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「グラミー賞」は“苦労人”のこの人に注目!

「グラミー賞」は“苦労人”のこの人に注目!

J-WAVEで放送中の番組「ACOUSTIC COUNTY」(ナビゲーター:坂倉アコ)のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU KEY TO LIFE」。1月26日(木)のオンエアは、ラジオDJとして活躍中の落合隼亮さんをお迎えして、2月12日(日本時間:13日)に発表される「第59回グラミー賞」にノミネートされている注目のアーティストを紹介しました。

落合さんのおすすめは、最優秀アルバム賞にノミネートされたスタージル・シンプソン。

ビヨンセ、ジャスティン・ビーバー、ドレイクと並ぶと知名度は高くありませんが、アメリカの今後の音楽史にとって最重要人物であるとも評価されているそうです。しかも実は、スタージルの奥様は、落合さんの高校時代の同級生! スタージルが日本でミュージックビデオを撮影したときには、落合さんもお手伝いをしたんだとか。

スタージルは、ノミネートされた4人の中では年齢は最も上ですが、音楽歴は一番浅いそうです。落合さんによると、スタージルは苦労人だそうで…。

「彼は高校を卒業して、海軍に入って日本で過ごしていたことがあるんです。その後、地元に帰って音楽活動をしていたけど、上手くいかず、悩みながらもユタ州の大きな鉄道会社に就職して、僕の友達と結婚しました。順調に出世はしたけど、彼は音楽をやりたいと思っていたから、ハッピーではなかったんです。そんな姿を見た奥様のサラさんが『あなたは音楽をやりなさい』と言い、マルチ・トラック・レコーダーという録音機材をプレゼントしたんです。彼は仕事を辞めて、借金をしてアルバムを作り始めました」

と、解説してくれました。その話を聞いた坂倉は「奥様がいなかったら、今の彼はいなかったんですね」としみじみ。しかしその後、自腹で作った1枚目のアルバムは売れず…。奥様に子どもができたことにより、2枚目を最後にしようと作ったところ、なんと売れ始めたそうです。

「彼がアメリカの大きな番組に出るようになって『売れてる!』と思いました」と落合さん。その後、今回ノミネートされたアルバム「A Sailor's Guide To Earth」でメジャデビュー。このアルバムは、全ての曲を2歳の息子さんに向けて書いたそうです。

改めて落合さんにスタージルの声の魅力を聞いたところ「苦労している人の声というのが滲み出ていて、深いんです」とのこと。

スタージル自身は「全ての音楽はソウルか、ソウルじゃないか」と考えているそうで、落合さんは「カントリーミュージックのイメージを変えている」と賞賛していました。発表が近づいてきた「グラミー賞」の行方がますます気になってきましたね!

【番組情報】
番組名:「ACOUSTIC COUNTY」
放送日時:月・火・水・木曜 14時ー16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/acoustic/

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