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「男子力」「女子力」がアップする!? 斬新な化学の本

「男子力」「女子力」がアップする!? 斬新な化学の本

J-WAVE月曜-木曜の朝6時からの番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI THINKING THE NEW STANDARD」。8月15日(月)のオンエアでは、「学びのきっかけを提案する本」に注目! 「化学」を「恋愛」に見立てた新しいアプローチで、化学をより親しみやすく紹介した『理系じゃないばけがく』を紹介しました。

著者の長尾明美さんは「サレジオ高専」という学校で専任講師を勤めながら、化学を恋愛模様に見立てた60話ほどからなる本『理系じゃないばけがく』を執筆されました。「化学」というと“暗記が多い”“難しい”というイメージがあるかもしれませんが、長尾さんは学生たちに楽しく勉強してもらうため、恋愛に例えられるものは恋愛になぞらえて授業をされているそうです。

「化学変化を起こすためにはエネルギーが必要なんですね。だいたい皆、夏になると“恋愛の季節!”といって温かい熱を持ちますよね(笑)。そういうところから、物質と物質の出合い、男女間の出会い、それからエネルギーをもらって化学変化を起こす…そのような感じで“化学反応と恋愛”を捉えてみました」と長尾さん。実際、この手法を取り入れた授業は生徒さんに大好評なのだそうです。

化学に親しんでもらうために、恋愛を使った分かりやすいアプローチで化学を学んでもらう。お話の中には「熱心すぎる婚活女子、第一族アルカリ金属元素」なんていうタイトルも。何だか興味が湧いてきますよね!

最初は化学を恋愛に見立てることに、「保護者の方から不謹慎と思われるのでは?」という不安もあったそうです。しかし、実際に届いた意見には好意的なものが多いとのこと。中には「女性の視点が少し分かった気がする」という男性からの声も届いたのだとか。

最後に長尾さんから“化学を学ぶ大切さ”についてお聞きしました。

「化学は暗記科目で苦手と感じる学生さんは多いです。しかし、基本原理はとてもシンプルで、身の回りのものは全て化学物質です。恋愛だけでなく、ワインやバナナなどの食品やファッションなど身の回りのもの全てを化学の目で見て欲しいです」

化学に限らず、苦手な分野にどう対峙するか、『理系じゃないばけがく』のように、他の何かに置き換えて考えてみると「男子力」「女子力」だけでなく「応用力」も身につくかもしれませんね!

「ZOJIRUSHI THINKING THE NEW STANDARD」は「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」の中、8時25分頃のオンエアです。どうぞお聞き逃しなく♪

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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