HIPHOPクルー・KANDYTOWNの中心メンバーでソロとしても活動しているRyohuが、新曲『One Way feat. YONCE』を発表した。
Ryohuが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。4月27日（水）、28日（木）のオンエア。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
冨田ラボとは『The Moment』も一緒に制作している。果たしてRyohuは『One Way feat. YONCE』に、どんな“自分らしさ”を詰め込んだのか？
Ryohu：新曲『One Way feat. YONCE』は冨田ラボさんにプロデュースしてもらった曲で、もともとYONCE（Suchmos）と一緒にやる予定ではなかったんです。だけど、なんとなくYONCEの歌声が僕の中で聴こえてきたので、冨田さんに電話をいただいたときに「YONCEにフィーチャーリングして欲しい」と言って、実現した曲です。
冨田さんはプロデューサーとしても人間としても、実のお父さんくらい頼りがいのある人で、僕にない音楽の表現の幅もある。そういったアイデアはいつも僕の刺激になっています。今でこそ、何曲もご一緒させてもらってますけど、今回の『One Way feat. YONCE』は“アース・ウインド & ファイアーみたいな楽曲”という僕の中でざっくりとしたイメージがあって、冨田さんにはそれをアレンジで表現してもらいました。100点を超える良さが出たなと思っています。
リリックに関しては“前向きな曲を”というテーマの中で書きました。僕とYONCEがSuchmosの『GIRL feat. Ryohu』で共演したのはおよそ5年前。それ以来のコラボで、2人が5年も経って大人になっているので、変わったことや変わらなかったことをリリックに落とし込みました。
リリックを作る上では、ラッパーだから当たり前といえば当たり前なんですけど、常に自分の人生に寄り添った内容を書くようしています。今回の『One Way feat. YONCE』も『GIRL feat. Ryohu』から続いている今に至るまで、自分自身が実際に思ったことをリリックにしました。
Ryohu：ルーツとなる楽曲は50 Centの『21 Questions』です。この曲は僕がHIPHOPを聴き始めた中学〜高校生の頃……それこそKANDYTOWNのメンバーと遊んでいる中で、出会いました。思い出も込みですけど、今の自分たちのスタイルにすごく繋がっている1曲だと思っています。当時は少し背伸びをしたい時期でもあったので、この大人っぽい雰囲気だったり、メロウな楽曲だったりを好んで聴いていた記憶があります。
それこそ50 Centは最近NFL（ナショナル・フットボール・リーグ）のショーにも出ていて、当時のアルバムに入っていた曲をパフォーマンスしていましたけど、あの頃リアルタイムで追っていたアーティストが、今でもやっているのを見ると、改めて記憶がフラッシュバックします。自分の青春じゃないですけど、フレッシュな気持ちにもなれますね。50 Centだけじゃなくほかにもいますけど、50 Centを聴くと若かった頃の感情が蘇ってきて、“やっぱり好きだな”って思います。
誰にでもある「少し背伸びがしたい」という時期。Ryohuはそんなタイミングで50 Cent『21 Questions』に出会ったからこそ、今でも当時の新鮮な気持ちを忘れずに、「自分の人生に寄り添ったリリック」を生み出し続けているのかもしれない。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜～木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
（構成＝中山洋平）
Ryohuが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。4月27日（水）、28日（木）のオンエア。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
YONCEの歌声が僕の中で聴こえてきた
2020年にリリースした1stソロアルバム『DEBUT』収録曲の『The Moment』がJ-WAVE「SONAR TRAX」にも選ばれていたRyohu。そんなRyohuはSuchmosのYONCE（Vo）をゲストボーカルに、そして“冨田ラボ”こと冨田恵一をプロデューサーに迎え、新曲『One Way feat. YONCE』を発表した。冨田ラボとは『The Moment』も一緒に制作している。果たしてRyohuは『One Way feat. YONCE』に、どんな“自分らしさ”を詰め込んだのか？
Ryohu：新曲『One Way feat. YONCE』は冨田ラボさんにプロデュースしてもらった曲で、もともとYONCE（Suchmos）と一緒にやる予定ではなかったんです。だけど、なんとなくYONCEの歌声が僕の中で聴こえてきたので、冨田さんに電話をいただいたときに「YONCEにフィーチャーリングして欲しい」と言って、実現した曲です。
冨田さんはプロデューサーとしても人間としても、実のお父さんくらい頼りがいのある人で、僕にない音楽の表現の幅もある。そういったアイデアはいつも僕の刺激になっています。今でこそ、何曲もご一緒させてもらってますけど、今回の『One Way feat. YONCE』は“アース・ウインド & ファイアーみたいな楽曲”という僕の中でざっくりとしたイメージがあって、冨田さんにはそれをアレンジで表現してもらいました。100点を超える良さが出たなと思っています。
リリックに関しては“前向きな曲を”というテーマの中で書きました。僕とYONCEがSuchmosの『GIRL feat. Ryohu』で共演したのはおよそ5年前。それ以来のコラボで、2人が5年も経って大人になっているので、変わったことや変わらなかったことをリリックに落とし込みました。
リリックを作る上では、ラッパーだから当たり前といえば当たり前なんですけど、常に自分の人生に寄り添った内容を書くようしています。今回の『One Way feat. YONCE』も『GIRL feat. Ryohu』から続いている今に至るまで、自分自身が実際に思ったことをリリックにしました。
Ryohuが影響を受けた楽曲との出会いは？
ラッパーとして常に自分の人生に寄り添ったものをリリックにしているというRyohu。音楽のルーツについて聞くと、HIPHOPを聴き始めた頃に影響を受けたという1曲との出会いをあげた。Ryohu：ルーツとなる楽曲は50 Centの『21 Questions』です。この曲は僕がHIPHOPを聴き始めた中学〜高校生の頃……それこそKANDYTOWNのメンバーと遊んでいる中で、出会いました。思い出も込みですけど、今の自分たちのスタイルにすごく繋がっている1曲だと思っています。当時は少し背伸びをしたい時期でもあったので、この大人っぽい雰囲気だったり、メロウな楽曲だったりを好んで聴いていた記憶があります。
それこそ50 Centは最近NFL（ナショナル・フットボール・リーグ）のショーにも出ていて、当時のアルバムに入っていた曲をパフォーマンスしていましたけど、あの頃リアルタイムで追っていたアーティストが、今でもやっているのを見ると、改めて記憶がフラッシュバックします。自分の青春じゃないですけど、フレッシュな気持ちにもなれますね。50 Centだけじゃなくほかにもいますけど、50 Centを聴くと若かった頃の感情が蘇ってきて、“やっぱり好きだな”って思います。
誰にでもある「少し背伸びがしたい」という時期。Ryohuはそんなタイミングで50 Cent『21 Questions』に出会ったからこそ、今でも当時の新鮮な気持ちを忘れずに、「自分の人生に寄り添ったリリック」を生み出し続けているのかもしれない。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜～木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
（構成＝中山洋平）
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