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鴻上尚史 英語を勉強するのは“印税生活”のため!?

鴻上尚史 英語を勉強するのは“印税生活”のため!?

J-WAVE土曜朝8時からの番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」。7月23日のオンエアでは、劇作家・演出家の鴻上尚史さんをゲストにお迎えしました!

■小学2年生ながらに演劇の行く末を心配
鴻上さんが演劇に目覚め始めたのは、まだ小学2年生くらいの頃。2、3カ月に一度開かれていた演劇鑑賞会へお母さんによく連れて行ってもらっていたそう。幼い少年にまだ演劇はあまり理解できなかったのでは? と思いきや、とんでもないエピソードが…。

「『夕鶴』(鶴の恩返し)っていうのを見るっていうんで、その鶴が人間になる、そして最後飛んで行くっていうんでね、最後ドキドキしながら『どうするんだろう?』って観てた。最後、(与ひょうが部屋を)覗くわけですよね、そしたら鶴が『去らなければいけません』って言って、与ひょうさんが客席に『鶴ー!』って言って幕が下りたんです…。

こっちは飛んで行く鶴が見たくてしょうがないのに! 観客のイマジネーションに任せるなんて、小学2年生ながらに『ダメだ! 演劇はこんなことしてたら観客を失う!』と思って」と鴻上さん。一体どんな小学2年生だったのでしょうか…(笑)。

「でも、その頃から演劇はおもしろいなって思ってました」と鴻上さん。昔から作・演出もしたかったそうなのですが、実はかつては役者として出る側にも興味があったそう。しかし、「自分はどうやら『ブサイク村出身らしいぞ』というのがわかってきて(笑)」と、作・演出で演劇界の上を目指そうと決めたそうです(笑)。でも、役者として演技する鴻上さんの舞台も一度観てみたいですよね。

■理想は海外上演のロイヤリティで…
8月5日から14日まで、虚構の劇団 第12回公演「天使は瞳を閉じて」が、座・高円寺1で上演されます。「天使は瞳を閉じて」は、もともと1988年に鴻上さんが主宰されていた「第三舞台」のために書かれた作品。 「虚構の劇団」は、鴻上さんが若手の役者を育てるために8年前に旗揚げした劇団なのですが、鴻上さんの稽古場の雰囲気はどのような感じなのでしょう?

「第三舞台時代は、怒って罵って、女優たちに『嫁に行け! そんなもんで女優なんて目指すんじゃねぇ!』って言ってたんですけど(笑)、今はそんなこと言おうものなら、即、来なくなります(笑)」と鴻上さん。今は褒めて優しい稽古をされているそうです(笑)。

そんな鴻上さんですが、今後はどんなお仕事をされていきたいと思われているのしょうか?

「ブロードウェイとかウエスト・エンドでちゃんと上演され続けて、週銭が入ってくることが理想なわけです(笑)。日本で普通にのほほんとしているのに、週ごとにロイヤリティがチャリンチャリンと入ってくる!(笑)」

夢の印税生活というやつですね(笑)。そのためにも英語を頑張りながら次の海外での上演を目指しているとのこと。虚構の劇団 第12回公演は、8月5日から14日のあと、8月31日から再び東京での凱旋公演もあります。詳しくは劇団HPをチェックしてみてください♪

【関連サイト】
「RADIO DONUTS」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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