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津田大介&水道橋博士の「2017年重大ニュース」

津田大介&水道橋博士の「2017年重大ニュース」

J-WAVEで放送中の番組「JAM THE WORLD」(ナビゲーター:グローバー)のワンコーナー「UP CLOSE」。12月25日(月)のオンエアでは、月曜日のニュース・スーパーバイザー、津田大介が、ゲストに水道橋博士さんを迎えて、「2017年の重大ニュース」を振り返りました。

水道橋博士さんが挙げた5つのニュースは「豊田真由子元議員の暴言・暴行問題」「築地市場の豊洲移転問題で垣間見えた忖度」「BPOが『ニュース女子』を強く批判」「モリカケ問題、解明進まず」「元横綱・日馬富士の暴行事件」でした。

津田も「2017年はメディアに関係するニュースが多かった」と振り返り、昨今の報道姿勢について語りました。

津田:日馬富士報道、9月とか10月からまだやってるんですよね。
博士:これは内館牧子が書いた脚本じゃないか…と思うくらいに、小出しに情報を出しながら視聴率を稼いでいる。ワイドショー的には(報道を)やめるのが怖いんでしょうね。そのために国会報道が失われていきますよね。
津田:生活保護の削減が決まったり、生活保護バッシングの番組を日テレが作ったり、それに対して「おかしい」というバッシング番組を他の局がやってもいいんですけど、NHKですら日馬富士やってる訳ですから。
博士:陰謀論でしかないと判ってるんですよ、でも、そういう所に焦点を当てないために、相撲を長引かせるとすら思える。

そして話は「モリカケ問題」へ。

津田:2月に森友、5月に加計問題の報道が大きくなりましたが…
博士:僕が最初から言ってるのは、昭恵夫人と加計理事長が、証人喚問なりインタビューに答えればそれでいいじゃないですか。これを隠している限り、後ろめたいことがあるのでは? と疑われて当然だと思います。
津田:今更ですけど、相撲にあんなにワイドショーのカメラが行ってるんだったら、昭恵さんとか加計さんとか…あと、伊藤詩織さんのセクハラ問題の逮捕状を取りやめた警視庁刑事部長とかをなぜマスコミが取り囲まないんだ? ってのもありますよね。
博士:ものすごく疑問ですよね。それを隠していることも問題ですけど、そこに突撃するジャーナリズムが無いこともおかしい。
津田:集団的自己検閲というか、新聞もテレビもネットに食われていて、ビジネスとして厳しくなっているんで、保守的な紙面や編成になって「とりあえず数字を取れるものをやろう」みたいなことになる。ちょっと踏み込んでやるとネットから大量に攻撃されるし、左右両方で分断が加速している状況がありますね。

番組では他にも、今年起きた重大ニュースに対する興味深い見解が続きました。

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【番組情報】
番組名:「JAM THE WORLD」
放送日時:月・火・水・木曜 19時-21時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

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