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アメリカの入国審査の厳格化はどこまで進む?

アメリカの入国審査の厳格化はどこまで進む?

タイムフリー

J-WAVEの新番組「STEP ONE」(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。4月12日(水)のオンエアは、より厳しくなるアメリカの入国審査について、これまで訪れた国は80ヶ国にも上るというトラベルジャーナリストの寺田直子さんにお話を伺いました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは4月4日、トランプ政権がアメリカへの渡航希望者に対し、「携帯電話に登録された連絡先や、SNSのパスワードの提出を義務付けることを検討している」と報じました。日本やヨーロッパ諸国なども対象となる可能性があるそうです。

トランプ政権の入国審査厳格化はどこまで進むのでしょう? そして、一般の旅行者にはどんな影響が起こりうるのでしょうか?

寺田さんによると、これだけテロが世界規模で起きている現状を考えると、自分の国に入国する人間を全方位でチェックすることは、国家の安全を守ることに繋がるため、可能性としては十分あり得るとのこと。「個人情報を開示することは人権にも関わってきますが、テロ行為を抑制する効果はあるのでは」と寺田さん。

アメリカに入国する時に日本のパスポートを持っている場合は、観光で入る時はビザ免除プログラムがあるためビザを取得する必要がありませんが、ESTAというオンラインシステムに自分のパスポート番号や生年月日などを登録することが必要でした。ただし、この申請フォームも少し変わり、登録する項目が増えているそうです。

「以前は登録する必要がなかった両親の名前、勤務先や、任意でSNSの利用状況も書くようになっています。今後は他の国が追随する可能性も、ないとは言えないと思います。さらに、ビザ免除プログラムはなくなり、大使館に足を運んで面接をしてビザを取らばければならないことも出てくるかもしれません」(寺田さん、以下同)

本当にそうなると、物理的な手間のせいで旅行者が減っていく、また、旅の楽しみや感動が減るなど、多くのものを失ってしまうことが懸念されると寺田さんは語ります。その他の国の入国審査について寺田さんにお聞きしたところ、世界的に見ると入国審査は自動化が進んでいるとのこと。サッシャは年末にシンガポールに行ったそうですが、入国審査の時にスキャンをした時点で自分と似た人の顔写真が表示されて、危険人物がいた場合は通知されるシステムになっていたそうです。ちなみにサッシャに似た人は5、6人出てきたそうですが、みんな本当に似ていてびっくりしたそうです(笑)。

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【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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