J-WAVEで放送中の番組「THE KINGS PLACE」(木曜ナビゲーター:Suchmos)。3月9日(木)のオンエアは、ベースのHSUとDJのKCEEの二人が登場しました。
サチモスのルーツをたどる名盤紹介コーナー「Suchmos The Essence」。今回、ご紹介したのは、ジャコ・パストリアスの「Word of Mouth」。多くのミュージシャンから絶大な支持を受ける天才ベーシストで、HSUも「死ぬほど影響を受けまして」と語るほどです。
フュージョンバンドのウェザー・リポートに在籍していたというジャコ。HSUによれば、バンドに入ったきっかけは、キーボードのジョー・ザヴィヌルに「俺が世界一のベーシストだから、俺をベーシストにしろ!」とデモ音源を送ったことなのだとか。デモを聴いたジョーは、「アコースティックベースを弾く人なのかな?」と思ったそうですが、いざジャコに会って「君はエレキベースも弾けるの?」と聞いてジャコのベースを見てみると、ジャコはフレットを抜いたフレットレスのエレキベースを自在に操り、ウッドベースのようなアコースティックなサウンドを生み出していたようです。
そんなジャコのソロ作品の中でも、ファーストアルバム「Jaco Pastorius」は、「エレキベースという楽器を進化させた一枚だったわけ、ジャコ・パストリアスにとって」と語るHSU。それに対し、セカンドアルバムの「Word of Mouth」は、ジャコの“音楽性”について掘り下げたアルバムなのだそうです。
HSU:俺の予想なんだけど…。この人は若くして死んじゃったんだけど最終的には、多分ベースじゃなくてペンを持ってピアノに向かって、譜面を書いている人になっていたんじゃないかって話があって。それが垣間見えた、決定付けたアルバムだと思うんだよね。
KCEE:うん、そう思う。
HSU:この人の作った音楽をこの人自身は「パンクジャズ」って言ってんだけど。ジャズだけど、「俺がやってんのは、パンクなマインドでジャズをやってるからパンクジャズ」って言ってて。で、なんだろうね? とりあえず破壊的だよね。
KCEE:破壊的だね~。なんかちょっとね、死の匂いがするんだよね。
HSU:天国の匂いがするね。
KCEE:天国の匂いがね。
HSU:激しい! と思う曲があったら、めっちゃ静かな曲もあったり…正直、一枚目聴いてから二枚目聴いた方がいいかもしれないな! “1”を見てから“2”を見てください、って感じはある。そんな感じかなあ…とりあえず、俺がジャコめっちゃ好きってことは分かったと思う(笑)。
KCEE:えっとね、そうなんだよ(笑)。俺の二十歳の誕生日に、ジャコ・パストリアスの自伝をハヤタ君(HUS)がくれたんです!
HSU:そうだった(笑)。だってカイキ(KCEE)もベースを弾いてたから、最初は。
KCEE:そうそう。だからジャコのことはめっちゃリスペクトしてて、こう、音楽好きな人だったら…音楽家としての、なんて言うだろうな、リアルな儚い生き方って言うか、「音楽あればいいんです」っていう…
HSU:そう。なーんでかお迎えが来ちゃうんだよね、こういう天才の人は早めに。でもね、ジャコは27で死ななくて、自分が「あージミヘンと違ったー」って言って、悔しかったらしいよ。
言葉で表現しきれず、ジャコ愛を語り尽くせない様子のHSUとKCEE。二人のオススメ、ジャコの「Word of Mouth」。気になった方は、ぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか?
サチモスの日常をゆる~く紹介する「週刊ヤングサチモ」のコーナーでは、HUSがあの超有名ベーシストと、あることをきかっけに交流を深めた…という話も披露されました!
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「THE KINGS PLACE」
放送日時:月・火・水・木曜 26時-27時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/
サチモスのルーツをたどる名盤紹介コーナー「Suchmos The Essence」。今回、ご紹介したのは、ジャコ・パストリアスの「Word of Mouth」。多くのミュージシャンから絶大な支持を受ける天才ベーシストで、HSUも「死ぬほど影響を受けまして」と語るほどです。
フュージョンバンドのウェザー・リポートに在籍していたというジャコ。HSUによれば、バンドに入ったきっかけは、キーボードのジョー・ザヴィヌルに「俺が世界一のベーシストだから、俺をベーシストにしろ!」とデモ音源を送ったことなのだとか。デモを聴いたジョーは、「アコースティックベースを弾く人なのかな?」と思ったそうですが、いざジャコに会って「君はエレキベースも弾けるの?」と聞いてジャコのベースを見てみると、ジャコはフレットを抜いたフレットレスのエレキベースを自在に操り、ウッドベースのようなアコースティックなサウンドを生み出していたようです。
そんなジャコのソロ作品の中でも、ファーストアルバム「Jaco Pastorius」は、「エレキベースという楽器を進化させた一枚だったわけ、ジャコ・パストリアスにとって」と語るHSU。それに対し、セカンドアルバムの「Word of Mouth」は、ジャコの“音楽性”について掘り下げたアルバムなのだそうです。
HSU:俺の予想なんだけど…。この人は若くして死んじゃったんだけど最終的には、多分ベースじゃなくてペンを持ってピアノに向かって、譜面を書いている人になっていたんじゃないかって話があって。それが垣間見えた、決定付けたアルバムだと思うんだよね。
KCEE:うん、そう思う。
HSU:この人の作った音楽をこの人自身は「パンクジャズ」って言ってんだけど。ジャズだけど、「俺がやってんのは、パンクなマインドでジャズをやってるからパンクジャズ」って言ってて。で、なんだろうね? とりあえず破壊的だよね。
KCEE:破壊的だね~。なんかちょっとね、死の匂いがするんだよね。
HSU:天国の匂いがするね。
KCEE:天国の匂いがね。
HSU:激しい! と思う曲があったら、めっちゃ静かな曲もあったり…正直、一枚目聴いてから二枚目聴いた方がいいかもしれないな! “1”を見てから“2”を見てください、って感じはある。そんな感じかなあ…とりあえず、俺がジャコめっちゃ好きってことは分かったと思う(笑)。
KCEE:えっとね、そうなんだよ(笑)。俺の二十歳の誕生日に、ジャコ・パストリアスの自伝をハヤタ君(HUS)がくれたんです!
HSU:そうだった(笑)。だってカイキ(KCEE)もベースを弾いてたから、最初は。
KCEE:そうそう。だからジャコのことはめっちゃリスペクトしてて、こう、音楽好きな人だったら…音楽家としての、なんて言うだろうな、リアルな儚い生き方って言うか、「音楽あればいいんです」っていう…
HSU:そう。なーんでかお迎えが来ちゃうんだよね、こういう天才の人は早めに。でもね、ジャコは27で死ななくて、自分が「あージミヘンと違ったー」って言って、悔しかったらしいよ。
言葉で表現しきれず、ジャコ愛を語り尽くせない様子のHSUとKCEE。二人のオススメ、ジャコの「Word of Mouth」。気になった方は、ぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか?
サチモスの日常をゆる~く紹介する「週刊ヤングサチモ」のコーナーでは、HUSがあの超有名ベーシストと、あることをきかっけに交流を深めた…という話も披露されました!
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番組名:「THE KINGS PLACE」
放送日時:月・火・水・木曜 26時-27時
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