音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
“価値がないTシャツ”に新たな価値を…ビンテージTシャツ専門店オーナーが語る理想とは

“価値がないTシャツ”に新たな価値を…ビンテージTシャツ専門店オーナーが語る理想とは

J-WAVEで放送中の番組「SEASONS」(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「MITSUI FUDOSAN COME ACROSS TOKYO」。3月17日(土)のオンエアでは、マリエも行きつけのお店、原宿・神宮前にあるビンテージTシャツのセレクトショップ「HELLO//TEXAS(ハローテキサス)」にお邪魔しました。


■「実はカッコイイ」がキーワード

これからの暖かい季節に欠かせないアイテムであるTシャツを取り扱うお店。ぶれないセンスを持つオーナー・三好智之さんにお話を伺いました。

三好:「価値がないTシャツに価値を与える」というコンセプトで、非ファッション目的で作られたTシャツに、ファッションとしての命を与えるという。どこかのマラソン大会の参加Tシャツだったり、「販売目的以外で作られているんだけど実はカッコイイもの」や「カッコイイということを、当時着ていた人たちが気付いてないもの」など。リサイクルショップにあって、ぐるぐるアメリカを周っているものをオレが捕獲して、この空間で「これカッコよくね?」と売る。やっぱり新しいものを発信する以上、本気じゃないと伝わらないですね。ファッションで革命を起こしたければ、原宿。ここで勝負してやらないと、同じ店でも本気度が伝わらない。

レトロなアパートの一室をお店にしており、浴槽にはロックTシャツが並び、和室には三好さんがコレクションとして国内外で買い集めた、販売目的以外で作られた「実はオシャレなTシャツ」が並んでいます。Tシャツには、それぞれにまつわる解説や、三好さんが感じたことが書かれた、Tシャツ愛が詰まったカードがかかっています。

180319_seasons_marie003.jpg

■いつかアメリカで会いたいTシャツ

「HELLO//TEXAS」で売っているTシャツは少し高価で、1万2800円からとなっています。「同じセンスを持ってくれる人に、大切にアートとしてTシャツを扱ってほしい」という思いから、「安すぎないけどほしい人は買える」という価格設定にしているそうです。全てのTシャツにはゼッケンで作られたお店のロゴタグが付けられています。また、初めて作った「HELLO//TEXAS」のオリジナルTシャツには、次の狙いがあるそうです。

三好:「HELLO//TEXAS」と書いていたら、知らない人はテキサスのお土産だと思う。これがアメリカにひょっこり渡るのが僕の理想で、いつかもう一度アメリカを旅したときに、リサイクルショップをぐるぐる周ったこのTシャツに出会いたい。

業界では知る人ぞ知るお店「HELLO//TEXAS」。営業時間は14時から19時まで、日曜日は休み。営業状況は日々変わるので、足を運ぶ際は一度電話をかけてみてください。

180319_seasons_marie004.jpg

【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「SEASONS」
放送日時:土曜 12時-15時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン