅力や、海外にも自慢したい宝を掘り起こしていきます。『STEP ONE』では、東京の若き“才能”をご紹介します。
■公益性の高い活動をする人の発信を支援
まずは、井上さんに株式会社GARDENの活動について伺いました。
井上:株式会社GARDENは、NGOやNPOなど、公益性の高い活動をしている方の発信の支援をしている団体で、「GARDEN Journalism」というウェブサイトを運営しています。
もともとは、ジャーナリストの堀 潤さんがNPO法人8bitNewsで、市民の情報発信の育成をするための動画投稿型ニュースサイトを運営していたことから始まります。その運営をするなかで、発信をする余力がない人もいるということを実感し、その中には公益事業者も含まれていたそうです。話を訊いてみたところ、「動画や写真を撮っているけど、どう発信していいのか分からない」「日々の業務が手一杯で発信にまで手が回らない」「その分野の専門家でありながら、一般の人に自分たちの活動や意義をどう伝えていいか分からない」という声が多くあったため、発信を支援する活動をしていきたいと考え、井上さんは堀さんと共同代表として株式会社GARDENを立ち上げました。
株式会社GARDENでは、クラウドファンディングを行う団体などの支援も行っています。
井上:「クラウドファンディングを立ち上げた」とか「常に資金を集めている」という団体を発信の側から支援しています。例えば、「クラウドファンディングをしているけど、あと2、3週間でもう一押ししてほしい」と団体から連絡を受けたことがありました。そこで私たちがその団体に取材し発信したところ、クラウドファンディングが達成したという事例がいくつかあります。
■不登校、引きこもりを経て代表へ
現在26歳と若くして株式会社GARDENの共同代表を務める井上さん。なぜ、代表を務めることになったのでしょうか。
井上:私は日本の会社・組織に属することに怖さを感じていました。日本の学校のような「みんなと同じでなければならない」と感じてしまう場所がすごく苦手だったこともあり、高校3年生の時に不登校になり、引きこもりになった経験がありました。その後、紆余曲折あり、アメリカの大学に進学してジャーナリズムを学びました。就職するにあたり、日本の企業・組織に入ることが怖いなと思っていた時に「マスコミではない場所で、光はなかなか当たらないけど、非常に重要な役割を社会で果たしている方を丁寧に取材することができないか」と考えていたところ、インターンシップを通して、堀と会い、株式会社GARDENを立ち上げました。
■まずは多くの人に取り組みを知ってほしい
「情報発信をしたい」「資金集めを手伝ってほしい」というNGOやNPOは、ぜひウェブサイト「GARDEN Journalism」から問い合わせてほしいと井上さん。
井上:問い合わせの中で、私たちがぜひ取材をしたいと思う団体は、すぐにカメラを持って取材に伺います。
サッシャ:「GARDEN Journalism」を立ち上げてどのくらい経ちますか?
井上:2017年5月に立ち上がったばかりです。
サッシャ:今後、どのような将来像を描いていますか?
井上:まだまだマネタイズなどにも課題があり、また、本当にたくさんの取材依頼をいただくのですが、人手不足のため現状なかなか追いついていないところもあります。ただ、まずは私たちの取り組みについてたくさんの方に知っていただくことに重きを置き、実績を積むことに重視したいです。一つひとつの現場を丁寧に取材し続けていくことが大切だと思います。
気になった方はぜひ、「GARDEN Journalism」のウェブサイトをご覧ください!
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
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