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坂本龍一、次回作の構想をさらっと発表!?

坂本龍一、次回作の構想をさらっと発表!?

タイムフリー

J-WAVEで2ヵ月に1度お送りしている「RADIO SAKAMOTO」(ナビゲーター:坂本龍一)。今年最後の放送となる11月6日(日)のオンエアでは、現在制作中の8年ぶりのソロアルバムについて語りました。

今年の3月末くらいまで、映画「怒り」のサウンドトラックを制作し、そこからソロアルバムの制作に入った坂本。方向性を決めるのにかなり長い時間がかかったそうです。

「だいぶ長いこと、『何やろうかなぁ』『こういうのやろうかなぁ』『あれをやろうかなぁ』といろいろ試したり、音を作ったり、音を外に録りに行ったり…試行錯誤していたんですが、なかなか“アルバム全体をこういう方向で進めよう”というのが決まらなくて」(坂本、以下同)

しかし、前回の放送があった2ヶ月くらい前にようやく方向性が決まり、「方向性が見えたら、あとは割と早かったですね」と言うように、現在の時点では、やらなければいけないことがいくつか残っているものの、9割近く出来上がっているそうです。

「でもね、心境としてはまだ出来たてのホヤホヤで、自分としてはこれでいいと思ってるし、かなり自分が好きな、今聴きたいと思っているものが出来たと思うんですけど、まだ人様にお聴かせしたくないような…(笑)」

普通だったらすぐにでもみんなに聴いてもらいたいと思うはずのような気もしますが(笑)、しかし、「そんなことも言っていられませんので、春にはみなさんには聴いてもらわないといけないんですけど」とのことなので、期待して待ちましょう!

「8年ぶりだし、病気もしたし、人生観も変わってきたし、本当に今、自分が聴きたいと思える音をなるべく忠実に作ろうというのが今のテーマです」(坂本)

前回のアルバム「out of noise」では、制作中に行った北極圏で録音した音も取り入れられたのですが、今回のアルバムでは、ニューヨークや、朝のラッシュ時の新宿で録り溜めた音を使っているそうです。さらに…

「そういうフィールド・レコーディングというか、そういうもののアルバムを、今作っているアルバムのすぐ後に作っちゃおうかなと。たくさん素材があるんでね」と、なんと次の作品の構想が飛び出しました! 今回のアルバムは、前作から実に8年もの期間が空きましたが、次のアルバムは意外に早く聞けるかもしれませんね。

この他、オンエアでは、タブラ奏者のU-zhaanさん、グラフィックデザイナーの長嶋りかこさんと坂本のスカイプトークや、U-zhaanさんの師匠でもあり、坂本とも縁の深いザキール・フセインさんが番組のためだけに即興演奏した模様などをお送りしました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「RADIO SAKAMOTO」
放送日時:隔月第1日曜 24時-26時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiosakamoto/

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