J-WAVEで放送中の番組「STEP ONE」(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「SUPPORTERS」。11月7日(火)のオンエアでは、11月11日(土)に茨城県大子町文化福祉会館「まいん」にて開催される「うるしフェスタ2017」を紹介しました。
漆は、水に強くて軽いことから、かつては浮きや缶詰の内側の部分にも使われていたそうです。漆の保護、育成、職人の支援活動に取り組んでいるNPO法人「麗潤館」の理事長、矢﨑孝子さんによると、「体に入っても毒ではないし、プラスティック製の浮きは海洋汚染の原因になると言われていますが、漆はそういった問題もありません」とのこと。漆なら、自然から取れたものが自然に還ることができるというわけです。
毎年11月13日は「うるしの日」に制定されており、11日に開催される「うるしフェスタ」は今年で3回目を迎えます。その日に伐採した漆の木から漆を採取する「うるし掻き体験」、漆の実を焙煎した「うるしコーヒー」、生地に漆を摺り込む「摺りうるし体験」、漆を使った蒔絵、漆の枝の草木染め体験、漆に関する講演など、あらゆる角度から漆について体験したり、学べるイベントです。
漆は昔はもっと身近に使われていたそうです。静電気を起こさないため、埃を払う必要もなく、床や天井、壁などの塗料としても使われていたとか。そんな漆が使われなくなった原因は、値段が高いからだそうです。
「木を育てて漆が採取できるまで10年から15年はかかるんですけど、6月から10月の間に全てを取ってしまうんです。なので当然、副業ではないと暮らしていけないんです」(矢﨑さん)
ちなみに、茨城県の漆の生産量は岩手県に次いで2位だそう。漆を掻く職人も現役で働いていますが、若い人たちに伝統がつながってほしいとの思いがあるそうです。会場はJR水郡線常陸大子駅からすぐのところにあります。詳細は「うるしフェスタ」のサイトをご覧下さい。
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
漆は、水に強くて軽いことから、かつては浮きや缶詰の内側の部分にも使われていたそうです。漆の保護、育成、職人の支援活動に取り組んでいるNPO法人「麗潤館」の理事長、矢﨑孝子さんによると、「体に入っても毒ではないし、プラスティック製の浮きは海洋汚染の原因になると言われていますが、漆はそういった問題もありません」とのこと。漆なら、自然から取れたものが自然に還ることができるというわけです。
毎年11月13日は「うるしの日」に制定されており、11日に開催される「うるしフェスタ」は今年で3回目を迎えます。その日に伐採した漆の木から漆を採取する「うるし掻き体験」、漆の実を焙煎した「うるしコーヒー」、生地に漆を摺り込む「摺りうるし体験」、漆を使った蒔絵、漆の枝の草木染め体験、漆に関する講演など、あらゆる角度から漆について体験したり、学べるイベントです。
漆は昔はもっと身近に使われていたそうです。静電気を起こさないため、埃を払う必要もなく、床や天井、壁などの塗料としても使われていたとか。そんな漆が使われなくなった原因は、値段が高いからだそうです。
「木を育てて漆が採取できるまで10年から15年はかかるんですけど、6月から10月の間に全てを取ってしまうんです。なので当然、副業ではないと暮らしていけないんです」(矢﨑さん)
ちなみに、茨城県の漆の生産量は岩手県に次いで2位だそう。漆を掻く職人も現役で働いていますが、若い人たちに伝統がつながってほしいとの思いがあるそうです。会場はJR水郡線常陸大子駅からすぐのところにあります。詳細は「うるしフェスタ」のサイトをご覧下さい。
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【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
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