吉岡里帆、岩合光昭のネコ撮影裏話に感心

J-WAVEで放送中の番組「UR LIFESTYLE COLLEGE」（ナビゲーター：吉岡里帆）。10月15日（日）のオンエアでは、動物写真家の岩合光昭さんをお迎えしました。

岩合さんは、19歳の時に訪れたガラパゴス諸島の自然に魅了され、動物写真家としての道に。これまでに、カナダのホッキョクグマ、中国のジャイアントパンダ、知床のオオワシ、屋久島のヤクシカなど、さまざまな国や地域を訪れ、動物の写真を撮影。ナショナルジオグラフィック誌の表紙を飾るなど、世界で高く評価されています。

10月21日（土）からは、映画「劇場版　岩合光昭の世界ネコ歩き　コトラ家族と世界のいいコたち」が公開されます。劇中の語りを吉岡が担当しています。岩合さんによると、撮影はトルコのイスタンブールから始まり、非常に幸先の良いスタートとなったそうです。

岩合：トルコの第1日目で三脚を置いてカメラを据えたら、すぐにネコが寄ってきてくれて、嬉しくてたまらなかったですね。基本的に僕がネコに近づくんじゃなくて、“ネコ様”から僕に近づいてくれるのを待つっていう撮影方法を基本にしています。
吉岡：岩合さんは、人が一対一で話すようにネコと向き合っていらっしゃいますよね。さらに、ネコが動くまでは40分くらい動かないってお聞きしたんですけど…
岩合：じっとしている間にネコが寝てたりすると、僕も寝ちゃいますね。ネコは気持ちの良い場所にいるから、陽だまりの中だったりしてこちらまでウトウトしてくるんです。それが、その後のネコとの距離をぐっと縮めるんです。最初にこちらから迫っていくと、ネコは引いちゃいます。

と、撮影の裏話を語りました。劇中にも登場しますが、岩合さんは青森・津軽半島のりんご農家で暮らす、ネコのコトラの家族の写真を撮影しています。冬は雪に覆われ、春にはりんごの綺麗な花が咲くことから四季折々の風景が撮影できることもあって、青森のりんご農家で暮らすネコを選んだそうです。コトラは出会った時は生後8ヶ月でしたが、次に会った時は母になる直前だったとか。

岩合：ある日、ご主人が小屋に入っていって、赤ちゃんの泣き声が聞こえたような気がするっておっしゃられて、みんなで入っていって、コトラがいると思われるダンボールの箱を覗き込んでしまったんです。そしたら赤ちゃんを産んだばかりのメスだから気が立っていて、コトラに（威嚇されて）怒られてしまったんです。ネコに怒られることほど辛いことはないので、みんなに外に出てもらいました。僕が1人だけ残って、コトラにカメラを向けずに「いい子だね」「何匹生まれたの？」と話しかけました。それから30分ほど経ってコトラが緊張していた様子を少し和らげて、赤ちゃんを見せてくれたんです。僕は我慢ができなくなって「コトラ、そろそろ撮らせて」ってお願いしたら「ミャー」って鳴いてくれたんです。
吉岡：うわー！
岩合：“撮影許可”を得たということで、撮りました。

このように岩合さんは、子ネコを撮る時は母ネコの許可をとってから撮影するそうです。番組ではそのほか、岩合さんが仕事で行ったブラジル・パンタナール湿原の話や、最近撮影したお気に入りの動物の写真の話など、素敵な動物の話が満載でした。

さて、次回22日（日）の放送は、シンガーソングライターのmiwaさんをお迎えして、吉岡と“理想の女性像”を語ります。さらに、吉岡セレクトによるプレゼントもあります。どうぞ、お聴き逃しなく！

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【番組情報】
番組名：「UR LIFESTYLE COLLEGE」
放送日時：毎週日曜 18時－18時54分
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/