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津波で浸水した風俗店…震災後から客の数はどう変化したか?

津波で浸水した風俗店…震災後から客の数はどう変化したか?

J-WAVEで放送中の番組「JAM THE WORLD」(ナビゲーター:グローバー)のワンコーナー「UP CLOSE」。3月8日(木)のオンエアでは、木曜日のニュース・スーパーバイザー堀 潤が震災から7年を迎える福島県いわき市小名浜を訪ね、被災地の“いま”を知るために2人の方にお話を訊きました。


■震災後「夜の街には繰り出すな」と…

そのひとりが小名浜の風俗街でとある風俗店の店長をしている方です。震災時、このお店は津波の浸水被害を受けました。堀は、取材でお店を訪ねたときの印象について「きれいに片付いていた」としつつ、壁には浸水の跡が残っていたことにも触れました。

この風俗街の近くは今年大型スーパーができます。“復興特需”と言われ、好景気が噂されていますが、実際にはどうなのでしょうか。

この方によると震災直後は復興のための原発作業員がお店を多く訪ねていたとか。しかし各地で問題が起きたこともあり「夜の街には繰り出すな」というお達しが出てからは、客足がパタッと止まったと言います。

その後、3万人近くがいわき市に避難してきました。その人たちは月に10万円の賠償金を受けていたこともあり、今度はその避難者がお客さんとなり多くお店を訪ねるように。しかし徐々に避難区域が解除され、賠償金が打ち切られる日にちが確定していくと客足は止まりました。

さらにその後、除染作業も終了したことで、作業員のお客さんもいなくなります。この方はこの状況を「バブルが崩壊したような状況」と表現し、堀は興味深くその話を聴いていました。

堀は「こういったことも含めて街の歴史・文化だったよね。これをどうやって皆で継承していくの? やりようがあってもいいのでは、と思いました」とこの話を結びました。

この日のオンエアではさらに、いわき市四倉で沿岸漁業をしている漁師の方にも話を伺いました。

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【番組情報】
番組名:「JAM THE WORLD」
放送日時:毎週月曜時-木曜 19時-21時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

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