【連載】やきそばかおるのEar!Ear!Ear!(vol.9)
私だけかもしれませんが、私はパソコンのキーボードをとてつもない速さで叩きながらブログやインスタグラムを更新している人を見ると、恐怖を感じます。そういう時、人間はたいてい無表情なので余計に怖いのかもしれませんが、そうかといってニヤニヤしていたりすると、それはそれで怖いものがあります。逆に、自分の情報をあまり発信しない人は、ミステリアスに思えてきます。
J-WAVE朝5時からの番組「ZAPPA」水曜&木曜ナビゲーターのnicoさんもミステリアスです。ブログはあるものの更新は不定期で、2014年からいきなり2016年に飛んでいたりします。ツイッターも、個人的な内容は少なめで、「明日はひじきの日です」とだけ書いてある日もありました。なんとも気になるじゃないですか。先日も「ZAPPA」を聴いていると、気になる一言が飛び出しました。
「サンディエゴは、僕が3年間サーフィン留学をした街です。学校に行く前と授業が終わってから、ひたすらサーフィンをしていました」
nicoさんはサラリと言って次の話に移りましたが、頭の中はすっかり「サーフィン留学って何!?」という疑問で埋め尽くされてしまいました。普通の人なら詳しく話してくれそうなものですが、そこを説明しないのでさらにミステリアスです。
nicoさんが博多大吉さんをTBSまで乗せたこともありました。昨年のある日のこと、大吉さんがタクシーを拾おうとすると、いつまでたっても空車がきません。そこを偶然車で通りかかり、「放っておけない!」と大吉さんを赤坂まで送ったのがnicoさんでした。
大吉さんはてっきりnicoさんはTBSの社員だと思ったそうです。nicoさんが大吉さんに自己紹介をして、J-WAVEのナビゲーターとわかってビックリ。その時のことを大吉さんは「大吉、ヒッチハイク事件」としてお昼のラジオ番組で報告。nicoさんは後日、ゲストとしてお呼ばれされる展開に。ちなみに、大吉さんが車に乗った時、nicoさんの車にはサーフボードが積んであったそうです。大吉さんにとっても、nicoさんはミステリアスに見えたのではないでしょうか。
こうなったら、nicoさんのことを知りたい欲求が止まりません。nicoさんについて調べたところ…
●nicoという名前はニコラス・ケイジが好きだから。
●羊の鳴きまねが、ミョーにうまい。(以前、J-WAVEの番組「HELLO WORLD」で披露したことがある)
●ロケーションコーディネーターやカメラマンアシスタント等を経た。
●MCの仕事も多く、映画「ジャングルブック」歌舞伎座ジャパンプレミアの司会や、国内最大級のサーフフェスティバル「MURASAKI SHONAN OPEN 2016」のメインMCなど多数担当。
といったことが判明しました。
そんなnicoさんは、先日放送された「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL AUTUMN AGENDA」のナビゲーターも務めていました。ゲストに合わせたとっておきのデートをnicoさんがプレゼンするという企画で、そのお相手は、プロサーファーの水野亜彩子さん、J-WAVE夜22時からの番組「AVALON」火曜ナビゲーターとしてもおなじみ、日本舞踊家の花柳凜さん、お笑い芸人「相席スタート」の山崎ケイさん。
プロサーファーの水野亜彩子さんはnicoさんと趣味が同じということもあり、デートをしても盛り上がりそうです。では、他の2人とデートをしたらどうなるでしょう。
花柳さんはうってかわって着物姿。初対面ということもあり、nicoさんがドキドキしている様子はラジオからも伝わってくるほどで、本題に入る前に「花柳凜さんのことを、花柳さんとお呼びしてもいいんでしょうか?」と聞いていました。気持ちは分かります。
花柳さんのような方とデートする時の接し方のヒントを探るべく、『なぜかハンサムな人の所作とマナー』『正しいブスのほめ方』(共に宝島社)など、数々のヒット本の著者で、ご自身もJ-WAVEをよく聴いているという、放送作家の溝端隆三さんに話を伺いました。
「あくまでイメージですけど、花柳さんはふとしたギャップに弱そうですよね。デートでは花柳さんが普段は行きそうにない、きったない定食屋に入って、サンマを綺麗に食べてみるとか。あと、会話でしょーもない話ばっかりしてる時に、仕事の電話が入ってバリバリ指示すると、カッコよく見えて良いと思います」(溝端さん、以下同)
なるほど。確かに花柳さんはギャップに弱そうですし、放送でも「食べ物にはこだわらない」とおっしゃっていたので、ギャップを出すのは得策かもしれません。
もう1人、山崎ケイさんはお笑いファンの中では「いい女風の雰囲気を出している芸人」「ちょうどいいブス」として有名です。最近ハマっていることは「いろんな大きさの巾着袋を作ること」だそうで、山崎さんもミステリアス!
そんな山崎さんとの接し方も溝端さんに聞いてみました。
「敢えて子どもっぽさを見せると良いかも。オムライスとか子どもが好きそうな食べ物が大好物と言ってみたり…。もしくは、もっとミステリアスな部分を出しても良いかもしません。すごくフランクで、仲良くしてくれるけど、プライベートは謎…みたいな」
そういった意味では、まさに「サーフィン留学」は謎です。自己紹介で「サーフィン留学してました」と言った瞬間、相手の記憶の中にベッタリくっついて離れなくなるでしょう。進路に迷っている学生の皆さん、自分に特徴がないとお嘆きのアナタ、nicoさんのように思い切って、「サーフィン留学」はいかがですか!?
ZAPPA https://www.j-wave.co.jp/original/zappa/
私だけかもしれませんが、私はパソコンのキーボードをとてつもない速さで叩きながらブログやインスタグラムを更新している人を見ると、恐怖を感じます。そういう時、人間はたいてい無表情なので余計に怖いのかもしれませんが、そうかといってニヤニヤしていたりすると、それはそれで怖いものがあります。逆に、自分の情報をあまり発信しない人は、ミステリアスに思えてきます。
J-WAVE朝5時からの番組「ZAPPA」水曜&木曜ナビゲーターのnicoさんもミステリアスです。ブログはあるものの更新は不定期で、2014年からいきなり2016年に飛んでいたりします。ツイッターも、個人的な内容は少なめで、「明日はひじきの日です」とだけ書いてある日もありました。なんとも気になるじゃないですか。先日も「ZAPPA」を聴いていると、気になる一言が飛び出しました。
「サンディエゴは、僕が3年間サーフィン留学をした街です。学校に行く前と授業が終わってから、ひたすらサーフィンをしていました」
nicoさんはサラリと言って次の話に移りましたが、頭の中はすっかり「サーフィン留学って何!?」という疑問で埋め尽くされてしまいました。普通の人なら詳しく話してくれそうなものですが、そこを説明しないのでさらにミステリアスです。
nicoさんが博多大吉さんをTBSまで乗せたこともありました。昨年のある日のこと、大吉さんがタクシーを拾おうとすると、いつまでたっても空車がきません。そこを偶然車で通りかかり、「放っておけない!」と大吉さんを赤坂まで送ったのがnicoさんでした。
大吉さんはてっきりnicoさんはTBSの社員だと思ったそうです。nicoさんが大吉さんに自己紹介をして、J-WAVEのナビゲーターとわかってビックリ。その時のことを大吉さんは「大吉、ヒッチハイク事件」としてお昼のラジオ番組で報告。nicoさんは後日、ゲストとしてお呼ばれされる展開に。ちなみに、大吉さんが車に乗った時、nicoさんの車にはサーフボードが積んであったそうです。大吉さんにとっても、nicoさんはミステリアスに見えたのではないでしょうか。
こうなったら、nicoさんのことを知りたい欲求が止まりません。nicoさんについて調べたところ…
●nicoという名前はニコラス・ケイジが好きだから。
●羊の鳴きまねが、ミョーにうまい。(以前、J-WAVEの番組「HELLO WORLD」で披露したことがある)
●ロケーションコーディネーターやカメラマンアシスタント等を経た。
●MCの仕事も多く、映画「ジャングルブック」歌舞伎座ジャパンプレミアの司会や、国内最大級のサーフフェスティバル「MURASAKI SHONAN OPEN 2016」のメインMCなど多数担当。
といったことが判明しました。
そんなnicoさんは、先日放送された「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL AUTUMN AGENDA」のナビゲーターも務めていました。ゲストに合わせたとっておきのデートをnicoさんがプレゼンするという企画で、そのお相手は、プロサーファーの水野亜彩子さん、J-WAVE夜22時からの番組「AVALON」火曜ナビゲーターとしてもおなじみ、日本舞踊家の花柳凜さん、お笑い芸人「相席スタート」の山崎ケイさん。
プロサーファーの水野亜彩子さんはnicoさんと趣味が同じということもあり、デートをしても盛り上がりそうです。では、他の2人とデートをしたらどうなるでしょう。
花柳さんはうってかわって着物姿。初対面ということもあり、nicoさんがドキドキしている様子はラジオからも伝わってくるほどで、本題に入る前に「花柳凜さんのことを、花柳さんとお呼びしてもいいんでしょうか?」と聞いていました。気持ちは分かります。
花柳さんのような方とデートする時の接し方のヒントを探るべく、『なぜかハンサムな人の所作とマナー』『正しいブスのほめ方』(共に宝島社)など、数々のヒット本の著者で、ご自身もJ-WAVEをよく聴いているという、放送作家の溝端隆三さんに話を伺いました。
「あくまでイメージですけど、花柳さんはふとしたギャップに弱そうですよね。デートでは花柳さんが普段は行きそうにない、きったない定食屋に入って、サンマを綺麗に食べてみるとか。あと、会話でしょーもない話ばっかりしてる時に、仕事の電話が入ってバリバリ指示すると、カッコよく見えて良いと思います」(溝端さん、以下同)
なるほど。確かに花柳さんはギャップに弱そうですし、放送でも「食べ物にはこだわらない」とおっしゃっていたので、ギャップを出すのは得策かもしれません。
もう1人、山崎ケイさんはお笑いファンの中では「いい女風の雰囲気を出している芸人」「ちょうどいいブス」として有名です。最近ハマっていることは「いろんな大きさの巾着袋を作ること」だそうで、山崎さんもミステリアス!
そんな山崎さんとの接し方も溝端さんに聞いてみました。
「敢えて子どもっぽさを見せると良いかも。オムライスとか子どもが好きそうな食べ物が大好物と言ってみたり…。もしくは、もっとミステリアスな部分を出しても良いかもしません。すごくフランクで、仲良くしてくれるけど、プライベートは謎…みたいな」
そういった意味では、まさに「サーフィン留学」は謎です。自己紹介で「サーフィン留学してました」と言った瞬間、相手の記憶の中にベッタリくっついて離れなくなるでしょう。進路に迷っている学生の皆さん、自分に特徴がないとお嘆きのアナタ、nicoさんのように思い切って、「サーフィン留学」はいかがですか!?
ZAPPA https://www.j-wave.co.jp/original/zappa/
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